ブックマーク / adenoi-today.hatenablog.com (13)

  • ドラゴンボールベストバウト議論においてクリリンVS餃子戦を候補に入れておきたいという主張のための覚え書き - 銀河孤児亭

    はじめましての方ははじめまして。そうでない方はこんにちは。 例によって例の如く、ブログの方ではお久しぶりのあでのいです! さてところでなんですが、過日、私あでのい、貴重な休日の昼下がりを使って、更新されてゆくtwitter(X? 知らない子ですねぇ)のTLをボケーっと眺めるという、素晴らしく有益な時間を過ごしていた訳なんですが、その際たまたまこんな記事を見かけました。 mantropy.hatenablog.com ベストバウト議論。それはバトル漫画における漫画議論の花型と言っても良いかも知れません。 飲みの場での与太話としても大いに盛り上がる格好の話題である一方で、不毛になりがちな最強キャラ議論に比べて、漫画読みとしての審美眼もそこではまた大いに試されます。 当然、日漫画史に燦然と輝く名作バトル漫画ドラゴンボールにおいても、一体どのバトルが作中でも最も魅力的であるかを語ることは、いくら

    ドラゴンボールベストバウト議論においてクリリンVS餃子戦を候補に入れておきたいという主張のための覚え書き - 銀河孤児亭
  • 西野亮廣がいかに今回悪辣で狡猾な仕掛けを施したのかをちゃんと解説しておく。 - 銀河孤児亭

    これは西野批判者たちのあまりの不甲斐なさに憤慨した10年来の西野亮廣ファンによる、西野絵炎上事件の解説である! ここ数日ツイッターランドではどこもかしこも西野への批判でいっぱいだ。おそらく西野を悪く言うツイートを一度も見なかった人というのはほとんど皆無なのではないだろうか? しかしにもかかわらず、個人的な感想を言わせてもらえば、西野への批判の中には的外れのものもかなり多く、問題点のみに絞って的確に批判を行えていた人はかなり少なかったように思う。 その中でも西野が批判されて然るべき点のみに上手く絞って批判できていると感じるブログ記事が以下にある。 キングコング西野の件は「炎上」では足りない - MistiRoom しかしこのブログも、批判されうる点に上手く絞れているとは言え、西野の質的な悪辣さと狡猾さについてはほとんど理解できていないように思う。このブログではむしろ「なぜ炎上したか?」と

    西野亮廣がいかに今回悪辣で狡猾な仕掛けを施したのかをちゃんと解説しておく。 - 銀河孤児亭
  • シン・ゴジラ感想(ネタバレ極力無し) 昭和29年と2016年の「今この瞬間」 - 銀河孤児亭

    シン・ゴジラ見ましたよ。見てきましたよ。端的に言って最高でしたね。「これを見ないまま死なずにすんで良かった」と言える映画がこれまでの人生で何あったことか。この映画を見ないまま死なずにすんで良かったです。 という訳で以下感想です。ネタバレらしいネタバレはほとんど無いんじゃないかと思います。(ゴジラが東京を火の海にします、なんて情報までネタバレでは流石になかろ そもそも、だ。フィクションの魅力の大部分というのは「文脈」に依存する。作られた時の時代背景、既存のフィクションの文法、先行作品の量と質、視聴する観客の言語圏に文化圏、そして歩んできた人生。 純粋に「予備知識無しで楽しめる作品」なんてのはこの世に存在しない。どんな作品でも必ず楽しむための前提知識が何らか存在している。「予備知識無しで楽しめる作品」と一般に言われる作品はあくまで「必要な予備知識を大多数の人間が知っている作品」でしかない。私

    シン・ゴジラ感想(ネタバレ極力無し) 昭和29年と2016年の「今この瞬間」 - 銀河孤児亭
  • 『Gレコ』は何故「分からない」アニメだったのか? - 銀河孤児亭

    えー、これは冬コミのGレコ批評の総括章の1節を転載したものです。まあサンプルみたいなモンです。 内容は以前にブログにアップしたこちらの記事→「Gレコが失敗した理由と、今後Gレコを46年語り継ぐために」のブラッシュアップ版みたいなモンです。基論旨はほとんど変わりませんのでご注意下さい。 「分からない」 『Gレコ』の感想(特に初見時に顕著である)における代名詞と言っても良い一言だ。書の各話解説においても何度かその点について触れてはきたが、ここでは再度『Gレコ』の「分からなさ」に焦点を当てて、その理由と意味について考えてみたいと思う。 『Gレコ』が「分からない」と言われる時、「何が」分からないのかは大きく分けて3種類に分類できる。(何についての分からなさを指しているのかが噛み合っていない場合、議論がうまく成立しないことが多い) まず第一に挙げられるのが、世界観設定や勢力関係、キャラクター達

    『Gレコ』は何故「分からない」アニメだったのか? - 銀河孤児亭
  • 「ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き - 銀河孤児亭

