こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズは、Rails 5のキャッシュに関する翻訳記事をお送りいたします。元記事はRails 5リリース直前の頃のものなので、Rails 5.1で変わっている部分についても反映しました。 概要 原文: Caching result sets and collection in Rails 5(米国BigBinary社のブログより) 原文公開日: 2016/02/02 著者: Mohit Natoo 訳文ではバージョンやリンクなどを現時点の内容に更新しています。 Railsアプリを開発中に、Railsガイドに記載されているRails のキャッシュを使ってパフォーマンスを向上させたくなることがあります。Rails 5からは次のメソッドでレコードのコレクションをキャッシュできるようになります。 ActiveRecord::Relation.c
2017.04.27 [Rails 5] モデルの継承元がActiveRecord::BaseからApplicationRecordに変更された こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズのRails 5翻訳記事をお送りいたします。 元記事 ApplicationRecord in Rails 5(米国BigBinary社のブログより) 著者: Prathamesh Sonpatki 訳文ではバージョンやリンクなどを現時点の内容に更新しています。 確認に使った環境 Rails 5.0.1(5-0-stable) + Ruby 2.4.1 Rails 4.2.7(4-2-stable) + Ruby 2.3.3 モデルの継承元がActiveRecord::BaseからApplicationRecordに変更された(翻訳) 2016年6月にRails 5.0.0がリリースさ
こんにちは、hachi8833です。Rails 4と5の#link_toメソッドのAPIドキュメントを翻訳いたしました。 概要 Rails 3、4、5のform_forメソッドを最新の公式APIドキュメントでチェックしてみたところ、現時点でのRails 4とRails 5向けform_forメソッドのAPIドキュメントは完全に一致していました。 また、Rails 3のAPIオプション数はRails 4/5よりも少なくなっています。 原文APIドキュメント: link_to: Rails 4.2.8 原文APIドキュメント: link_to: Rails 5.0.2 Rails 3の#link_toAPIドキュメントについては以下をご覧ください。 [Rails 3] 'link_to' APIドキュメント完全翻訳 link_to APIドキュメント # API呼び出し(Rails 4、Rai
注意: Rails 5.1以降はform_withが推奨され、form_forやform_tagは非推奨になりました。 Rails 5.1〜7.0: ‘form_with’ APIドキュメント(翻訳) こんにちは、hachi8833です。 Rails 4および5のform_forメソッドのAPIドキュメントをすべて翻訳いたしました。 Rails 3のform_forメソッドのAPIドキュメント翻訳については以下をご覧ください。 [Rails 3] 'form_for' APIドキュメント完全翻訳 概要 Rails 3、4、5のform_forメソッドを最新の公式APIドキュメントでチェックしてみたところ、現時点でのRails 4とRails 5向けform_forメソッドのAPIドキュメントは完全に一致していました。また、Rails 3とRails 4/5のドキュメントの差分もさほどありま
こんにちは、hachi8833です。 BigBinaryシリーズ、今回もRails 5から導入された機能についての翻訳記事をお届けいたします。 元記事 Each form gets its own CSRF token in Rails 5(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Railsバージョン: 5.0.2(5.0-stable) Rubyバージョン: 2.4.1p111 Rails 5の新機能: フォームごとに異なるCSRFトークンを受け取れるようになった(翻訳) BigBinaryの以前の記事で、Rails 4でCSRF攻撃を防ぐための手順を詳しく紹介しました。本記事を詳しく理解するためにはこの記事もご覧ください。 Rails 4のCSRF保護は、ネストしたフォームで効かないことがある Rails 4の典型的なフォームのコードを以下に示します(訳注: valu
こんにちは、hachi8833です。 久しぶりにBigBinaryシリーズの翻訳記事をお届けします。 元記事 Rails 5 silences assets logs in development mode by default(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Railsバージョン: 5.0.2(5.0-stable) Rubyバージョン: 2.4.1p111 以前のRailsでは、developmentモードで開発中に以下のようなアセットログが大量に表示されるのが普通でした。 Started GET "/assets/application.self-4a04ce68c5ebf2d39fba46316802f17d0a73fadc4d2da50a138d7a4bf2d26a84.css?body=1" for 127.0.0.1 at 2016-09-02 10
こんにちは、hachi8833です。今回はRails 5を対象に、実はなくてもよいgemや使われなくなりつつあるgemをリストアップします。ネット上の情報が古いことに気づかずにこうしたgemを導入してしまうと後々変更が面倒になりますね。 本記事は今後も継続して更新いたします。 本記事と逆の、Rails 5向け厳選・定番gemリストについては以下をご覧ください。 [Rails 5] rails newで使いたい厳選・定番gemリスト(2017年版) 【募集】不要なgem・使われなくなりつつあるgem情報 こうしたgemが他にもありましたら、記事末尾のフォームまたは@techrachoまでお知らせください。確認の後、本記事に追記いたします。 quiet_assets リポジトリ: evrone/quiet_assets ログチェック時に邪魔になりがちなアセット(静的ファイル)へのアクセスログを
