ブックマーク / kihiminhamame.hatenablog.com (127)

  • 鼻長僧侶のお話 その2 ~『宇治拾遺物語』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 かり、彫《ゑ》り通して、火の炎の、顔に、当たらぬ様《やう》にして、其の折敷の穴より、鼻を差し出でゝ、提の湯に、差し入れて、良く茹《ゆ》でゝ、引き上げたれば、色は、濃き紫のいろなり。 それを、側様《そばさま》に臥せて、下に物を当てゝ、人に踏ますれば、粒立ちたる穴ごとに、煙の様《やう》なる、物出《い》づ。 それを、甚《いた》く踏めば、白き蟲の、穴ごとに、差し出づるを、毛抜きにて抜けば、四分ばかりなる、白き蟲を、穴ごとに、取り出だす。 其の跡は、穴だに、明きて見ゆ。 それを、また、同じ湯に入れて、さらめかし沸《わ》かすに、茹づれば、鼻小さく、萎《しぼ》み上がりて、只人《たゞびと》の、鼻の様《やう》に成りぬ。 また、二三日

    鼻長僧侶のお話 その2 ~『宇治拾遺物語』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2020/02/27
    わたしも花粉症で鼻をかみすぎて腫れてます!笑
  • 『玉水物語』上巻まとめ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    近日中に『玉水物語』下巻の読解をスタートします♪ 間隔が空いてしまったので、上巻を読み直して内容を思い出していただければなと♪ kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hat

    『玉水物語』上巻まとめ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/05/02
    誕生日イブですね♪
  • 新元号「令和」の典拠『万葉集』巻五「梅花歌三十二首并序」を読んでみよう! おまけ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回、まじめに書いたので、ちょっと我慢できなくなりました! 【原文書き下し】 梅花の歌、三十二首、序を并(あわ)す 天平二年正月十三日、帥(そち[そつ])の老(おきな)の宅(いえ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(の)ぶ。 時に初春は令(よ)き月。 気は淑(よ)く風は和(のど[なごや])か。 梅は鏡の前の粉を披(ひら)き、蘭は珮(おびもの[はい])の後ろの香を薫る。 加以(しかのみならず)、曙の嶺は雲を移し、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きぬがさ)を傾く。 夕(ゆうべ)の岫(くき)に霧が結び、鳥は縠(こめ)に封(と)じられて林に迷う。 庭に新しき蝶が舞い、空に故(ふる)き雁(かり[がん])が帰る。 是(ここ)に、天を蓋(きぬがさ)にし、地を座(しきもの)にし、膝を促(ちかづ)けて、觴(さかずき)を飛ばす。 言(ことば)を一室の裏(うち)に忘れ、衿(えり)を煙霞(えんか)の外に開く。 淡然(たん

    新元号「令和」の典拠『万葉集』巻五「梅花歌三十二首并序」を読んでみよう! おまけ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/04/23
    なんだろ、このホッとする感。知らないうちに、ミョウ子先生と三つ目くんの毒にやられているんだわ。
  • 新元号「令和」の典拠『万葉集』巻五「梅花歌三十二首并序」を読んでみよう! その1 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    四月一日に新しい元号が「令和(れいわ)」と発表されました。 「令和」の典拠が『万葉集』巻五「梅花歌三十二首并序」の「初春令月 気淑風和」だということで、古典文学を扱うこのブログでスルーするわけにはいかないかなと。 『万葉集』の原はすでに存在せず、書き写された写で現在に伝わっています。 このブログらしく、室町時代末に書かれた写で該当箇所を見てみましょう♪ -------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------- 万葉集 20巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 「初春今月氣(キ)淑(ヨ)ク風和ナリ」 「今月」??? あれ、新

