ブックマーク / lyohe.medium.com (6)

  • 自分の使う OSS に GitHub で少し貢献した話

    われわれは、短い人生を授かったのではない。われわれが、人生を短くしているのだ。われわれは、人生に不足などしていない。われわれが、人生を浪費しているのだ。 セネカ. 人生の短さについて — 中澤務 訳 今年の4月にプログラマに転職して他の仕事と兼務しつつ見習いとして修行をしているのだが、ここ最近あまり成長実感がない。もう31歳なのにこんな状況でいいのかなと思いながら毎日を過ごしている。 そんなある日、会社から指示された課題の一環として、私も使っている OSS (オープンソースソフトウェア)に機能を追加することになった。 これに取り組む中で「自分が使うソフトウェア」を構成するコードを読んで修正していくことで、それぞれのコードが何をしているかの仮説とその検証が行いやすくなり高い学習効果が見込めるのではないか、という実感があったので書き留めておきたい。 この記事の想定読者自分プログラマになったばか

    自分の使う OSS に GitHub で少し貢献した話
  • スタートアップで経理として働く

    この記事は「(日の)スタートアップで経理として働こうかな」と考えている人や経理を採用したいスタートアップのために書いた。質問があれば記事にコメントか Twitter の DM か何かで下さい。 私私は今29歳で、複数のスタートアップで約7年働いている。現在は(もはやスタートアップと呼べない規模だが)株式会社メルカリで働いており、前職では株式会社ワンオブゼムというスマートフォン向けゲーム開発のスタートアップで主に経理を担当していた。副業を含めると5社(業3社、副業2社)で働いた。 以前書いた仕事の記事はこちら。 スタートアップこの記事では、主に VC 等からエクイティファイナンスで調達した資金を使って新しい市場を開拓し、急激な成長を経て exit(M&A や IPO)を目指す会社を「スタートアップ」と呼ぶ。 起業のファイナンス転職前に磯崎哲也氏の「起業のファイナンス」というを読んでおく

  • 株式会社メルカリで働いています – Ryohei Tsuda – Medium

    当は退職するときに書こうと思ってたけど、直近で辞める予定がなくて忘れそうなので今のうちに書き残しておく。この記事は個人の見解であり、所属する組織を代表するものではありません。 入社する前の話大規模な商業展示会を組織する会社で1年ほど経理として働いた後、友人の紹介でスマートフォンゲームの開発・運営をする会社に転職した。この会社では2年半ほど働き、経理だけでなく給与計算や国内外の税務、ゲーム開発、株式やストックオプションの仕組み、そして家具の組み立て方などを勉強させてもらった。今振り返ると、20代前半の若者によく色々やらせてくれたなと思う。 2014年7月初めにその会社を辞めることとなり(あまり良い辞め方ではなかった)、知り合いの伝手で人材紹介のエージェントに話を聞くことにした。この方が当に素晴らしい方で、2時間ほど親身になって相談に乗っていただいた。私は当時キャリアに迷っており、経理をや

  • 技術的負債の「会計的」性質 – Ryohei Tsuda – Medium

    負債とはなにかについてわたしたちが理解していないという事実そのもの、あるいはこの概念の融通無碍であることそれ自体が、負債の力の基盤である。 デヴィッド・グレーバー 「負債論」 ソフトウェア開発において、欠陥のある未熟な実装によって機能の追加や修正が難しくなることを、借金に喩えて「技術的負債」と呼ぶことがある(Wikipedia)。 現代のソフトウェアはもはや「サービス」に近い製品が多いが、サービスは顧客に受け入れられて初めて収益を生み出すことができる。広く使われているソフトウェアも最初は数少ない機能にたくさんのバグを添えてリリースされ、試行錯誤を経て顧客に受け入れられる。つまり、機能の追加や修正が難しくなることは、それ自体が潜在的な損失と言える。 しかし、私にはこの「技術的負債」という言葉は会計上の「借金」とは随分と異なる意味を持っているようにも思える。というのも極端な話、もし機能の追加や

    技術的負債の「会計的」性質 – Ryohei Tsuda – Medium
  • 会社が倒産したときに給与をもらう

    He who is not courageous enough to take risks will accomplish nothing in life. Muhammad Ali 会社というものは当によく倒産する。 東京商工リサーチの調査によると、日全国で2018年1月〜6月に4,138件の倒産があった。これは負債総額1,000万円以上の倒産のみを数えており、実態としてはこの数字より遥かに多くの会社が倒産していることになる(倒産の定義はこちら)。 2018年1–6月の全国企業倒産数(負債額1,000万円以上)身の回りで聞いた話だけでも、投資家から資金を調達したが事業が全く上手くいかない、騙されてお金を持ち逃げされた、タダ働きになってしまった、社長がオンラインゲームにハマって会社に来ない…など様々な理由で倒産した、もしくは倒産寸前の会社がある。 会社が倒産するとき決まって話題になるの

    会社が倒産したときに給与をもらう
  • Slack が上場するので目論見書を読む

    私の愛する Slack が NYSE に上場するらしいので Form S-1 を読む。 Slack、IPO申請書を公開 過去1年の売上高は4億ドル超、純損失は1億ドル超(IT media) 事業の主要な指標DAU¹: 1,000+万人メッセージ数: 10億/週組織数: 600K+developer数²: 500K+DAUあたり利用時間: 90分/営業日 Slack が公開しているデータのなかで一際目を引くのが68ページにある下記の ARR(Anual Recurring Revenue)。これはある Fiscal Year (決算期)に初めてお金を支払った Paid User がどれだけ積み上がっていくかを表す。Slack は 1月決算なので、 FY 2015 は 2014年2月1日〜2015年1月31日。ちなみに Slack が始まったのは2013年8月なので、このグラフが Slack

    Slack が上場するので目論見書を読む
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