ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (468)

  • ミス・プリンセス細胞をみくびるな。 - Everything you've ever Dreamed

    『プリンセス細胞』という言葉を知ったとき、その語感から僕は、ある一人の女性を記憶の中に呼び起こしていた。それからというもの、記憶の中にあらわれた彼女の丸顔は、真昼の月のようにひっそり、それでいて図々しく、僕を見下ろしている。 偶然立ち寄った街のファストフード店でその女性は働いていた。十数年ぶりの再会。僕は嫌みでも何でもなく、誇り高い彼女は自称実業家と結婚して、自ら経営する無国籍カフェで「創作という名目なら何をしても許される」という誤解に基づいたワンプレートランチ(無農薬野菜使用)を出したり、自己愛に満ち満ちたブログを書いてシンパからチヤホヤされているものとばかり思っていたので、意外だった。 彼女は悪くいえば苦手、よくいえば嫌いなタイプの女性だった。もっとも彼女が、僕の四十年という中途半端な長さの人生において、特別にイヤな人間であったわけではない。特別に凄くイヤな人間だったというだけだ。言い

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  • 業界の底辺ですき家を嘆く - Everything you've ever Dreamed

    品業界の片隅に身を置いている僕にとって、牛丼チェーン「すき家」の多くの店舗が「パワーアップ工事中」と称して閉店している騒動は他人事ではない。 噂によればパワーアップは人員不足と新メニュー導入が原因で、背景には低賃金・重労働というブラック企業体質があるという。もちろん3月という時期が人が集まりにくいこともあるだろう。 けれども、今回のパワーアップの原因が現場で働く従業員の低賃金・非正規社員といった待遇に原因があるというのはちょっと違和感がある。元々、外業界の現場スタッフが正社員抜きの体制で構成されていたり、賃金が低く抑えられているからだ。実際、僕の課長手当は一万八千円(年額)だ。そういう犠牲があるからこそ数百円でそれなりの事がべられるのを忘れてはならない。数百円の牛丼をべて従業員から搾取するとき、僕らの魂も搾取されているのだ。 外業界ではどこも労務費・材費の削減に苦労して

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  • 株式会社を退職しますやめます - Everything you've ever Dreamed

    昨夜、友人たちと少子化問題や孵卵器ビジネスについて飲みながら議論しているときに、ふと思いついたのだが、平成14年から11年間勤めた会社を今月末をもって辞めようと思う。そこでIT系に勤めていた人が辞める際にブログ等で「退職しました」なる文章を残す例に倣い、僕も始業前のこの時間を利用して自分の考えを文章し整理しておくことにした。なのでこの文章は読みにくいだけでなく、相当に長いものになる。 僕の仕事 最初に関係各位に迷惑がかからない程度に僕の勤務している会社と仕事を説明する。僕は非正規雇用も含めれば500人規模の品・外企業に新規開発営業職として勤務してきた。ここ数年は営業課長についている。課長手当は社内の他の課長職より著しく低く抑えられており月1500円。部下はいない。 品外産業というと「ブラック企業」を連想される方も多いかもしれないが、後で述べるとおり、ウチの会社は決してブラックではな

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  • 参加した事業説明会の人間力がヤバすぎた。 - Everything you've ever Dreamed

    とある事業説明会に参加した。開始十分前の会場は三代目Jソウルブラザーズのような若者たちと年金生活をしているような老人たち約二十名に占められ、アマちゃんのテーマ音楽がかけられていた。そんな客層と、安直な音楽セレクトが醸し出すインスタントな感じが僕の不安を増幅させた。今考えるとこのとき帰るべきであった。 配られた資料に目を落とすと太文字でこうあった。「私たちは新たな価値を想像します」。表紙で誤字とかふざけてるのか。想像はジョンレノンだけにしてくれ。帰ろう。僕が椅子から立ち上がった瞬間、闇。アマちゃん完全に沈黙。いつの間にか正面のスポットライトのなかにはおばはんが登壇していた。こうして悪魔の事業説明会ははじまったのである。 「…一応仕事ですけど、家族のように頑張ります」おばはんの挨拶は不明瞭なまま終わった。詳細は省くが、おばはんは挨拶の締めで滝川クリステルのアレを二度、繰り返した。アレは美女がや