    新元号「令和」の典拠『万葉集』巻五「梅花歌三十二首并序」を読んでみよう! その1 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/04/08
    新元号発表の書体に注目なんて、さすがミョウ子先生✨
  • 紅葉合わせ大勝利! ~『玉水物語』その12~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【原文】 「幾入《いくしほ》に 染め返してか 紫の 四方《よも》の梢《こずゑ》を 染め渡すらん」となん書き付けられける。残りハ姫君書ゝせ給ふ。 扨《さて》、其《そ》の日に成りて合ハせ給へバ、色〻心を尽くして詠ミ出で、えならぬ枝色を整へ給へ共《ども》、姫君のに並ぶも無かりけり。 五度《ごたび》合はせ給へども、度毎《たびごと》に姫君ぞ勝たせ給ひける。此の事隠れなく、内にも聞こし召され、かの紅葉御召し有り。 「惜しミ給ふべきかハ」とてやがて参らせ給ひけれバ、帝《みかど》叡覧《ゑいらん》在《ましま》して、やがて其の姫君参らせ給ふべき由、時の関白に仰せ下されけれバ、 「定めて参らせ給ハんことハ悦び成るべけれど、宰相《さいしやう》微《かすか》か成る住居《すま

    紅葉合わせ大勝利! ~『玉水物語』その12~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/03/24
  • 紅葉の葉っぱは青・黄・赤・白・紫色 ~『玉水物語』その11~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    はい、またもや久しぶりの更新になってしまいました! いやあ、パソコンが不調で更新に支障が出ましてな。。。 要は成功したと思ったパソコンの改造が、地味に失敗してたのが原因なのですが(笑) 【改造した時の記事】 myougirl.hatenablog.commyougirl.hatenablog.com なんとか復調しましたが、さすがにそろそろ買い替えを検討しなければならないかもです。。。 玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【原文】 有りけるや、いまだ見ず」 とて愛《め》で悦《よころ》ぶ事限りなし。 「外《ほか》よりも数多《あまた》奉らせ給え共、是に並ぶや有るべき。扨《さて》、面/\に紅葉に哥を付けらるべしと有りしかバ、同じくハ哥を玉水讀みて付け給へ」 との給ふ[宣ふ]。 「たゞ遊ば

    紅葉の葉っぱは青・黄・赤・白・紫色 ~『玉水物語』その11~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/03/20
    まさか、三つ目くんのラインスタンプも発売する気じゃ。。。
  • 思わずマジレス玉水の巻 ~『玉水物語』その10~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    久々の更新になりました! また、とある原稿の締め切りに追われて、なかなかこちらに手を付けれていないだけです! ちょっと、亀更新になるかもしれませんが、私は元気ですので、ご安心くださいませ! 玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【予習の答え】 扨かの兄おとゝハ山へ入て 紅葉を尋けり 【原文】 からん。 移れバ変ハる習ひ成れば、必ず思ひ捨てられん」 と戯れ給へバ、忝《かたじけな》く、「嬉し、いミじ」と思いて、 「あな、傍《かたハ》ら痛や。 世に有るまじき人と言ふ共、御側を立ち離れて、異《こと》人に添ふべき心地はし侍らんものを」 と申せバ、 「知れ難き事」 と打ち笑ミ給へるを見奉れバ、身に染む心地して、いと味気《あじき》なし。 扨、かの兄弟《あにおとゝ》は山へ入りて、紅葉を尋ねけり。 中

    思わずマジレス玉水の巻 ~『玉水物語』その10~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/03/06
    原稿の締め切りに追われて……ミョウ子先生かっこいいっす!✨
  • 生きていた玉水 ~『玉水物語』その9~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【原文】 がら過ぐる朝の心にハ思ハざらなん。真《まこと》の親ならねバと受け給はる[承る]こそ侘しけれ」 など言ゝて、返事をしけれバ、是を見て、 「実《げ》に/\嘸《さぞ》あらん理《ことハり》ぞかし」 とて打ち泣きぬ。 去る程に、三年《みとせ》と申す神無月に、姫君の親しき人/\数多《あまた》寄り集まり給ひて、 「紅葉合ハせ有るべし」 と定めさせ給ふ。 明日にも成りぬれば、色美しく、葉《よう》数多《あまた》あらん紅葉を尋ね侍るに、此の玉水、夜更けて打ち紛れ出で、元の姿に成る。 鳥羽殿《とバどの》の南表の塚に、兄弟《あにおとゝ》など有る所へ行きたりけれバ、見つけて斜《なの》めならず悦《よろこ》び、 「如何《いか》にや、何処《いづく》より来たれるぞ。 失

