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  • 日本の博士課程は人生の罰ゲームか - Willyの脳内日記

    博士課程は職業・日独シンポジウムで日の遅れ浮き彫りに」という報道が加納学教授のツイッター経由で話題になっていたので、私が感じていることを少し述べたい。 ちょっと待て。日側参加者が、博士課程学生は授業料免除で職業人として報酬を得ていることに驚いていたって、それを知らなかったことに驚くわ。 → 「博士課程は職業 日独シンポジウムで日の遅れ浮き彫りに」 | SciencePortal http://t.co/R3mxaFTLtY — Manabu KANO (加納学) (@DreamChaserJPN) September 11, 2015 1.米国の博士課程院生の社会的な立場 私は日で社会人を経験した後、米国の博士課程に進学し、米国で就職して現在に至っているが、11年間の米国生活の中で一番嬉しかったのは、初めてTA(ティーチング・アシスタント、主に学部生の演習の授業を受け持つ)の契約

    日本の博士課程は人生の罰ゲームか - Willyの脳内日記
    tdam
    tdam 2015/09/13
    記事の主旨には同意するが、現実問題として留学生含め職業人に足る大学院生(博士)が我が国にどれだけいるのか正直疑問。米国と違って罰ゲーム対象は来る者拒まず、留学生は政策的にむしろ大歓迎、のままでは…。
  • 通貨という錯覚 - Willyの脳内日記

    近年、通貨のバランスは大きく変わってしまった。 米ドルと英ポンドはほぼ全ての通貨に対して下落し、 その後、ユーロも欧州通貨危機によって下落する一方、 資源国の通貨は高値安定、円とスイスフランは急騰した。 そんな中、メディアで報道されるニュースは 「通貨の名前」にあまりにも依存しすぎており、 そのまま鵜呑みにすると重要な点を見逃す。 2つの例を取り上げてみよう。 1.ギリシャ国債で取引されているのは債券ではなく通貨 ギリシャの国債の利回りの急騰は、 英語のニュースでは日常的に取り上げられている。 このあたりにあるように、 先週末時点で2年物利回りが107.16%、10年物利回りが26.63%となっている。 高水準の利回りはもちろんリスクプレミアムであるが、 非常に大きな逆イールド(短期金利が長期金利より低い状態)を考えると これをユーロ建て国債の信用リスクと解釈するのには無理があるだろう。

    tdam
    tdam 2011/11/08
    同じ対外債権国の比較として、名目金利が低くともデフレの国の通貨より、インフレなのに預金金利が低く抑えられている国の通貨が欲しい人は多いだろうか。今の人民元がどれだけ過小評価されているかが肝。
  • 人口増加は米国の最後の砦か - Willyの脳内日記

    8月初旬に政府債務の上限が14兆ドル強から2兆1000億ドル引き上げられ、 今後10年間で9000億ドルの財政赤字削減を行うことが決まった。 先進国が、グローバル化による価格調整圧力に苦しむ中で アメリカ経済はこれからの10年間、 日が経験してきたような長期の経済停滞に陥る可能性はかなり高まった。 それでは、今日の日経済と米国経済の一番の違いは何だろうか? それは恐らく、人口動態の違いだろう。 1.日と米国の人口動態 2010年現在、日の人口は1億2千7百万人、米国の人口は3億9百万人程度だが、 2050年には、日の人口は9千5百万人程度まで減少(総務省推計)、 米国の人口は3億9千2百万人程度まで増加(センサス局推計)する見込みである。 今後40年間、年率0.5~1%程度の割合で人口が増え続けるという予測は、 米国人が不動産や株式に投資する際の安心材料になっているのは間違いない

    tdam
    tdam 2011/08/15
    "これまで、最も優秀な移民を受け入れることができた米国だが、今後、資源国や都市国家との人材獲得競争はますます熾烈なもの" なるほど。
  • 全てを人口減少のせいにするのは無理がある - Willyの脳内日記

    Chikirinさんが最近のエントリーで 「日の将来を規定する最も重要な要因は、人口構成の変化だよん」と述べている。 確かにそれは、今後50年といった超長期で見たときにはある程度正しいと思うが、 それを、例えば、失われた20年の主な理由とするのは行き過ぎであると私は考えている。 理由1:人口減少は80年代には既に分かっていた 下の人口動態の図を見ていただくと分かると思うが 少なくとも1980年代(昭和55年~平成2年)の半ばには 日の出生数減少は明確なトレンドとして明らかになっていた。 また女性の初婚年齢は、90年代以降に急速に上がっているものの トレンド自体は80年代から既に明確であったことが分かる。 (出所:人口動態統計速報) (出所:http://www.garbagenews.net/archives/1219043.html 元データは人口動態調査) しかし、80年代を通して

    tdam
    tdam 2011/06/25
    "日本にとっては人口問題よりもグローバル化による影響が実は途轍もなく大きかったのだ" 隣国との経済格差が大きいとそうなるわな。
  • 日本の労働時間は何故長いか? - Willyの脳内日記

    の労働環境を揶揄した「ニート海外就職日記」が相変わらず面白い。 そこで、今日は米国ではレイバー・デーだし 日米両方で働いたことがある人間として 日の労働時間がなぜ長いかということに関して いくつか理由を考えてみよう。 1.スキルに対する考え方の違い スタッフレベルの労働生産性に関して 日の生産性が低い一番の理由は スキルに対する考え方の違いであると思う。 日企業では業務に必要なスキルは従業員が業務時間を使って習得する 傾向にあるが、米国企業では各社員のスキルを所与と仮定して 遂行能力のある人材に仕事を振る傾向にある。 例えば、比較的大きな企業で社長が売り上げの季節性や構造変化を 統計的に分析せよと部下に命じたとしよう。 伝統的な日企業であれば、総務部の社員がちょっとやネットで 統計のことを調べ、統計ソフトの使い方を何とか理解し (分からなければExcelでも使って)分析して

    tdam
    tdam 2010/09/08
    "専門性の重視と雇用の流動化" 結論に同意。下手にオールラウンダーを目指すぐらいなら、得意なことは得意なやつにやらせたほうが良い。"正社員は「給料が安くて部下のいないプチ経営者」"という認識にしては給料が安
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