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  • 営業セミナーをたくさん受けてわかったこと。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は営業二課長。今年は「若手、新人営業部員に受けさせるセミナーを事前確認する」という名目で、20回ほどの営業開発セミナーを受けさせられた。振り返ってみると、それぞれのセミナーで見せ方は違うが言っていることはほとんど同じであったので後世のために特徴や言葉をメモしておく。 1「意識を変えれば今この瞬間から変えられる」と言う。大前提。この一言がないとセミナー商法が成立しないのだろう。 2「営業に能力は必要ない」→「学歴ない講師のサクセスストーリー」のコンボ。みんな成長ストーリーが大好きだ。 3「大事なのはアウトプットではなくインプット」と訴える。ドヤ顔で。アウトプットとインプットどちらが大事だと思いますか?と景品クイズのような質問で聞き手の自尊心をくすぐるパターンもあり。 4「脱営業」をぶち上げる。セールスではなくコンサルタント的な立場で客と話すのが大事だそうです。 5「失敗を恐れない」と言う。

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  • ブラック企業こじらせ型で働いてます。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    僕は品会社の営業二課長。一課はまだない。弊社のホウレンソウは「放任」「連帯」「総括」。字面からだけだと日赤軍を連想させる不穏なものだが、実際は、たとえば新たな仕事を与えられた人は指示や目標も支援もなく放置され、うまくいってあたりまえ、うまくいかなければ連帯した上層部から総括を迫られるのだから日赤軍よりたちが悪い。 緊急会議が召集された。集められた会議室には社長直筆の社是「四面楚歌」が掲げられている。内容は5月からスタートした新規店舗の不振とテコ入れについてだ。その店舗は社長からのトップダウン案件。この話を社長が持ち出したとき、周りの全員が反対意見と暗い展望を示した。「売上が社長の予想ほどには…」「立地の条件が…」「私にはとても…」。それらは社長の「おもしろそうだから」鶴の一声でこの世に存在しないものとされた。はっきりと覚えている。社長が、「この店舗の全責任はオレがもつ」と力強く仰った

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  • 結婚二年、初めて妻がしてくれた。- Everything You’ve Ever Dreamed

    過日。新宿で友人と酒、がぶがぶ飲んで、我が家に帰ってくるとの姿がない。午前零時。外出する時間ではない。風呂場の灯りが点いたままになっていた。お湯も張ったままだ。カゴには脱いだままの下着。不穏な状況に触発されて頭に《意味深なシャワー》《間男》《元モー娘。矢口》…次々と不吉な言葉が浮かぶ。どこだ?僕の不安をよそに、あっけなくは見つかった。はトイレにいた。 我が家のトイレのドアは立て付けが悪く、時々、開かなくなる。もまた、入ったはいいもののドアが開かなくなり、トイレにとじこめられていた。「今、すぐに開けるから」外から開けるのはたやすい。ドアの隙間に薄いカードのようなものを差し入れ引っ掛けるようにして押せばいい。なのに「開けなくていいです」。声に悲壮感すら漂わせて。怪しい。やはり間男を匿っているのか。「いや、もうこんな時間だし、飲酒してきたのでトイレが閉店していると都合悪いからさ」「裸な

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  • 日本よ。これがリアル『半沢直樹』だ。- Everything You’ve Ever Dreamed

    暑くて眠れないので話題のドラマ『半沢直樹』と弊社を比較してみました。 1. 半沢直樹→上司はクソだが日語は通じる。同じ土俵に立てる。つまり倍返しが出来る。 ウチ→上司が「刺身が生なんだが!」と意味不明な日語を絶叫。別次元すぎて倍返しも何もない。 2. 半沢直樹→クソ上司にチームで対抗する。「あなたには私みたいなバカな部下はいないでしょう」熱いハートを持ったバカな部下。 ウチ→クソ上司にチームで対抗する以前にチームが瓦解。業務中の居眠りを注意すると謝ることもなく「仕事してると夜更かししないと遊べないじゃないですか!」と逆ギレるバカなだけな部下。 3. 半沢直樹→口ぐせ「倍返しだ」 ウチ→上司の口ぐせ「なるへそ」 4. 半沢直樹→監査委員会の策略で窮地に立たされるも部下の忠誠心で危機を脱出。「弁明も出来ないのか情けない男だ」と見栄を切る。 ウチ→会社の駐車場の扉に車で突撃する事故を起こした