    生きていた玉水 ~『玉水物語』その9~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/02/25
    確かに違う記事でアドセンス審査に出しましょう!笑
  • 姫君と一緒♪  ~『玉水物語』その6~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    随分、更新が滞りました! 私は元気です! ただ、コタツが私を拘束して放してくれなかっただけです!w 玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【原文】 斯《か》く語らふ所に彼《か》の者来たりけれバ、此《こ》の由《よし》と語れバ、「其《そ》の様《よふ》をこそ申さめ」とて立ち帰り、御乳母《おんめのと》に伺《うかゞえ》へバ、「然《さ》らバ、只《たゞ》軈《やが》て参らせよ」との給ふ[宣ふ]。 悦《よろこ》びて引き繕《つくろ》ひ参りぬ。見様《みざま》、容《かたち》、美しかりけれバ、姫君も喜バせ給ひて、名をバ玉水《たまみづ》の前《まへ》と付け給ふ。 何かに付けても優《ゆふ》に優しき風情《ふぜい》して、姫君の御遊び、御側に朝夕馴れ仕《つかふまつ》り、御手水《おてうづ》参らせ、供御《くご》参らせ、月冴《

    姫君と一緒♪  ~『玉水物語』その6~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/02/05
    週刊はてなブログ掲載おめでとうございます。
  • キツネの思い通りになりそうです ~『玉水物語』その5~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【予習の答え】 高柳殿の 姫きみこそゆふにやさしくおハしませハ 【現代語表記】 らバやとこそ常に申せども、さも覚しめさば、兎《と》も角《かく》も御心にハ違《たが》ゐ候ふまじ。 高柳殿の姫君こそ優《ゆふ》に優しく御座《おハ》しませバ、妾《わらハ》が妹、この御所に御非上《ごひでう》にて候《さふら》へバ、聞ゝてこそ申さめ。 何事も心安く、思《おぼ》されん事ハ語り給え。違《たが》え奉らじ」 と言へバ、「いと嬉し」と思ひたり。 【それなり現代語訳】 「良い方との縁組をしてさしあげたいと、いつも申し上げていましたが、そう なにはともあれ、あなた様のお気持ちにお従いするしかありません。 それならば、高柳様の姫君は、品がおありになって美しゅうございますので、あな

    キツネの思い通りになりそうです ~『玉水物語』その5~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/31
    三つ目どころか五つ目に見えます。
  • 生まれたのは美しい姫君 ~『玉水物語』その1~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    なんかセンター試験で出題された『玉水物語』が、百合系の話でちょっとした話題になっているようですね。 なので、便乗して、急遽予定を変更して、『玉水物語』を読んでみたいと思います。 この作品は読んだ事ないので、先入観無しに取り組めるので、楽しみでございます♪ ひょっとしたらスマニュー砲でもくらって、アクセス激増するかもしれないので、改めてこのブログの凡例を。 【原文】は、できるだけ漢字に直し、濁点、句読点や読み仮名などを補って読みやすくし、かつ、旧字体などオリジナルの表記の雰囲気は残しました。 【さっくり現代語訳】は直訳ではなく、古文に馴染みのない方でも読みやすいように、さっくりと現代語に訳したものです。 厳密には訳していないので、学生の方は試験勉強など参考にはなさらないでくださいね♪ 【原文】はすっとばして、【さっくり現代語訳】と【解説】だけを読んでいただいても全然構いません♪ このブログは

    生まれたのは美しい姫君 ~『玉水物語』その1~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/24
    スマニュー砲バージョンで、最後のツッコミ控えめですね。なんか物足りなーい。
  • 田舎の稚児、桜の散るを見て泣く事 ~『宇治拾遺物語』その2~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【現代語表記】 田舎の児《ちご》、櫻の散るを見て、泣く事、 これも、今は、昔、田舎の児《ちご》の、比叡の山へ、登りたりけるが、櫻の目出度《めでた》く咲きたりけるに、風の、烈しく、吹きけるを見て、この児《ちご》、さめ/゛\と泣きけるを見て、僧の、やはら寄りて、 「何《な》ど斯《か》うは、泣かせ給ふぞ、此《こ》の花の散るを、惜しう覚えさせ給ふか。 櫻は、儚《はかな》き物にて、斯《か》く程無く、移ろひ候ふなり。 然《さ》れども、然《さ》のみぞ候ふ」 と、慰めければ、 「桜の散らんは、強《あなが》ちに、如何《いかゞ》せん、苦しからず。 我が父《てゝ》の作りたる、麦の花、散りて、實の入らざらんを、思ふが、侘《わび》しき」 と、言ひて、

