香川県で、子どもたちがゲームで遊ぶのを1日1時間を上限にする条例が成立しそうだ。 この条例案について香川県は県民や全国の事業者から意見を募った。3月12日付のNHKの報道によれば、意見を寄せた県民のうち賛成が2268件、反対333件だったという。 各報道機関の記事を総合すると、3月18日の県議会で可決され、4月からこの条例が施行される見通しが高いという。 この条例に対してはネットを中心に反対意見が目立つが、関連のインタビュー記事などをじっくり読んでみると、賛否が割れているというのが冷静な見方だと思われる。 ●賛成意見の背景にゲーム依存への危機感 香川県の条例案の概要をあらためて確認すると、次のような内容だ。 条例案が対象とするのは18歳未満の子どもたちだ。 ゲームは1日60分、休みの日は90分を上限とする。スマホについては義務教育修了(中学卒業)前の子たちは午後9時まで、高校生以上は午後1