29日、東京都内の地下鉄の駅で視覚障害者の男性が電車にはねられて死亡した事故で、防犯カメラにはホームの端で立ち止まることなく転落する男性の姿が写っていたことがわかりました。当時、反対側のホームには電車が止まっていて、視覚障害者の団体は男性が電車が来ていると誤認した可能性もあるとしています。 29日昼過ぎ、東京・江東区の東京メトロ東西線の東陽町駅で、白いつえを持った68歳の男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡しました。 警視庁によりますと、男性は弱視だったとみられ、設置されていたカメラの映像にはホームの端で立ち止まらずに転落する姿が写っていたということです。 反対側のホームには別の電車が止まっていて、現場を調査した視覚障害者の団体によりますと、自分のホームに電車が止まっていると誤って認識した可能性もあるとしています。 現場ではホームドアの設置が進められていましたが、運用の開始は来年2