人は自分の仕事に対し、価値を実感している時の方が人生の幸福度は高いもの。「ジョブ・クラフティング」は、この心理的な習慣をキャリアに応用し、価値や意味を感じやすい仕事を自分でデザインする試みだ。株式会社スタディストで執行役員VPoEを務め、技術コミュニティの運営や執筆活動も行なう北野勝久氏も、それを実践してきた一人。同氏の「ジョブ・クラフティング」を共有しながら、キャリアを前向きに捉えるヒントを紹介した。 株式会社スタディスト 執行役員 VPoE / SRE Lounge オーガナイザー / SRE NEXT 2020 オーガナイザー 北野勝久氏 試行錯誤する楽しさに気づきIT業界へ ピンクのグローブをしてダンスをする医療関係者――。乳がん検診の大切さを訴えるピンクリボン運動のため、YouTube上で公開された動画について北野氏は、「彼らの仕事は踊ることではないが、踊ることによって楽しく自分