二次創作文化における黙認システムの限界領域について覚書 - 銀河孤児亭

どうもあでのいです。思いの外早めのブログ更新で自分自身ちょっと驚いております。 togetter.com なんぞグリッドマン関係で同人誌が禁止されただされてないだが話題になってるみたいじゃないですか。 この辺の同人文化のあれこれについては以前から色々と考えてはいまして、その辺の個人的考えをまとめたもんがある程度できていたので、折角だからこの機に今回の件もある程度絡めつつブログ記事として完成させておこーやないかと思って更新した次第であります。 多くのオタクらが既に知っての通り、日本のオタク文化においてファンらによる非公式的な二次創作活動が果たす役割は極めて大きいと言えるのですが、しかしその一方で、その二次創作活動の大部分は基本的に「著作権の侵害」という違法行為に基づいて行われているという問題がある訳です。 しかしでは何故多くの二次創作者らは犯罪者としてしょっぴかれていないのかと言えば、それは

[zakochan]

カナリア必要論危険。訴訟レベルを探るチキンレースを推奨してるみたい。結果IPの望まないイメージが世間に浸透したらIPもファンにも不利益／営利目的二次を好かんのは原作を大事にしない作家作品が拡散されるから

[natukusa]

2018年の記事。特定年代の知識にとどまらずかなり現代にまで接近した分析で、面白かった。

[houyhnhm]

いや、似てない二次創作でかつ特に名誉毀損しない場合など、黒には出来ないケースもあるだろう。つーか、やってみないと黒も白も分からん、が故にグレーだと認識すべき。

[producerkun]

よくまとまっている

[himakao]

チースレ関連で。2021年の状況も追記されてるので十分に読める

[t_f_m]

2018年11月の記事

[g-70hal]

今なお参考になる内容だったので。特に5.「5匹の猿」化現象の段は非常に腑に落ちた。同人誌ではなく実況プレイ動画の話になるが、立場を確立するために会社化法人化する実況者がいることへの関連性を考えた

[Hi-Fi]

2020年11月。面白かった。

[chintaro3]

「二次創作文化の存在は、作品単体にとってのメリット・デメリットを超えて、業界全体の人材確保のために無くてはならない存在」そうだよなぁ。さいしょはみんな真似からはいるんだから

[minamihiroharu]

長い記事だが、言及する事例が豊富で勉強になる。著作者側の腹一つでどうにでもなり、二次創作者側がその腹を忖度せねばならない状況が、相互監視社会的な息の詰まるファンダムを作ってしまうって話には説得力がある

[enya_r]

へえ >キャラクターの二次利用がその設定や性格、言動などだけで収まる小説の場合、絵に比べて「あくまでアイディアの範疇」と認められやすい、という話らしい）

[oriak]

お目溢ししてもらってる側がお目溢ししろと要求する現状はいつまで続けられるのか。

[DG-Law]

これは良いまとめだ。黙認システムは現状では他のアイデアが無い状態だけど，問題が多いよな。

[yarumato]

“二次創作物の電子販売は同人ショップの委託販売同様、なし崩し的に認められ10年後には問題視されない状況になるのではと推測。二次創作文化には他者に先んじて二次創作活動が安全か確認するカナリアが必要”

[o_mega]

“公式側の本音をある程度正確に知るためには、実際にアウトかセーフか分からない領域の、いわば「危険な二次創作」を実際に実行してみるしかないという問題があるのだ。（カナリア必要論）”

[yuimoke]

同人やったことないので、この辺の流れや雰囲気知らんかった。勉強になった。

[Louis]

「黙認システムの問題点、ザックリ言うと黙認システムが内包する原理的な限界事例について」思えば中国との尖閣問題も黙認システムの破綻が原因でしたね