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  • 妻はジブリが嫌い。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    未明から降りしきっていた下痢は、まるで僕の不安を晴らすように正午にはすっかり上がっていた。奇跡だ。 「「風立ちぬ」を観に行かないか?」僕はにいった。数日前のことだ。席は押さえてあった。「ノン!」即座に断られた。はジブリ作品が嫌いだった。テレビ放送も観たことがない。僕も観させてもらえない。嫌う理由は、絵とかストーリーはファンタジックで一見素晴らしいけれど、それをおっさんたちが汗を流して作っているのだと思うとキモイから、美しくない、というものだった。僕にはの大好きな少女革命ウテナもおっさんがつくったものだとは言えなかった。「風立ちぬ」は義理の父と見に行った。号泣する義理の父の姿は確かに美しくはなかった。 尿に血が混じった。「先っちょから血が噴出してたよ」僕が告げても「女の子みたいですねー」と努めて明るく振る舞ってくれたには感謝してる。夕飯の赤飯、とても美味しかった。それから極度の緊張と

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  • 解雇されちまった - Everything You’ve Ever Dreamed

    同僚が解雇された。その同僚はこの4月に採用されたばかりの新卒の新人君。新人君は経理部。営業課長の僕とは仕事での絡みはほとんどなかったが、ある飲み会で偶然隣席になりテレビゲームの話題で親しくなった。最近はモンスターハンター4仲間だ。その彼がいきなり解雇された。他人事ではない。明日からの狩りはどうなるんだ。 予兆はあった。先週金曜日。飲みながらモンハン談義をする約束をしていた。新人君が「今日はすみません。そんな気分になれません」とメールで断ってきた。彼女はいないはずなのに、僕との約束をドタキャンするなんて、おかしいと思っていたが、まさか解雇とは。正直驚いた。 金曜日に上から通告されて9月いっぱいだという(今日じゃん)。『不当解雇』。不穏な言葉が頭に浮かんだ。労組もない小さな会社のくせに箝口令がしかれているのか情報が入ってこない。他部署なので解雇に至った詳しい理由はわからない。けれども新人君が会

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  • さよならオッパイ - Everything You’ve Ever Dreamed

    風呂が壊れた。具体的にはお湯は張れるが追い焚きができなくなった。温かいお湯に入るためには早めに帰宅しなければならない。キャバクラに行けない。悲しい。しかしこれは天恵かもしれない。ポジティブに考えるならば。 話は遡るが嫁さんに「一緒に風呂に入ろう」と誘いはじめてから一ヶ月になる。そのささやかな願いはいまだに叶えられていない。嫁さんは元レイヤー現歴女西軍派のFカップ。しかしその嫁さんが僕との入浴を拒む理由が皆目わからない。ただ「分をわきまえよ」の一点張りなのである。だが、昼夜かまわず電子メールやラインのファンシーなスタンプを駆使して執拗に尋ねた結果、嫁さんは苦悶の表情を浮かべて以下のような理由を挙げた。「水着がない」「見(せ)たくない」。実のところ、嫁さんが水着を数着所有しているのは探索により確認済みである。しかしながら湯船に浸かり「水着着ていいから入ってきたまえ」と誘っても「ゼッケンの字が水

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  • 意識が高い人が集うパーティーに参加した。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    気が乗らなかったが用事もあるし是非是非と執拗に誘われたしで足を運んだパーティー、もやもやした気分は会場のドアを開けた瞬間に溢れ出てきた大音量のGReeeeNではっきりと後悔に変わった。 知り合い主催の起業パーティー。集まったのはガラがあまりよろしくない二十代の男性と派手な女性、約三十人。いいところもあった。ムスコの立身に感極まった御母堂のほうれい線を流れる涙。会場のいたるところで交わされるハグ。ウィース!というノリのいい歓声。けれどもパーティーの主役が語るビジョンがそれら希少な美点のすべてを台無しにしていた。主催者はスピーチで今回の起業についてこう語りだした。 「大好きな町だけで、大好きな友達だけと…大好きなことだけを…」冒頭からおかしい。壁に映し出される「3D」の文字。「大好きなこの街、この街でしか作り出せないプロダクト。それを近日開設予定の公式ブログで世界に発信していく。私たちは湘南主