2017.03.16 [Rails 5] rails dev:cacheコマンドでdevelopmentモードでのキャッシュを簡単にオン・オフできる こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズ、今回はRails 5でdevelopmentモードのキャッシュを簡単にオンオフできる機能を紹介します。 元記事 Caching in development environment in Rails 5(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Railsバージョン: 5.0.2(5.0-stable) Rubyバージョン: 2.4.0p0 Rails 5の新機能: developmentモードのキャッシュを簡単に制御できるようになった Rails 4まで Rails 4までは、developmentモードのキャッシュを切り替えるためにいちいちconfig/env
こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズ、今回はRails 5で導入されたActionController::Rendererを使って、コントローラの制約を受けずに任意のビューテンプレートをレンダリングする方法をご紹介します。 元記事 Rendering views outside of controllers in Rails 5(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Rails 5バージョン: 5.0.2(5-0-stable) Rubyバージョン: 2.4.0p0 この環境でbundle exec rails generate scaffold Order ordername:string mail:stringでOrdersコントローラを作成し、Ordersに適当にデータを入力しました。 注 元記事では「outside of control
こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズ第3弾をお送りいたします。Rails 4以前で使い分けの面倒だったrakeコマンドがRails 5ではrailsコマンドで実行できるようになっています。 元記事 Rails 5 brings consistency by wrapping all rake commands using rails(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Rails 5バージョン: 5.0.1(5-0-stable) Rubyバージョン: 2.4.0p0 Rails 5ではrakeタスクをrailsコマンドで実行できるようになった 注: この記事ではコマンド実行時にbundle execのbashエイリアスとしてbeを追加しています。このエイリアスをbashに設定していない場合はbundle exec railsか./bin/r
こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズで引き続きRails 5の機能を紹介いたします。データベースのカラム定義の説明をコメントで書けるこの機能は、一見地味ながら役に立ちそうです。 元記事 Rails 5 supports adding comments in migrations(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Rails 5バージョン: 5.0.1(5-0-stable) Rubyバージョン: 2.4.0p0 PostgreSQL 9.6.1 Rails 5ではマイグレーション時にコメントをカラムに追加できるようになった Rails 4以前は、データベースのカラムにコメントを追加するのに以下のようなgemが必要でした。 pinnymz/migration_comments PostgreSQL、MySQL、SQLiteが対象 Active
2017.02.21 [Rails 5] Rails 5の新フレームワークデフォルト設定ファイルでアップグレード作業を軽減する こんにちは、hachi8833です。BigBinaryシリーズ記事の第一弾をお送りします。 はじめに シリーズをとおして、元記事の全文の逐字訳ではなく再構成した記事としますのでご了承ください。詳しくは元記事を参照いただくようお願いいたします。 元記事 New framework defaults in Rails 5 to make upgrade easier(米国BigBinary社のブログより) 確認に使った環境 Rails 5バージョン: 5.0.1(5-0-stable) Rubyバージョン: 2.4.0p0 Rails 4バージョン: 4.2.7(4-2-stable) Rubyバージョン: 2.3.3 Rails 5の新しいフレームワークデフォルト設
Gemfile Rails 5.0.1の新品Gemfileに厳選gemのみを追加したものを参考までに貼ります。 元のコメント行は削除してあります。 rails newで使うのが前提なので、既存プロジェクトでは状況に合わせてGemfileに追記してください。 source 'https://rubygems.org' git_source(:github) do |repo_name| repo_name = "#{repo_name}/#{repo_name}" unless repo_name.include?("/") "https://github.com/#{repo_name}.git" end gem 'rails', '~> 5.0.1' gem 'sqlite3' gem 'puma', '~> 3.0' gem 'sass-rails', '~> 5.0' gem 'ug
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