ブックマーク / www.shonenjump.com (7)

  • 訃報|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

    ジャンプ誌上でたくさんの作品を発表された鳥山明先生が逝去されました。 突然の訃報に、集英社・編集部一同大きな悲しみに包まれております。 『Dr.スランプ』『DRAGON BALL』『SAND LAND』...先生が描かれた漫画は、国境を越え世界中で読まれ、愛されてきました。 また、先生が生み出された魅力あふれるキャラクターたちと、その圧倒的なデザインセンスは、数多くの漫画家・クリエイターに大きな影響を与えてきました。 先生の偉大なご功績を讃え、感謝の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 週刊少年ジャンプ編集部 Vジャンプ編集部 ジャンプSQ.編集部 最強ジャンプ編集部 少年ジャンプ+編集部 株式会社バード・スタジオ/株式会社カプセルコーポレーション・トーキョーと、先生と親交の深かった方々からコメントを頂戴しました。 ◆ ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、

  • 第8回 ストーリー構成はこの3つだけ覚えよう

    漫画を面白くするために、最適なストーリー構成ってなんでしょう? 新人漫画家さんの作品を読む際、「構成はどうですか?」「起承転結はできていますか?」と質問されることが多いです。「起承転結」「序破急」「三幕構成」「ビート・シート」など、脚術でさまざまな分析・言語化されているだけに、意識しやすい要素なのでしょう。 最近は、アニメや映画の構成を参考に描く漫画家さんも多いですし、知っておいてもちろん損はないです。が、注意してほしいのは映像と漫画の時間感覚は全然違うこと。映像のほうが、入れられる情報量が圧倒的に多いんです。 なので、最初にチャレンジするであろう短いページの読切漫画に、2時間映画の構成をそのまま詰め込むと、だいたい展開を追うだけでページを使い切ってしまい、キャラ描写(後述)もできずに終わってしまいます。 ※参考までに…矢吹健太朗先生がアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」をコミカライ

    第8回 ストーリー構成はこの3つだけ覚えよう
  • 第4回 キャラは無理して一人で立てなくていい~「●●●」を使えばキャラは立つ~

    前回、「キャラを複数出すことであるモノが生まれる」と書きました。あるものとは? ズバリ、「関係性」です。 漫画に限らず、エンタメの世界では「魅力的なキャラを作る」ことを至上命題とするものが多いです。特に主人公。少年ジャンプも例外ではありません。が、主人公1人だけを描いて魅力的なキャラに仕立てるのは、すげー難易度高いです。(もちろん、一人で動きまくる圧倒的な主人公を描ける作家さんもいます) なので、プロの作家さんは「主人公を生み出す」と「他のキャラとどう組み合わせるか」をセットで考える人が多かったです。前回書いたように、ストーリー展開上最低限必要なキャラ数と、ストーリーを「面白く」見せていくキャラ数が一緒とは、必ずしも限らないのです。作品(企画)に最適なキャラ数を模索し、そしてキャラ同士がどんな「関係」なのか&どんな「感情」が向いているのか、「組み合わせ」を一緒に考えるクセをつけることをお勧

    第4回 キャラは無理して一人で立てなくていい~「●●●」を使えばキャラは立つ~
  • 元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく

    2020-11-27 第12回 「ジャンプ漫画学校」講師をやった感想 前回からずいぶん間が空いてしまいました。すみません。 実は私、7月に異動して週刊少年ジャンプ編集部の副編集長となりまして。 そこで頭を悩ませたのが…そもそもこのブログ、タイトルが 「元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく」 …なんだけど、異動して戻ったら「元」じゃなくなるよね?どうなんだ?

    元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく
  • 冨樫義博×石田スイ 特別対談 - 少年ジャンプ+

    ── まず、今回石田先生が冨樫先生の仕事場に伺い、お話させて頂くことになった経緯から簡単にお話させてください。 冨樫義博(以下/冨) はい。 ── かつて、「少年ジャンプ+」の前身である「ジャンプLIVE」で、石田先生には「東京喰種トーキョーグールJACK」を連載して頂いたことがあり、とても反響が大きかったので、今回再び、石田先生に漫画を描いてもらえないかという依頼を「少年ジャンプ+」からさせていただきました。 その中で、石田先生が冨樫先生の作品の大ファンで、特にヒソカが好きだという話題が出まして、もし石田先生がヒソカの物語を漫画にしたらどんな風になるのだろう、という、編集部サイドの好奇心・妄想のようなところから始まっています。 そこで、もしそんな企画の提案があったら、そもそも冨樫先生はどう思われるかを、昨年、担当編集経由でご意見を確認させて頂きました。 結果、冨樫先生からは、問題ないです

    冨樫義博×石田スイ 特別対談 - 少年ジャンプ+
  • 第3回 『ドラゴンボール』の敵はなぜいつも2人組なのか

    一度は感じたことはありませんか? 「『ドラゴンボール』って、いつも敵が二人で出てくるな」って。 天津飯&餃子、ベジータ&ナッパ、19号&20号、17号&18号… サイトウは昔から気になってたのですが、漫画編集者になってしばらくしてから、その理由に気づきました。 実は漫画テクニック的にめちゃ使えて、かつ非常に取り入れやすい理由だったので、新人作家さんも真似してみることをオススメします。 さて、その理由とは何か。 答えはシンプル。 「2人いると、描けることが増える」から、です。 (鳥山先生ご人に伺ったわけではないので、あくまで僕の推測です。) たとえば…漫画を描き始めた新人作家さんのよくある悩みに、「キャラのセリフがうまく描けない」があります。セリフがどうも生き生きしてない、でもしゃべらせないと物語が動かないし、展開上は読者に伝えなきゃいけない情報もある。その結果、うまく動いてくれずキャラに

    第3回 『ドラゴンボール』の敵はなぜいつも2人組なのか
  • 第1回 『こち亀』のスゴさは「一致」の技術にあった!1秒で漫画が読みやすくなる方法

    2019-09-06 第1回 『こち亀』のスゴさは「一致」の技術にあった!1秒で漫画が読みやすくなる方法 この「こち亀」のページには「あるテクニック」が見事に駆使されています。 なにがどうスゴいか…わかりますか? はじめましてこんにちは。 集英社キャラクタービジネス室副室長の齊藤と申します。2005年に集英社に入社して14年半ほど週刊少年ジャンプ編集部在籍し、昨年末に異動するまで30ほどの漫画を担当しました。 このブログでは、新人漫画家さん向けに「編集者はこんなことを新人さんに伝えているよ」、ってな話、精神論ではなく可能なかぎり「具体的で」「すぐ使える」漫画技術を書いていきます。 【意外と気づかないけど超大事!「絵とセリフの一致」こそが漫画の基!!】 漫画を描き始めた時、まず「伝える」ことの難しさに直面すると思います。 描いた作品を友達に読ませても「読みづらい」「わかりにくい」「読んだ

    第1回 『こち亀』のスゴさは「一致」の技術にあった!1秒で漫画が読みやすくなる方法
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