この記事について 先日統計検定2級を受けました。自己採点で合格点を採れていた(7割強)ので、勉強前の自分に伝えるつもりで勉強方法についてメモを残します。 勉強のコツは「深く考えないこと」 基礎統計学で使う公式にはオーバーテクノロジーが使われています。 たとえば以下は標準正規分布の確率密度関数の式です。あきらかに初学者の理解を拒んでいます。 初めて教科書を見たときは面食らいましたが、別に今この式自体を理解する必要はありません。統計学の公式には少なくとも普通の大学の1・2年次では理解できない数学が使われているので、今頑張って考えても徒労におわるだけです。 統計検定2級の目的は推定統計学の各種分析方法を、道具として使えるようになることです。よって各種の分析方法について以下の点が抑えられていればOKです。 1.どのようなことを調べるために使うのか 2.計算方法 3.計算結果で何がわかるのか 計算方