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  • 正しい企業理念に殺されてたまるかっつーの - Everything You’ve Ever Dreamed

    小さな品会社に務めていて、今、営業課長という立場にある。品をキーワードにいろいろ手掛けているなかで最もやりがいを感じる仕事が福祉施設向け、老人ホームの事提供。ウチの会社は創業以来「手作り(現場調理)」をポリシーに事業展開してきて俺自身も当時の社長(現会長)の考えに賛同して今の会社にやってきた。実際「手作り」の事は施設にも利用者にも喜んでいただけていたと思う。今その理念が問題になっている。会社を蝕んでいる。 老人ホームで手作りの事を提供するにも当然デメリットはある。第一に材費が指定されていて融通がきかないこと。この材費は外部のレストランのメニューにある販売価格と異なって実際に事にかける材料費を指している。施設側の栄養士のチェックによって材から利益をあげることは原則無理。大手の会社はうまく抜いてるみたいだが。ワタミとか。第二に売上アップが不可能。入居者+職員+デイサービスと対

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  • 僕のマスオさん生活が3ヶ月で終わった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    「君はよくロック、ロック、ロックンロールと口癖のように言うが、あれはロックや若気の至りというよりも…」朝の卓、同居してる義理の父は僕に言った。穏やかな声だ。「小便臭い子供のやることではないかな?婿殿」。師走。泥酔の挙げ句の狼藉、酒バイオレンス。の連続。どうしてがぶがぶ酒を飲むと障子に北斗百裂拳をお見舞いしたくなるのだろうか?「婿ではありません」と突っ込みをいれる空気はなかった。「確かにそうですね」僕は言った。と義母は時代劇の録画を観ながら成り行きを見守っている。胃が痛い。それから、義理の父は予め決められた場所に言葉を置くようにして言った。「早々に、出ていってほしい」。「わかりました」。障子に開いた孔から射し込むお日様が眩しかった。 こうしたやりとりを経て僕はの家を出ることになった。マスオさん生活は3ヶ月で終わった。誤算がふたつ。ひとつは知り合いの不動産屋の扱っているイイ感じの物件がち

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  • 「全社一丸となってブラック企業を目指します」と社長は仰った。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    皆から惜しまれずに定年退職した営業部長が遺していった負の遺産のおかげで苦悩している。すなわち「ブラック企業イコール黒字優良企業」という誤った認識知識である。今は亡き営業部長が社内外屋内外構わず「わが社はブラック」と叫んでいたおかげで社長以下上層部(ご親族一同)に誤った認識知識が浸透してしまったらしい。 おかげで部長亡きあと、社長は「あのさ〜もっとブラック感を出していかないと〜」とか「ブラックについて来られない者はもう結構」と仰るようになり、呼応した各部署が「全事業のブラック体質強化に向けて即戦力募集」なる謎求人を出す寸前までいったり(人事部)、「安心と信頼の証。県内有数のブラック企業」なるキラーフレーズが公式ホームページ上で踊る寸前までいったり(企画部)などした。これらの社内テロ行為はそれぞれ決裁の際に社長から「あのさーあまり黒字をアッピールするとロクデナシしか来ないよー」→却下。「いいん

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  • 自己都合で退職した元同僚が養育費を求めてストーカーまがいの行為をしてきたので秘奥義を繰り出した。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    僕は小さな品会社の営業課長。ここのところ「自分探し」を理由に自己都合退職したゆとり世代の元同僚(必要悪君)から、縁を切ったはずなのに、トモダチ以上ストーカー未満の行為をされ続けていて甚だ迷惑している。先月のことである。必要悪君から連絡があった。一連の騒動でケータイは着信拒否。なので一身上の都合で現在と別居中の僕が一人暮らしをしているマンションの固定電話に連絡があった。「なぜこの番号を?」疑問をぶつけると「人脈を大切にしますからね、俺は」と必要悪君は言う。初っぱなから噛み合わず、きっつー、って唖然としていると、畳み掛けるように、元課長はやっぱ独身だったんすねー結婚できるタイプには見えなかったもんな〜と聞き捨てならないことを言うのを、ぐっ、とこらえて聞き捨てていると、驚くべきことを彼は言った。「元課長、養育費をください」 元課長、養育費をください。彼は、まるで大事なことのように正確な日