    田舎の稚児、桜の散るを見て泣く事 ~『宇治拾遺物語』その2~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/20
  • 相撲取組双六 その9 「横綱弓取りの図」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    相撲取組双六の続きです♪ 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 相撲取組双六(すまうとりくミすごろく) 横綱弓取之圖(よこつなゆミとりのづ) 上り 一猛齋芳虎画 上りのマスです。 弓取り式は、今では幕下以下の力士がする場合が多いですが、元々は横綱が行っていたようです。 ちなみに、ここに描かれている横綱は秀の山なのですが、この絵をほぼそのままトレースして弓を持たせたもののようです。 香蝶楼豊国(歌川豊国)画「秀ノ山雷五郎横綱土俵入之図」 ※国会図書館の画像を利用しています。 国立国会図書館デジタルコレクション - 秀ノ山雷五郎横綱土俵入之図 出版時期等の考察については、去年の記事をご参照くださいませ。 kihiminhamame.hatenablog.com 今回登場しなかったマスについては

    相撲取組双六 その9 「横綱弓取りの図」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
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    tayorako 2019/01/12
  • 相撲取組双六 その7 「顔ぶれ」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    相撲取組双六の続きです♪ 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 顔(かほ)ふれ 四 立合 五 へや 六 くわいしよ 顔ぶれ[顔触れ言上(かおぶれごんじょう)]とは、行司が翌日の取組を発表することです。 行司さんの装束も今とは随分違いますね。 ちなみに書かれている力士の名前は、 荒馬 小柳 御用木 鏡岩 秀の山 劔[剣]山 です。 それではサイコロを振りましょう♪ ちなみに、BGMで使用しているのは、この曲のインストです♪ 三つ目コーナー うん、日三つ目協会、略してNMK! カッコイイよね! NMK・・・NAMAKO。。。 ◆インフォメーション 井原西鶴の大著、『男色大鑑』の一般向けの現代語訳が発売されました♪ 北見花芽の中の人もちょっと書いてるので、興味のある方も無い方も、下のアマゾンリ

    相撲取組双六 その7 「顔ぶれ」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/09
    え~、NAMEKOがいいな~
  • 相撲取組双六 その6 「西土俵入」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    相撲取組双六の続きです♪ 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 今とは随分、所作が違いますね。 力士の髪型ですが、この絵を見ると、月代を剃ってる人と剃ってない人の、2パターンあるようですね。 今はもちろん、月代は剃っていませんが、月代を剃っているレベルに禿げ上がっちゃってる力士はいらっしゃいますw それでは、サイコロを振りましょう♪ 三つ目コーナー 日三つ目協会、略称はNMKだね! 知らねえし、どうでもいいし。 ◆インフォメーション 井原西鶴の大著、『男色大鑑』の一般向けの現代語訳が発売されました♪ 北見花芽の中の人もちょっと書いてるので、興味のある方も無い方も、下のアマゾンリンクから、お買い求めくださると狂喜乱舞します♪ ※ 書店で買っても、北見花芽の中の人には直接お金が入らないので何

    相撲取組双六 その6 「西土俵入」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/08
    三つ目協会見逃していました。ん??ファンクラブ?!ふきちゃんに対抗ね!笑
  • 相撲取組双六 その3 「力水」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    相撲取組双六の続きです♪ 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 「力水」は、土俵に上がった力士につける水ですね。 [土俵上だけでなく、稽古場などでつける水も力水と言ったりします] 勝ち残った力士か、取り組みを控えている力士がつけます。 負けた力士はつけることができません。 結びの一番などで、控えの力士がいない場合は、付け人がつけるそうです。 今では柄杓に水を入れますが、江戸時代にはこの絵のように盃を使っていたようなので、なんだかお酌みたいですね。 現在、大相撲で使われる力水はもち吉が提供しているそうです。 一般販売もされているようなので、何回か飲んだことがありますが、かなり美味しかったです。ameblo.jp それでは、サイコロを振りましょう♪ 三つ目コーナー 三つ目水を作ったら売れるかな