    (コメ欄等の指摘で「アダルトチルドレン」という単語について完全な勘違いの元に盛大に誤用していたことを教えて頂いたので訂正しました) どうも。ブログでは久方ぶりのあでのいです。ドラゴンボールで何編が一番好きか聞かれたらノータイムでブウ編と即答するあでのいです。 そうブウ編なんですよ。最終章ですよ。ブウ編も好き、ではありません。ブウ編「が」一番好きです。 「○○編で終わってれば名作だった」と言われがちなジャンプ長期連載漫画で最終章を一番好きになってしまうとなかなか肩身が狭い思いをするものですが、ドラゴンボールなんてのはその最たる例の1つでしょう。 日々そんな肩身の狭い思いをしている私ですが、先日こんなニュース記事を見かけましてね。 ついにトリシマ編集長が認めた!「ドラゴンボールはフリーザ編で終わるべきだった」 何たることかと。怒髪天を衝くとはこのことかと。 件の番組そのものに関しては実際に見た

    「ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き - 銀河孤児亭
  • 炎上にかこつけてテキトーこく連中に「ケロロ軍曹の全盛期は『今』なんだよ」と叩きつけるための覚え書き - 銀河孤児亭

    はいブログの方では毎度の通りお久しぶりのあでのいです。 えー、twitterフォローされてる方々はご存知の通りと思いますが、何の因果か私不肖あでのい、この2019年にケロロ軍曹にどハマりしまして、そりゃあまあ夢中になっているであります。 (作者の吉崎観音が某アニメ大炎上で一躍ネット界のパブリックエネミー化している件とは全くの無関係) (嘘。当はちょっと関係ある) (まあそれはそれとして) でまあ、ケロロ軍曹ってもうアニメも終わって何年も経つ訳で、正直特に興味無い人にとっては「えっ、まだ連載してたの?」って思っちゃうし、連載継続中って聞いても何となく「全盛期ほどでは無いけど、そこそこ面白い中堅どころをキープ」くらいを想像しちゃうんじゃないかなーって思う訳ですよ。 もうね、大間違い。 ハッキリ言う。 ケロロ軍曹の全盛期は紛れもなく今です。間違いなく最新巻が一番面白い。(注:記事を書いてる時は

    炎上にかこつけてテキトーこく連中に「ケロロ軍曹の全盛期は『今』なんだよ」と叩きつけるための覚え書き - 銀河孤児亭
  • 異種族レビュアーズにおける「エロで繋がる男の友情」の危うさと尊さについて - 銀河孤児亭

    どうも毎度ブログではお久しぶりのあでのいです。 『異種族レビュアーズ』アニメ化の報を聞いた時は「正気か……!?」と戦慄したものですが、早いもので既に3話目が放送されました。 何の因果か間違いか、ニコニコ動画で今期アニメ再生数1位に輝いたりと、まさかの覇権候補にまでならんばかりの注目を集めていたりするのは皆さんご周知の通りと思います(当か?)。 でまあ、色んな意味で話題となってる作ですが、個人的にはちょっと一般的な語られ方とは別のラインでこの漫画について語りたい欲が出てきてしまったので、いっちょブログ記事かするかー、と思った次第であります。 という訳で、原作漫画『異種族レビュアーズ』ネタバレバリバリの感想となりますのでよろしくお願いしますであります。 漫画『異種族レビュアーズ』における「主役」は誰か この記事を開いた方々は十中八九既に知っているものと思うが、漫画『異種族レビュアーズ』のあ

    異種族レビュアーズにおける「エロで繋がる男の友情」の危うさと尊さについて - 銀河孤児亭
  • 「劇場版GのレコンギスタI 飛べ!コア・ファイター」閃光試写会感想 映画ってのはこう作るんだよ! - 銀河孤児亭

    はい。という訳で毎度恒例、ブログの方ではお久しぶり、あでのいです。 twitterのフォロワー諸氏の方々は既にご存知とは思いますが、行ってきましたよ福岡市美術館の劇場版Gのレコンギスタ閃光試写会(変換ミスだが気に入ったのでそのまま)。 『Gレコ』です。 『Gのレコンギスタ』です。 『ガンダムGのレコンギスタ』です! 思えば5年前、このブログを立ち上げたそもそもの目的が『Gレコ』感想のためでした。このブログのレゾンデートル自体が来は『Gレコ』にあったと言っても過言ではありません。ブクマ数人気上位4つがドラゴンボールと西野亮廣と理系学習漫画とシン・ゴジラとで埋められてる状況は何かの間違いかなんかとしか言いようが無い訳ですよ(それはそれとしてお読みいただいた方々ありがとうございます)。 遂に『Gレコ』が始動した事により、ようやくこのブログの来の姿をこれから取り戻す訳ですよ。 「劇場版GレコI

    「劇場版GのレコンギスタI 飛べ!コア・ファイター」閃光試写会感想 映画ってのはこう作るんだよ! - 銀河孤児亭
  • ゼロから学ぶ! 麻雀漫画を楽しむため”だけ”の麻雀講座 - 銀河孤児亭

