格安スマホの発売が相次ぎ、利用者の選択肢が広がっている。iPhoneは高価だけど、ガラケーから脱したいと考えている人に、格安スマホの性能や機能をケータイジャーナリストの石野純也さんが解説する。 【日本人COOが語る】サムスンの巻き返し策 ◇使えるアプリや電池の持ちに変わりはない 「格安スマホ」というキーワードが独り歩きしているが、厳密な定義は存在しない。ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなどの大手通信事業者から回線を借り、利用者にサービスを提供する「MVNO」と呼ばれる会社が用意するスマホのことを、このように呼ぶことが多い。こうした端末と回線を販売するイオンや楽天、大手家電量販店などが、MVNOとして格安スマホを取り扱っている。 「格安」とはいえ本体価格が5万円を超えるものもあるが、回線と端末のトータルで、大手通信事業者より割安になるため、このように呼ばれるようになった。選択して