    相撲取組双六 その3 「力水」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/05
    ミョウ子ちゃんとか呼んだら叱られちゃうわね。ミョウ子先生って呼ばないと。
  • 相撲取組双六 その2 「四ツつがい」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    相撲取組双六の続きです♪ 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 四ッつがひ 一 けいこ 二 かけなげ 三 力水 四 くじきたをし 「四ツつがい」、漢字で書くと、「四つ番(つが)い」ですかね。 回しを取って組み合うことを言います。 今では単に「四つ」と言いますね。 お互い右手を下にして組んだ場合が「右四つ」、左手を下に組んだ場合が「左四つ」です。 この絵の回し、ブルーとオレンジで意外とカラフルですね。 それではサイコロを振りましょう。 三つ目コーナー 猪八戒といえば、西遊記だよね♪ おサルがお山で生れたよ~ ポップでパンクなおサルだよ~ その歌は日語に訳さんでもよろしい。 ◆インフォメーション 井原西鶴の大著、『男色大鑑』の一般向けの現代語訳が発売されました♪ 北見花芽の中の人もちょっと書

    相撲取組双六 その2 「四ツつがい」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/04
  • 相撲取組双六 その1 「触太鼓」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくお願い申し上げます。 いやあ、年末に『宇治拾遺物語』を開始する予定だったのですが、コタツに拘束されて動くことが出来ず、新年を迎えてしまいました(笑) とりあえず、『宇治拾遺物語』は横に置いておきまして、新春特別企画!!! 去年は『百種怪談妖怪物双六』をやりましたが、kihiminhamame.hatenablog.com 今年は、去年やらなかった『相撲取組双六』をやります! まずは、「ふり出し」の「触太鼓(ふれだいこ)」から! 相撲取組双六 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を、適宜改変して使用しています。 ふり出し肇(はしめ) 觸太鼓(ふれたいこ) 一 たいこやぐら 二 くじきたをし 三 けいこ 四 かけなげ 五 かほぶれ 六 四ッつがひ 和泉屋市兵衛板 この双六はサイコロの目の数進

    相撲取組双六 その1 「触太鼓」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tayorako
    tayorako 2019/01/03
    猪八戒!(笑)今年もよろしくお願いします!
  • 本所七不思議~番外編:石原・椎の木?~ - うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

    椎の木屋敷のある辺りの地名が石原町。 〔江戸切絵図〕 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※ この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。 二回ほど、ピンと来る方がいないか問うたのですが、どなたも反応しなかったので、答えを書きます。 ほら、『男色比翼鳥』、覚えてませんか? kihiminhamame.hatenablog.com 『男色比翼鳥』で二人の少年が比翼鳥に連れてこられて降ろされた場所が、石原の椎の木の下だったではありませんか! そう、まさか、『男色比翼鳥』の奥村幸手軒の家があったのも所辺りだったとは、思いがけない発見で、私はビックリしたのですけど、どなたも興味がなかったようで。。。 今回使った江戸時代の地図は「江戸切絵図」の「所」の箇所なのですが、「隅田川向島」の箇所には、梅若塚もちゃんと載っています。 男色比翼鳥 6巻 - 国立国会図書

    本所七不思議~番外編:石原・椎の木?~ - うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~
    tayorako
    tayorako 2018/12/23
  • 本所七不思議~現代の地図で~ - うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

    Googleマップの埋め込みの方法が分かったので、所七不思議の舞台が、現在どうなっているか見ていきましょう。 いっぱい埋め込んだんで、重かったり表示されなかったりしたらすいません。。。 【追記】すいません、スマホだと重くて全く表示されなかったので、記事を分割しました。 kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kih

    本所七不思議~現代の地図で~ - うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~
    tayorako
    tayorako 2018/12/20
    すごい✨書籍何冊に関わっているんですか?格言書大切にしなきゃだわ✨記事の途中でストリートビューに捕まって先に進めなくなり、何度も最初から読み直したらっこです。