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2012年6月19日のブックマーク (8件)

  • ITmedia エンタープライズ:次世代ITを支える日本の「研究室」――すごそう、でもいまいち分からない?

    IT戦略を考えるビジネスイノベーターにとって、日々ビジネストレンドを追うばかりではなく、将来の産業を左右する技術開発のトレンドも知っておくことは重要なこと。そこで特集では、独自の視点から国内有数の研究組織、企業の研究部門に突撃取材。その「すごそうだけど、いまいちよく分からない」ホットでクールな研究テーマをキャッチアップし、未来の技術がもたらすであろう情報技術への関連性を解き明かす。 すべて表示 新着記事 関連記事 新着記事 夢のモバイルWiMAX端末登場を阻む壁 期待されつつ、その実現の道筋が見えにくいWiMAX。だがここにきて、具体化への取り組みが海外を中心に活発になってきた。次世代携帯端末での標準化もとなえられる中、モバイルWiMAXには大きな弱点が存在していた。 (2007/5/2) ダイヤモンドがLEDに? シリコンを超える未知のチカラ 高品質な人工ダイヤモンドでLEDを作り、高

  • “神業”の実現目指す量子コンピュータ研究の今

    RSA暗号を無効化するほどの高速処理ができる「量子コンピュータ」は、なぜそれほど高速なのか? 理化学研究所が研究を進める量子コンピュータの速度の理由と、その難しさ、実現性をレポートする。 前回は、量子コンピュータの研究の歴史と可能性を紹介した。そこで今回は、最強といわれるRSA暗号を、わずか数時間で解読してしまう可能性を持った量子コンピュータが、どうしてそれほどの処理速度が出せるのか、その理論と研究の現状についてお伝えする。 超並列計算で全体の処理速度を高速化 量子コンピュータは、非常に高速な処理が可能になる。しかしこれは、現在のコンピュータが行っている処理すべてを高速化できるという意味ではない。RSA暗号を無効化するという因数分解の計算は、量子コンピュータが最も得意とするものだとされている、「超並列計算」ができるからだ。 因数分解は、ある程度総当たり的な計算を行う必要がある。桁数が増えれ

    “神業”の実現目指す量子コンピュータ研究の今
  • 何千年分の処理を数時間で――夢の超高速量子コンピュータの世界

    理化学研究所では、現在のコンピュータとは比較にならないほどの高速処理を実現する「量子コンピュータ」の研究を進めている。RSA暗号を無効化してしまうといわれる超高速コンピュータには、量子力学的原理が活用されている。 「量子コンピュータ」という言葉を聞いたことがある方は多いだろう。現在のコンピュータと比較して、非常に高速な処理能力を持つ未来のコンピュータとされているものだ。 だが、「コンピュータの処理速度なんて時代とともにどんどん高速化するもの」と考えている人は少なくないだろう。実際、10年前のコンピュータとは比べものにならない処理速度を持つパソコンが、ごく普通に量販店で売られている時代だ。しかし、量子コンピュータの処理速度はそういったレベルの話ではない。このまま時間が経てば、いつかたどりつくというシロモノでもない。今のコンピュータが何千年もかけて解く、複雑きわまりない難問をわずか数時間程度で

    何千年分の処理を数時間で――夢の超高速量子コンピュータの世界
  • 量子コンピュータって何? その1

    5月26日、NTT大阪大学は、「量子テレポーテーション」を使った量子計算に成功したと発表した。この技術は、量子コンピュータの実現に有望だとされており、実現への突破口が開かれたとされている。 ……とまあ、大変重大なニュースのような気もするのだが、なにしろモノがモノだけに、何の話をしてるのか、解説しようとすると実に難しい。 なんといっても、「量子テレポーテーション」とか「量子コンピュータ」がどんなものであるかについて話すには、まずは「量子論って何?」ってところまでさかのぼる必要があるからだ。 何はともあれ、今回はまず「量子コンピュータとはどんなもので、なぜそれの研究が進められているのか」といったあたりのことについて、大まかなところから解説していきたい。 量子コンピュータを一言で定義してしまうとすれば、それは「通常のコンピュータが演算に利用している「ビット」を、量子力学的な「重ね合わせ」の状態

