名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は6日、県が先月、特別採捕を許可した辺野古側の埋め立て海域で見つかった「オキナワハマサンゴ」9群体を採捕し、埋め立て区域外に移植したと発表した。護岸で囲われた埋め立て区域のサンゴの移植は全て完了。
保守の論客として知られる西部邁さんは「僕は沖縄の悪口を言ったことはない」と話した。自称保守による沖縄ヘイトがまかり通る中、電話口の語りは新鮮に響いた ▼「基本的な立場は、ヤマトンチュとして申し訳ありませんと。米国に戦争で負け、土下座して沖縄を差し出してしまった。米軍には出ていってもらうべきなんだ」 ▼作家の百田尚樹さんが沖縄で講演し、基地集中を正当化するデマを繰り返した昨年のこと。西部さんに評論を依頼して、固辞された。「彼は保守ではない。反左翼というだけ。時間がない中で、レベルの低い論争の相手をしたくない」と語った ▼日本の伝統に学ぶ保守の立場から、従属を恥じない「親米保守」を鋭く批判した。一方で核武装論者であり、「沖縄タイムスもそうかもしれないが、自由、平等、人権主義などときれいごとを言う人も同じように心底軽蔑している」とばっさり ▼西部さんは21日、亡くなった。時間がない、とはこういう
2人の政治家の対照的な振る舞いが忘れられない。2004年8月13日に起きた沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落後、現場を視察した当時の稲嶺恵一知事と小池百合子沖縄担当相のことだ ▼ボリビア出張を途中で切り上げ、稲嶺知事が来たのは墜落から8日後。黒焦げの壁を見上げて「かーっ」と発し、その後は終始無言だった。新基地の軍民共用化などを条件に「辺野古移設」推進の立場だったが、奥歯をかみしめているようにも見えた ▼一方、小池氏の訪問は約2カ月後。壁の前で、大学が準備した墜落時の映像を見ていると、集まった女子学生らが「普天間飛行場を返して」「辺野古移設はやめて」と口々に叫んだ ▼距離はわずか数メートル。聞こえているはずなのに小池氏は完全に無視し、映像を見続けた。それでもやまない訴えに、目も向けず一言。「(音声が)聞こえないなー」 ▼それから13年。大義名分のない衆院解散で行われる総選挙に向け、小池氏は脚光を浴
沖縄県の2015年度外国人観光客実態調査の概略報告(速報値)によると、県内旅行中に利用した交通機関について、中国人観光客の17・7%が「レンタカー」と答えた。中国の免許証で日本国内を運転することはできない法制度になっており、実態把握が必要とみられる。 調査は、那覇空港や新石垣空港で15年度に計6回、県内旅行中に利用した交通機関をたずねた(複数回答可)。中国客は、13年度に6・3%、14年度に8・2%がレンタカーを使ったと回答。県は「背景について関係者と話し合いたい」としている。 外国人が日本国内で運転する場合、(1)日本の免許証(2)ジュネーブ条約に基づく国際免許証(3)国際免許証を発給していないが日本と同等水準の免許制度を持つ国や地域の免許証-のいずれかを持っている必要がある。中国の免許証は(2)や(3)に含まれないため、国内の事業所でレンタカーを借りることはできない。 県レンタカー協会
大麻の使用と所持に関する最近のニュースは、若者を取り巻く薬物問題の深刻さを浮き彫りにしています。SNSや匿名メッセージアプリの普及により、違法薬物へのアクセスが容易になっていることは看過できない問題です。 確かに、海外では大麻の合法化が進んでいる地域もありますが、それでも未成年者の使用は厳しく禁止されています。SNS上で「大麻はアルコールより安全」といった誤った情報が広まっていることも懸念されます。 若者が違法薬物に手を出すことの危険性は、単に法的問題や健康被害にとどまりません。仮に大麻の危険性が低いと仮定したとしても、日本では大麻を合法的に入手する手段がないため、必然的に違法なルートを通じて入手せざるを得ません。この状況は、若者を非常に危険な立場に置くことになります。例えば、違法な取引の過程でトラブルに巻き込まれたり、詐欺や脅迫の被害に遭ったりする可能性が高まります。 さらに深刻なのは、
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