ブックマーク / klov.hateblo.jp (5)

  • Web業界の人はそろそろPDCAという言葉を捨てたほうがいいんじゃないか - 絶倫ファクトリー

    PDCAは「小さな改善」を指すものではないし、そもそもWebサイト改善には向いてない。まずPDCAはP=計画ありきの「マネジメント」の話だし、Webはコントロールできない要素が多すぎて精度の高い計画立案が難しいからだ。 PDCAサイクルの出自は製造業の品質管理である。そしてPDCAという概念のキモは、「品質管理の話をしていると思ったらいつの間にかマネジメントの話をしていた。何を言っているのかry」である。例えば「C」は品質チェック作業はなく、品質のばらつき具合が事前の計画どおりだったかどうかを判断する。それはP=計画の検証そのものだ。製品の品質を管理するときに、単に品質チェックの「作業」を頑張ればいいのではない。品質の問題が生産工程全体のマネジメントの問題にスライドしていく。それがPDCAという概念の画期的な点だった。 だからPDCAというのは製造業だろうがWebだろうが、常にマネジメント

    Web業界の人はそろそろPDCAという言葉を捨てたほうがいいんじゃないか - 絶倫ファクトリー
  • Google の無い世界 あるいは女の子のウェブの歴史 - 絶倫ファクトリー

    これまで何度ウェブの歴史が語られたのか。それは知る由もない。そして、そのなかでどれだけ女の子たちのウェブ体験が体系化され、テキストとして残されてきたのか。それはそもそもそんなことがあったのだろうか。 ブログが流行し、SEOが市民権を得てからというもの、ウェブの歴史は常にGoogleを一つの転換点として語られてきた。Facebookですら、この巨人との比較を避けることはできない。 一方で、そうしたGoogle史観的な見方からこぼれおちるウェブの系譜も存在する。濱野智史『アーキテクチャの生態系』は、日におけるGoogleの外にある2ちゃんねるやニコニコ動画と言ったウェブサービスを体系づけた。 しかしそれでもなおウェブのタイムラインから抜ける視点がある。女の子のウェブ体験もその一つだ。「女の子ウェブ」の歴史は、ふみこみゅから始まりピグへと連なる。そこにはGoogleがなく、ガラケー(そしてau

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  • 『サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む』 - 絶倫ファクトリー

    サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 168回この商品を含むブログ (103件) を見る どちらかというと、「社会学者・鈴木謙介」の著書というより、「Life パーソナリティ Charlie」の著書と言った方がいいのかもしれない。ある程度社会科学的な分析を交えながらも、最終的に彼が目指すのは極めて実存的な問題へのコミットである。彼の著書にはそういう面が多分にあるが、書はそうした傾向が最初から最後まで通呈している。 書の概要―既得権批判者が自らを窮地に追い込む理由 書で一貫して議論されるのは、「既得権批判」という、いまや右も左も大好きなキーワードとなったロジックが、時にその批判する側を更なる窮地へと追い込んでしまう、逆説的な状況である。

    『サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む』 - 絶倫ファクトリー
  • 報道というプロペラは誰が回すのか トークラジオ「LIFE」の秋葉原事件特集についての違和感 - 絶倫ファクトリー

    報道という行為の循環構造 6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part2 (文化系トークラジオ Life) いつもpodcastで聞いているこのラジオ、先月22日の放送は6月8日の秋葉原通り魔事件についてだった。 その中で、サブパーソナリティの1人、IT音楽ジャーナリスト・津田大介氏が事件とメディアの関係、端的に言ってしまえば現場にいた人がモバイルPCを使って動画でライブ中継するという行為について見解を述べていた。だがそれを聞いていて、個人的にはなんともいえぬ賛同と違和感の入り混じった複雑な感想(津田氏自身も微妙な言いよどんだような違和感を表明している)抱いた。 津田氏は、事件の当日、現場の様子をUstreamというツールを使いウェブ中継するという行為が行われたことに対し、「原始的で個人的な違和感」を表明している。そしてまたそうしたインターネットを使った個人の中継配信を従来の報道機関による報

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  • 何故男女で会話がかみ合わないのか - 絶倫ファクトリー

    まずはテキストの引用から。 W(女)が胸に手術の跡が残ったために胸の形も悪くなり、憂だとH(男)に訴えた後の会話 H:傷を隠してもとの形にするような整形手術すれば? W:これ以上手術する気はないわよ!胸の形が変で悪かったわね! H:別に僕はなんとも思ってないよ。 W:じゃあ何で整形手術しろなんていうの? H:だって自分で自分の胸の形が嫌だって言ったんじゃないか。 (Tannen,Deborah.1990.You just don't understand) とある夫婦の会話なんですが、見れば分かるとおり全然かみ合ってません。女の方は、手術のせいで胸に傷が出来たと。形も悪くなってすごい憂!と男に訴えたんですが、男の方は同情するふりもなく、解決方法を提示。当は女は「そうか、かわいそうに」と共感を得て欲しかったんでしょうけど、男はただ単に解決策を示しただけ。 こうした、女性の共感を得て欲し

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