構文を解析するプログラムをパーサと呼びます。実装方法にはいくつか種類がありますが、今回はパーサコンビネータという方式を取り上げます。既存の実装を使うのではなく、1から実装しながら説明します。 この記事は再帰下降構文解析の知識を前提とします。詳細は次の記事を参照してください。 Java 再帰下降構文解析 超入門 2016.05.16 Javaには既存のパーサコンビネータがありますが、この記事では使用しません。 jparsec ParsecJ この記事ではHaskellのParsecを参考にしています。もちろんHaskellやモナドの知識は前提としません。それと断らずにモナドに由来する何かは出て来ますが、それが見抜けなくても問題ありません。興味があれば以下の記事を参照してください。 Haskell 構文解析 超入門 2015.07.31 今回はラムダ式を多用するためJava 8以降を対象としま
大小の関係が決められたデータを小さい順や大きい順に並び替える作業はソートと呼ばれ、コンピュータには欠かせないプログラムです。そのため、ソートをより早く・確実に・効率良く実行できるように、さまざまなアルゴリズムが考案されてきました。そんなコンピュータの発展にかかせない役割を果たしてきたソートアルゴリズムをビジュアル化することで直感的に理解できるのが「SORTING」です。 SORTING http://sorting.at/ これがSORTINGのサイトページです。ソートアルゴリズムを選択してページ下の「PLAY」ボタンをクリックすると、そのソートアルゴリズムを使ってボールが並び替えられます。 たとえばアルゴリズム「クイックソート」でランダムに並んだ状態の大きさの異なるボールを左から小さいもの順に並び替えるとこんな感じです。 選べるソートアルゴリズムは、クイックソート・ヒープソート・スムース
by Gaël Sacré いくつもの都市を移動するセールスマンが、すべての都市を最も効率よく(最小の移動コストで)移動できる方法を求める問題を「巡回セールスマン問題」といいますが、その解き方をビジュアル化したムービーがYouTubeで公開されています。 Traveling Salesman Problem Visualization - YouTube たとえば8つの都市があるとき、これを結ぶルートは5040通りが考えられます。 解法の一つが「欲張り法(Greedy Algorithm)」という、1つの都市から常に最寄りの都市へ移動しようと考える方法。 「最適」ではないものの、最適に近い答えを導き出してくれます。 ここで、組み合わせて使うのが「2-opt法」という方法。かなり単純なアルゴリズムで、2辺を繋ぎ直していきます。このとき、ルートに重なりがあると解消して新しいルートを作ります。
2016 - 05 - 11 図解でわかる『日本語の作文技術』の導入部分 人文・思想 言語学 図解 スキル向上 シェアする Bookmark! Facebook Twitter Google+ Pocket 「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」 修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラー。 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) 作者: 本多勝一 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/12/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る スポンサーリンク 1. 修飾する言葉と修飾される言葉を直結させる わかりにくい文章の実例を検討してみると、最も目につくのは、修飾する言葉とされる言葉とのつながりが明白でない 場合である。原
こんにちは、買物情報事業部の荒引 (@a_bicky) です。 前回、「検索結果の疑問を解消するための検索の基礎」で単語単位でインデキシングする前提で説明しましたが、今回は文などを単語単位で分割するために使う技術である形態素解析について触れます。 形態素解析器には色々ありますが、中でもメジャーと思われる MeCab の仕組みについて説明します。 MeCab の解析精度を上げるために辞書に単語を追加したことのある方もいると思いますが、動作原理を理解することで単語を追加する際に適切な生起コストを設定できるようになったり、学習の際に適切なパラメータを設定できるようになったりするはずです。 なお、MeCab は汎用テキスト変換ツールとしても使用できます が、簡単のため MeCab + IPA 辞書のデフォルト設定前提で説明します。 アジェンダ 形態素解析とは MeCab における最適な解析結果の推
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