第8回 ストーリー構成はこの３つだけ覚えよう

漫画を面白くするために、最適なストーリー構成ってなんでしょう？ 新人漫画家さんの作品を読む際、「構成はどうですか？」「起承転結はできていますか？」と質問されることが多いです。「起承転結」「序破急」「三幕構成」「ビート・シート」など、脚本術でさまざまな分析・言語化されているだけに、意識しやすい要素なのでしょう。 最近は、アニメや映画の構成を参考に描く漫画家さんも多いですし、知っておいてもちろん損はないです。が、注意してほしいのは映像と漫画の時間感覚は全然違うこと。映像のほうが、入れられる情報量が圧倒的に多いんです。 なので、最初にチャレンジするであろう短いページの読切漫画に、２時間映画の構成をそのまま詰め込むと、だいたい展開を追うだけでページを使い切ってしまい、キャラ描写（後述）もできずに終わってしまいます。 ※参考までに…矢吹健太朗先生がアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」をコミカライ

[maturi]

・最初と最後で変化しているコト・モノを決める」・「キャラの人となり（読者に興味を持たせる・好きにさせる描写、何に怒り何をされたら喜ぶのかなどの価値観）を表すシーンをできるだけ入れる。

[cad-san]

もはや起承転結レベルのお話を作れることは当たり前で、その労力を如何に読者を引きつけるものに出来るかという話になっているなぁ。

[mastorder-dos]

起承転結・序破急などは漫画のみならず、大切ですよね。人は予期せぬ瞬間に心が高ぶり興奮するのだから。

[maturiya_itto]

取捨選択の目安と、他分野を参照する際の留意点。特に末尾の「何を残すか」「実は一番削っちゃいけないページ」は、暗記してもいいくらい重要かと。／追記：「楽に描ける手法」の紹介がメイン、て点にも留意したい。

[mEGGrim]

そういえば、逆に変化していないものを強調する亜種のあるなこれ (トラブル巻き込まれ系読み切りだと主人公の善性が変わってない、とか)“◎その１ 「１ページ目と最後のページで変化しているコト・モノを決める」”