2013年1月2日のブックマーク (4件)

  • 宮崎哲弥「日本という“悪い”場所」『宮崎哲弥の時々砲弾』in『週刊文春』1月3日10日合併号

    いま店頭にある『週刊文春』の宮崎哲弥さんの論説です。日銀行問題をめぐるマスコミでよくみかける主張への反論を書いています。内容は全面的に賛成です。ぜひ一読お願いできればと思います。「安倍首相の大胆な金融緩和などは日銀行の独立性を侵犯する」、だとか「日銀法の改正に物価の安定に加えて雇用最大化をいれるのはおかしい」とか「金融緩和をやっても物価があがるだけ」とか「モルヒネ的な景気浮揚策ではなく、潜在的成長率の引き上げを図れ」とか、そういうよく見かける俗説に、宮崎さんは論理と証拠でわかりやすくそれらが誤っていることを書いています。岩田規久男先生の『新潮45』の論説と一緒にぜひ手元に保存していただきたいですね。 ここでは簡単に「モルヒネ的な景気浮揚策ではなく、潜在的成長率の引き上げを図れ」についての宮崎さんの批判をご紹介します。この部分の詳細も誌を読んでください。 1 潜在成長率は資、労働力、

    宮崎哲弥「日本という“悪い”場所」『宮崎哲弥の時々砲弾』in『週刊文春』1月3日10日合併号
    tdam
    tdam 2013/01/02
  • 武藤敏郎氏など財務省的な日本銀行総裁人事はデフレ不況脱却を妨害する

    アベノミクス(安倍首相の物価目標政策などのデフレ脱却政策)は危機に直面している。いや、日を20年にわたり停滞させているデフレ脱却はその実現の危機に早くも直面しているといったほうがいい。 たかだか0.1%程度の長期利子率上昇で国債リスクを喧伝したり、人口減少デフレを喧伝したりするのは、まだ悪い冗談のレベルだ。だが、日銀行総裁人事を、いま話題になっている武藤敏郎氏などの財務省的な人事や、または保守的な人選で行えば、アベノミクスは急速にその成果を喪失し、民主党政権とかわらない。一年後には消費税増税だけが残り、そしてデフレ不況は継続して、国民の大きな失望の危機に直面するだろう。 端的に言おう。財務省、日銀行は自分たちの周囲しか視野はない。またその行動動機は「自社」の利害のみである。最近の武藤氏らの積極的な緩和許容発言には誤魔化されてはいけない。おそらく当面だけ緩和のような姿勢をみせながら、消

    武藤敏郎氏など財務省的な日本銀行総裁人事はデフレ不況脱却を妨害する
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    tdam 2013/01/02
  • 「財政の崖」回避も問題は山積

    米国の税率と歳出に関して12月31日にまとまった与野党の合意案は議会の承認を得られると予想され、「財政の崖」は回避できることになるだろう。しかし米政府および議会は、2013年も険しく潜在的に危険を抱えた財政政策の道を歩み続けることになる。

    「財政の崖」回避も問題は山積
    tdam
    tdam 2013/01/02
  • 総裁人事は好況の手柄を与党に独占させないチャンス

    松尾匡のページ12年12月25日 総裁人事は好況の手柄を与党に独占させないチャンス 次の総選挙のときに、こんな自民党テレビCMが流れるんじゃないかと妄想しています。 (テロップ)「平成24年末」 母「また駄目だったのかい」 息子「ほっといてくれよ!」(部屋に閉じこもる息子) 母「就職また駄目だったって。あんなにがんばってるのにねえ。」 夕のテーブルで暗く顔を見合わせる両親。 テレビで、民主党の海江田さんが「アベノミクス」を「危険」と批判している。 (テロップ)「平成2×年○月」 経済指標の好調を伝えるニュースが流れている。 母(現金封筒を開けたのを見せながら)「お父さん。これ!」 手紙。息子の声「正社員になって初月給が出ましたので送ります。今まで苦労をかけました…」 明るく顔を見合わせる両親。荘厳に盛り上がるBGM。 (ナレーションとテロップ)もう一度不況に戻りたいですか。 自民党

    tdam
    tdam 2013/01/02
    なんとか"左派・リベラル系"のプレゼンスをアピールしたい松尾先生には悪いが、参議院は欠員が6人いるから「あと一人」でいいはず。