今回の豪雨では能登半島地震の被災者向けに石川県などが建設を進めてきた仮設住宅が浸水した。背景には能登半島は山間地が多く、洪水の浸水想定区域に整備せざるを得ない現状がある。識者は用地確保の難しさを指摘し、入居者たちへの災害リスクの周知を訴える。
今回の豪雨では能登半島地震の被災者向けに石川県などが建設を進めてきた仮設住宅が浸水した。背景には能登半島は山間地が多く、洪水の浸水想定区域に整備せざるを得ない現状がある。識者は用地確保の難しさを指摘し、入居者たちへの災害リスクの周知を訴える。
水位が低下し続けている井戸。水面より50センチほど高い黒く変色した部分まで水で満たされていたという=14日午後、岐阜県瑞浪市大湫町で(吉本章紀撮影) 岐阜県瑞浪市北部にある大湫(おおくて)町で、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられる井戸やため池の水位低下が2月から相次いでいることが分かった。JR東海は13、14日、それぞれ地元住民と瑞浪市幹部に状況を説明。代替水源を確保するなど対策案を説明した。水位の状況を見ながら、今後も工事は続けるという。 JRや地元関係者によると、JRが大湫町の32カ所を調査したところ、計43世帯に水を供給している共同水源3カ所と、個人宅の井戸9カ所、ため池2カ所の計14カ所で水位が低下。2月下旬、JRが設置している観測井戸で水が減り始めた。その後の調査で共同水源や井戸でも水位の低下が判明し、共同水源1カ...
名古屋市教委が長年、教員団体から校長などの推薦名簿とともに金品を受領していた問題で、2023年度に名簿を提出した86団体のうち、市教委が69団体から現金や商品券を受け取っていたとみられることが、本紙が入手した内部資料で分かった。関与した団体の8割が金品を渡していたことになる。受領額は計221万円。市は近く設置する第三者の調査検証チームで本格的に調べる。 市教委は11日の会見では、86団体のうち少なくとも40団体以上から5千~3万円の金品を受領し、総額は約200万円になると説明していた。その後の調査で団体数が大幅に増え、このうち29団体から複数回、金品を受け取り、1団体当たり5千~6万円になることが判明した。担当者は本紙の取材に「さらに詳細に調査している」と話した。
吉村府知事、阪神とオリックスの優勝パレードで公務員のボランティア動員をネタにし批判殺到「じゃあ万博やめろや」 2023年11月13日 22時47分 23日に予定されている阪神とオリックスの優勝パレードで、大阪府市の職員がボランティアで動員されることに批判が高まっている。吉村洋文知事が、このことを自虐ネタにしたような動画が拡散されており、SNSでは「笑いに変えるのは許せない」など非難の声が続々と上がっている。 優勝パレードは「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」と題し、地元行政や財界などでつくる実行委員会が主催。神戸市と大阪市の2会場で行われ、地元自治体の職員が動員されるが、兵庫県と神戸市は出勤扱いなのに対し、大阪府と大阪市はボランティア扱いと、待遇に格差がある。 X(旧ツイッター)では、先週末のイベント会場で吉
『日本保守党』の街宣動画がSNSで物議 演説中止訴える店員に野次…「ニヤニヤ」河村たかし名古屋市長に批判 2023年11月13日 18時08分 作家の百田尚樹さんらが立ち上げた「日本保守党」が11日に大阪で開いた街頭演説をめぐり、SNSで拡散されている動画が物議を醸している。「危ないのでやめてください」と深々を頭を下げて演説中止を呼びかける店員に野次が飛び、弁士の河村たかし名古屋市長が謎の笑みを浮かべている様子に批判が高まっている。 同党は11日、大阪市のヨドバシカメラマルチメディア梅田前で街頭演説を開いた。党事務総長の有本香さん、河村たかし市長が弁士として参加。同日、X(旧ツイッター)でも「関係ない一般の人も通行できないほどの人混みでかなり危険な状態になってるにも関わらず、演説を始めるの信じられない」「15分くらい動けなかったです。警察来たから助かったけどもし昨年の梨泰院みたいになってた
ジャニーズ会見で「最後まで当ててもらえなかった」鈴木エイトさん、質問をXで公開…それは「逸失利益に関して」 2023年10月2日 22時09分 「やや日刊カルト新聞」主筆として旧統一教会問題などを追及するジャーナリストの鈴木エイトさんが2日夜にX(旧ツイッター)を更新。この日行われたジャニーズ事務所の記者会見に参加したものの「前回(9月7日)とは異なり質疑応答は途中で終わり、最後まで当ててもらえなかった」と報告し、用意していた質問を投稿した。 鈴木さんが確認したかったのは「(被害者補償における)逸失利益に関すること」。「▽『絶対的支配』者だったジャニー喜多川の性加害とメリー氏による圧力はセット▽活躍の場を奪われ人生を狂わされた被害者への補償に関し疑問符▽『被害者救済委員会による審査・査定』における逸失利益の取り扱い▽慰謝料ではなく損害賠償として算出されるべき事案▽『法を超えた救済』を謳いな
安倍晋三元首相の国葬から1年…参列者名簿は大半が黒塗り、政府は苦しい説明 2023年9月26日 13時17分 昨年7月に遊説中に射殺された安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年となる。約12億円の国費が投入されたが、参列者名簿は大半が黒塗りで非公開。内閣府は黒塗りの理由について「同じ属性にありながら推薦されなかった者が明らかになると、信頼関係が損なわれる」などと苦しい説明をしており、ますます実態が不明なブラックボックスとなっている。
ソウルを流れる漢江(ハンガン)の中州、汝矣島(ヨイド)で繰り広げられる「ソウル世界花火祭り」は、韓国最大級の花火大会として知られる。新型コロナウイルス禍で一昨年、昨年と中止になったが、十月の週末、三年ぶりに開催されたので、見物に出かけた。 日本とイタリアの花火チームが前座を務めた後、韓国チームの打ち上げが始まった。尺玉やスターマインが次々に放たれ、川沿いの超高層ビル街の夜景と調和する光景に満足した。 だが、祭りの後に恐怖が待っていた。河川敷から地下鉄駅への歩道は狭く、人々が密集して群衆雪崩のような事故も起きかねない状況に。交通整理も手薄で、自動車専用道路に紛れ込んでしまう人波もあった。高速で...