    量子コンピュータって何? その1
  • 量子コンピュータとは コンピュータの人気・最新記事を集めました - はてな

    現在CPUは集積化が進み、回路がどんどん小さくなっているが、あまりにも小さくなると電子が回路の外に浸みだしたりして量子力学的効果が出てきて、これまでのアーキテクチャが使えなくなってしまう。しかしこの量子効果を逆に利用して全く新しいアーキテクチャのコンピュータを作ることもできる。 たとえば量子力学の世界では飛び飛びの値しか取れない物理量がある。電子や原子核の「スピン」とよばれる量がその典型である。これをそのまま1ビットのメモリとして利用できれば原子一個で1ビットの情報を記憶できる究極のメモリとなる。 (数学的にはチューリングマシン(TM)の発展である、量子チューリングマシン(QIM)として定式化される。TMとQTMの相違点は,遷移関数が複素数体への写像になっている点である。)

    量子コンピュータとは コンピュータの人気・最新記事を集めました - はてな
  • 関係性の未来

    2004年9月、日の研究グループが三者間の量子テレポーテーションに成功したというニュースが世界中を駆け巡った。この成果は量子コンピュータの実現に向けた着実な一歩になるという。現在、世界中で行われている量子コンピュータ実現に向けた多数の研究活動の中で、今回の成果はどのような意味を持つのだろうか。研究チームの東京大学大学院古澤明助教授にお話を伺った。 東京大学大学院 工学系研究科 助教授 工学博士 古 澤 明(ふるさわ あきら)さん 1961年、埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ。 84年東京大学工学部物理工学科卒。86年に同大学院修士課程を修了し、日光学工業(現ニコン)入社。98年カリフォルニア工科大学において、最も基的な量子エンタングルメント制御プロトコルである決定論的量子テレポーテーション実験に世界で初めて成功。 この実験結果は1998年にScience誌の10大成果に選出された。

  • P≠NP予想 - Wikipedia

    出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2013年2月) P≠NP予想(ピーエヌピー予想、英語: P is not NP)は、計算複雑性理論(計算量理論)における予想 (未解決問題) の1つであり、「クラスPとクラスNPが等しくない」すなわち「クラスNPの元だがクラスPの元でないような決定問題(判定問題)が存在する」というものである。P対NP問題(PたいNPもんだい、英: P versus NP)と呼ばれることもある。 理論計算機科学と現代数学上の未解決問題の中でも最も重要な問題の一つであり、2000年にクレイ数学研究所のミレニアム懸賞問題の一つとして、この問題に対して100万ドルの懸賞金がかけられた。 クラスPとは、決定性チューリングマシンにおいて、多項式時間で判定可能な問題のクラスであり、クラ

  • ノイマン型 - Wikipedia

    フォンノイマン型アーキテクチャーの図 ノイマン型(ノイマンがた、英: von Neumann architecture)、またはフォンノイマン型アーキテクチャ[1]は、コンピュータの基的な構成法のひとつである。今では基的なコンピュータ・アーキテクチャのひとつとされるが、そもそもコンピュータの要件とされることもあり、このあたりの定義は循環的である。名前の由来はジョン・フォン・ノイマン。 プログラム内蔵方式のディジタルコンピュータで、CPUとアドレス付けされた記憶装置とそれらをつなぐバスを要素に構成され、命令(プログラム)とデータを区別せず記憶装置に記憶する。 中心となるプロセッサは、今では一つの部品としてまとめて考えることが多いが、オリジナルの報告書では制御装置となっている。ノイマンの草稿がその保護に入らず、多くの人がノイマンを発明者だとみなしたことは不公平な結果だったとし、ノイマンの参

    ノイマン型 - Wikipedia