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  • 上司の言葉をまとめてみたよ THE LAST MESSAGE - Everything You’ve Ever Dreamed

    先日惜しまれずに定年退職した部長の退職直前のソウルフルな言葉をまとめてみた。これらの言葉たちから放たれる特濃な、焦り、諦め、差別意識、貯蓄ゼロ、先入観、絶望…それらを感じとり人生の締めくくりについて考えるヒントにしていただければ幸いである。 「今度会うときは………客だ…」 ※退職日の訓辞の締め。終わりの始まり。 ※涙なしでは読めない退職の挨拶(総論) 「日は私のために朝一番から朝礼にお集まりくださりありがとうございます。私は今月末をもって寿退社することになりました。10年という気がふれそうな長い年月のあいだ、私のような一匹狼タイプにやりたくもない管理職を与えてくだすった会社には心より哀悼の意を表します。ありがとう。 (中略) また最後まで退職金がないという嘘をついて無用な緊張感を与えてくれた皆様には潔く感謝いたします。ありがとう。 (中略) 日、無事に定年を迎えられたのも要は私の努力の

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  • トイレにとじこめられてます。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    私事で恐縮だが一身上の都合で日午後7時くらいから自宅マンションのトイレに閉じ込められている。鍵がいかれたようだ。回してもツメみたいなのが引っ込まない。ドアの隙間はきっちりしていて向こう側の明かりもみえない。窓もない。iPhoneだけある。 別居中のに助けを求めれば解決だと思うが躊躇している。躊躇している理由は僕のちっぽけな自尊心である。つまりそれはリビングで視聴していたDVD。視聴自体もまあ今そこにある危機の1つであるが、問題はジャンルといいますか、タイトルを挙げることも大人の事情で申し上げられないので皆さんの想像にお任せして説明は省かせていただきます。 また、不幸は連鎖するものでございまして最近の僕は全裸で自宅トイレに入ることで魂の解放と安らぎを得ることがマイブーム。そう。つまり今、僕は全裸。 (ドアノブに映る裸の男) リビングで流れる変態作品、テーブルの上にある伸び切って実にアレな

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  • 自己都合で退職した元同僚が上司にガチで復職を直訴してきて驚いた。- Everything You’ve Ever Dreamed

    (「自己都合で退職した元同僚が半年間のプー経験を売りに在籍時以上の待遇を求めて復帰を希望してきて驚いた。」 http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20120612#1339503482 「自己都合で退職した元同僚が想定外の助けを求めてきて驚いた。」 http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20120902#1346588487 「自己都合で退職した元同僚の自分都合のワンダーな悩みを聞かされた。」 http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20121113#1352757680 のエピローグです。) 僕は小さな品会社の営業課長。不幸な偶然が重なって昨夏「自分探し」を理由に自己都合で退職したゆとり世代の元同僚(自称必要悪君)と団塊世代の部長と僕の三人で飲むことになった。気が合わない者同志なので会話がはずまない。海岸

    自己都合で退職した元同僚が上司にガチで復職を直訴してきて驚いた。- Everything You’ve Ever Dreamed
  • 自己都合で退職した元同僚の自分都合のワンダーな悩みを聞かされた。- Everything You’ve Ever Dreamed

    (「自己都合で退職した元同僚が半年間のプー経験を売りに在籍時以上の待遇を求めて復帰を希望してきて驚いた。」http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20120612#1339503482 「自己都合で退職した元同僚が想定外の助けを求めてきて驚いた。」http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20120902#1346588487 のエピローグです。) 僕は小さな品会社の営業課長。約束があって足を運んだ居酒屋で「自分探し」を理由に自己都合で退職したゆとり世代の元同僚君(自称必要悪君)とばったり会ってしまった。彼とは色々あって縁を切っていた。別に会う必要なんてない、しなきゃいけないことたくさんあるしという宇多田スタンス。だが、哀しいかな、僕の身体に染み付いた、営業マンの習性。そいつに突き動かされて近況をたずねたら、凍えそうなヤモメ見つめ泣いてい

    自己都合で退職した元同僚の自分都合のワンダーな悩みを聞かされた。- Everything You’ve Ever Dreamed