ブックマーク / seek.hatenadiary.jp (4)

  • テンバイヤーを考える - インターネット

    いわゆるテンバイヤーと呼ばれる人達や転売という行為がある。 最近はこの転売というのもずいぶん身近になってしまった。例えばどこぞの知事がイソジンがCOVID-19に効くという発言をしたらあっという間に薬局から在庫が消え去り、その日の夕方にはフリマアプリに多数出品されていたという「事件」などは記憶に新しいし、それ以前だって除菌用アルコールマスクは取り合いになりとうとう政府が動くレベルの騒動に発展してしまった。また、未だに一部の人気ゲーム機などは品薄が続いていることから、店側がいくら対策してもテンバイヤーが購入してしまうといった訴えすら出ている始末である。 このように、今の世の中ある意味テンバイヤーだらけなのである。そこで今回は、ちょっとテンバイヤーについて考えてみたい。まず始めに明らかにしておきたいのはテンバイヤーにもパターンというか類型があり、それは大きく二つに分類が出来るのではないかと思

    テンバイヤーを考える - インターネット
  • インターネットは繋がらなくなった - インターネット

    2000年からの10年間、つまり00年代というのは、それまで限られた人が楽しむものだったインターネットを、生活必需品に塗り替えてしまった10年ではないかと思っている。 実際のインターネットの普及はもう少し前から始まっているのだが、こと日においては90年代末までは一般家庭レベルでは常時接続というものがなく、今では死語となったテレホタイムに繋ぐほかは従量課金で細々と楽しむしかなかった。恵まれている人達はISDNで常時接続を実現していたが、それにしたって精々128kbpsの、今となって信じられないような速度である。もはや神話の時代の話なのではと思えるほどであるが、10年くらい前には確かにそういう時代があった。そういえば11時になるとネットゲームの鯖が重くなったり、人がガラリと入れ替わったりするあの感覚というのを肌で感じた人ももはや少なくなってしまったのかもしれない。今にして思えば当時のインター

    インターネットは繋がらなくなった - インターネット
  • インターネットの怪異 - インターネット

    そのことに最初に気付いたのは、ずいぶん前だったような気がする。 通勤時間の暇潰しのためにWikipediaのアプリを入れてたまに読んでいるのだが、そのアプリの機能として「よく読まれている記事」という一種のアクセスランキング機能がある。例えば芸能人が不祥事を起こしたり亡くなればその人のページが翌日ランクインするし、何かの事件の判決が出たらその事件のページがランクインしたりする。ある意味では「ネットユーザーの興味の総意」みたいなところがあるランキングである。 しかし、ある時奇妙な項目がランクインしていたのを目にした。それは「今昔文字鏡」というソフトウェアに対する記事である。あまり一般に知られたソフトではないにも関わらず、今世間一般で話題になっている数々の項目を抑えてランクインしていたのである。 ja.wikipedia.org これだけなら「まぁ一部で何か話題になったんだろう、たまにはそんなこ

    インターネットの怪異 - インターネット
  • ゲームのじかん - インターネット

    ようやくPS5を買った。GT7をやるためである。 さて、GT7はレースゲームであり、またお手として「現実」があるタイプのゲームである。現実というのはつまるところ現実の自動車及びそのレースのことであり、基的にはこれらをどのようにリアルに再現するのかという点に心血が注がれている。もちろんのこのリアルさというのは世代が進むごとに強化されており、リアルなグラフィックと挙動というのが(GT7に限らず)リアル志向レースゲームの売りとなっている。 しかし、そんなリアルなゲームであっても意図的にフィクションを残している部分がある。それが時間である。 どういうことかというと、GT7の世界には少なくとも二つ以上の時間が同時に流れている。一つはラップタイムを司る時間──これは現実世界の時の刻みと同じである──そしてもう一つは「ゲーム内で流れているであろう時間」である。これは現実世界の時の刻みとは非同期なもの

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