旧統一教会・勅使河原本部長に「なぜ被害者にわびないんですか」 TBS報道特集・金平茂紀キャスターの鋭い一撃に称賛集まる 2022年9月22日 17時37分 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の勅使河原秀行改革推進本部長が22日に緊急記者会見を行った。席上、TBS報道特集の金平茂紀キャスター(68)が、勅使河原本部長が国会議員に迷惑をかけたなどと言いながら被害者にわびないことなどを鋭く突いた質問がテレビで生中継された。SNSでは「金平さん」がトレンド入り。「よく言ってくれた」「真のジャーナリスト魂を見ました」「金平さんの言うように、謝る相手が違う」などの声が相次いだ。 新聞・通信社に続き、「それ以外のメディア」として最初に質問に立った金平さんは、冒頭で会見の進行について「何で新聞・通信社が先行して(質問するのか)そういうことをやるのか、訳が分からない」とジャブ。続けて「私たちがテレビの報道の
ジャーナリストの江川紹子さん(64)が2日、自民党の細野豪志衆院議員が「国会も地元も話題は統一協会(原文のまま)一色。エネルギー、安全保障、経済など危機的かつ本質的な問題が議論されない現状に危機感を持つ」とツイートしたことに「議論すべき『危機的かつ本質的な問題』があるのに、なんで国会を閉じているんですか?」と痛烈な一撃を見舞った。 江川さんの皮肉たっぷりのツイートには、フォロワーから「国会を開いても野党が『統一教会が~』って騒ぐからです」との声がある一方、「まさに『それな』」「むちゃくちゃ正論」「目を背けたいから」「細野さんも野党のときは、憲法、法律に則り、国会を開けと言ってたはずでしょうに。どーしたことでしょーw」などと賛同するコメントが続々と寄せられた。
岐阜協立大(岐阜県大垣市)硬式野球部で今月十四日、ランニングを命じられた四年生の男子部員(22)が倒れて意識を失い、翌十五日になって死亡していたことが、大学などへの取材で分かった。当時、監督らは救急車を要請せず、男子部員が倒れて三十分以上が経過した後に、車で病院に運んでいたという。大学は第三者委員会を設置し、当時の対応や経緯を調べる。 大学などによると、十四日午前、大学敷地内にあるグラウンドで、用具が片づいていなかった点を問題視したコーチが、三、四年生の部員らにランニングを命じた。一時間近く走ったところでこの男子部員が転倒した。 取材に語った別の部員によると、倒れた男子部員は当時、口から泡を吹き、鼻血が出て、目の焦点が合っていなかった。部員やトレーナーが救急車を呼ぶよう進言したものの、臼井洋介監督は市内の病院に連絡するよう指示。男子部員は学生スタッフが運転し、同監督が同乗する車で病院に運ば
愛知県の大村秀章知事のリコール活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の女性秘書が、署名提出期限直前の昨年10月下旬~11月上旬、名古屋市内の公共施設で、押印のない大量の署名に指印を押す不正に関与した疑いがあることが、複数の関係者への取材で分かった。 高須氏は本紙の取材に「私は全く知らなかった。本人に確認したところ『田中さんから要請されて悪いことをしてしまった』と話していた。厳しくしかった」と話している。代理人を通じて女性秘書に取材を申し込んだが回答はなかった。 関係者によると、11月4日の署名提出期限直前の数日間、名古屋市内の生涯学習センターなどで、集まった署名を自治体別に仕分けする作業が行われた。一部のセンターでは、佐賀市でアルバイトが偽造したとみられる同一筆跡の署名が運び込まれ、事務局長の田中孝博容疑者の指示で、押印のない署名に指印を押す不正が行われ、高須氏の女性秘書も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く