    毎度ブログの方ではお久しぶりのあでのいです。 突然なんですが、先日twitter上でこんなツイートを見かけたんですよね。 『遊戯王初心者』に対して『初心者に教えたい人間』が多すぎるがために具体的な初心者像が見えずに『初心者に教えたい人間』同士が自分の中に作り上げた架空の初心者像を元に勝手に口論始めてるようにしか見えないんだけど 『遊戯王上達したいマスターデュエルから始めた初心者』どこにいるんだ? — ぺぴゃ (@pepyadon) 2022年1月24日 まだ上達したいってほど嵌った訳ではないが起きてる事の意味は分りたいぐらいの初心者は結構居るんじゃない? — neoMIO㌠ (@MIOzockNEO) 2022年1月25日 私自身はあんまし遊戯王そのものには興味無いんですが、こういう需要って遊戯王に限らず結構あると思うんですよね。 で、特に漫画やアニメの題材になってる何らかの競技に対して、

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  • 二次創作文化における黙認システムの限界領域について覚書 - 銀河孤児亭

    どうもあでのいです。思いの外早めのブログ更新で自分自身ちょっと驚いております。 togetter.com なんぞグリッドマン関係で同人誌が禁止されただされてないだが話題になってるみたいじゃないですか。 この辺の同人文化のあれこれについては以前から色々と考えてはいまして、その辺の個人的考えをまとめたもんがある程度できていたので、折角だからこの機に今回の件もある程度絡めつつブログ記事として完成させておこーやないかと思って更新した次第であります。 多くのオタクらが既に知っての通り、日オタク文化においてファンらによる非公式的な二次創作活動が果たす役割は極めて大きいと言えるのですが、しかしその一方で、その二次創作活動の大部分は基的に「著作権の侵害」という違法行為に基づいて行われているという問題がある訳です。 しかしでは何故多くの二次創作者らは犯罪者としてしょっぴかれていないのかと言えば、それは

    二次創作文化における黙認システムの限界領域について覚書 - 銀河孤児亭
  • 映画「漁港の肉子ちゃん」感想という名の明石家さんま論 - 銀河孤児亭

    はい毎度お馴染みブログではお久しぶりのあでのいです。 いやーーーー、見てきましたよ。「漁港の肉子ちゃん」。明石家さんまプロデュース、あの「えんとつ町のプペル」でヒットを飛ばしたSTUDIO4℃と吉興業のタッグが再び実現の話題作ですね!! まあ私はテレビから聞こえてきた女の子の声の「イメージの詩」にビックリするという、さんまファン拓郎ファンの風上にも置けない感度の低さでこの映画の存在を知った訳ですが。 でまあ、とにかく見てきた訳なんですけど、やーーー、泣いたね。開始5分くらいでもう既にボロ泣きして、そのまま涙腺回路ぶっ壊れたまま上映時間2時間、度々ボロ泣きしながら見るはめになったよね。当に素晴らしい映画だったと思います。 なんだけどさあ、ぶっちゃけそんな話題になってないよね「漁港の肉子ちゃん」。特にオタク界隈で。 まーねー、しゃーないと思うよ。「明石家さんまプロデュース!」って前面に押し

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  • 理系学習マンガは誰を先生役にし、誰を生徒役にしてきたか。−NHKキズナアイ騒動をうけて - 銀河孤児亭

    ブログの方では毎度お久しぶりのあでのいです。 さてここ数日、今をときめく大人気バーチャルyoutuberのキズナアイさんがNHKのノーベル賞解説番組特設サイトにて出演なさった事に対し、とある社会学者教授さんが盛大に噛みつき、それが火種となってネットの片隅を揺るがす大論争が巻き起こっているのは、皆さんもご存知の通りと思われます。 批判論点については当の教授先生がいろいろウネウネ話を捏ねている訳で、まあ詳しくは当人のweb記事を読んでもらうとして、個人的にはその中の 「女性は理系が苦手という偏見が社会にある中、それを追認するように先生役に男性、聞き手役に女性を配置させる事がジェンダーギャップ問題への意識に欠ける」 って辺りの話がちょっと気になりまして、こうして筆をとった次第。 というのも私不肖あでのい、ここ10数年くらい理系科目の高校〜大学生向け「漫画で学ぶ◯◯」系漫画にはできるだけ目を通すよ

    理系学習マンガは誰を先生役にし、誰を生徒役にしてきたか。−NHKキズナアイ騒動をうけて - 銀河孤児亭
  • 「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭

    はいどーも あでのい です! いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ! この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画シン・ウルトラマンですよ? 一体何のためのブログだと思ってんすかね当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という訳で今日は漫画『チ。-地球の運動について-』の感想です。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス) 作者:魚豊 小学館 Amazon この度最終巻の発売に加えてアニメ化も決まったとのことでめでたい限りですね。全8巻できれいにまとまってるのもおすすめしやすいポイントです。 でまあ、なんですけど、今日はちょっとこの大人気漫画の『チ。』を、私の持てる限りの全身全霊をもってして可能な限りボコボコにしてやりたいと思います。 やー、遂に書いちゃったよ作品批判

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