ブックマーク / zenn.dev/vim_jp (10)

  • 思考の速さで日本語入力したい【Neo AZIK】

    この記事では、ローマ字入力の拡張の一である AZIK に対して、その AZIK を更に拡張させより効率的に日語を入力できないか考察していきます。 そして、考案した方法で Vim から日語を入力できるようにします。 こちらが今回考案した方法で入力している様子です。 画像の下に表示されているキー・ストロークも併せてご覧ください。 AZIK について詳しくは、考案者である木村 清氏のウェブ・ページをご覧ください。 AZIK総合解説書 ※Internet Archive へのリンクです。 ローマ字入力から段階的に移行できるので、まだやってみたことがないという方は是非試してみてください! AZIK の実際の運用方法については、私の過去の記事が参考になるかもしれません。 ここからは、AZIK について基的な理解があることを前提に書いていきます。 こうなった! まず結果を置いておきます。 子音 二

    思考の速さで日本語入力したい【Neo AZIK】
  • Vim でアルファベット大文字の単語を楽に打つ裏技

    この記事は Vim 駅伝 の 10/07 の記事です。 前回の記事は mikoto2000 さんによる、 10/04 の「devcontainer.vim で、コンテナ上の Vim に引きこもって作業を行う(ゼロから環境構築をしてみよう編)」という記事でした。 次回は 10/09 に投稿される予定です。 はじめに Vimmer が日々入力する文書やコードには、アルファベットの大文字が頻繁に登場します。大文字だけで構成された単語も珍しくありません。たとえば "JSON" や "CAPTCHA" といった一部の技術用語 PYTHONPATH や JAVA_HOME といった多くの環境変数 多くの言語における定数リテラル は大文字で構成されています。こういった単語をShiftキーで打つのは面倒ですし、手指に負担がかかります。小さな不便ですが、頻度を考えると案外バカにもできません。 こういった小さ

    Vim でアルファベット大文字の単語を楽に打つ裏技
  • Vimで使っている簡単キーマッピングたちを共有

    この記事はVim駅伝の2024-09-13の記事です。 前回の記事はryoppippiさんのNeovimで記録したマクロを後から編集するです。 次回の記事はyuys13さんのNeovimのコメンティングプラグインの選び方です。 筆者がVimの設定ファイルに定義しているキーマッピングの中から、簡単に書けるものをいくつか紹介します。 1行書けばVimが便利になるようなものを集めました。 どれも外部プラグインや複雑な関数は必要ありません。 Yで行末までコピー 有名なので既に使っている方も多いとは思いますが紹介。 デフォルトのマッピングでは、以下の機能が割り当てられています。 cc:行全体を編集 C:行末まで編集 dd:行全体をカット D:行末までカット yy:行全体をヤンク Y:行全体をヤンク Yだけちょっとずれているんですよね。そもそもyyと機能が被ってしまっています。 「行末までヤンク」にマ

    Vimで使っている簡単キーマッピングたちを共有
  • VHS で楽に Neovim のデモ動画を録る

    この記事は Vim 駅伝 の 07/15 の記事です。 前回の記事は staticWagomU さんによる、 06/12 の「mini.nvimを使って環境構築したら優勝した」という記事でした。 次回は 07/17 に投稿される予定です。 はじめに 1ヶ月ほど前に Vim のマイナーなテクニックを紹介する記事を公開し、ありがたいことに非常に多くの方に読んでいただきました。 この記事では特にデモ動画を多く載せることを意識していました。数えてみると8つもの GIF 動画が例に用いられています。Vim を用いた編集のスピート感を視覚的に示すことで、紹介したテクニックの魅力がより効果的に伝わったのではないでしょうか。 元記事の末尾に書いた通り、「中級 Vim 操作」では VHS というコマンドラインツール (CLI) と Neovim、そして nvim-keycastr というプラグインを用いてデ

    VHS で楽に Neovim のデモ動画を録る
  • 中級 Vim 操作

    この記事は Vim 駅伝 の 06/05 の記事です。 前回の記事は thinca さんによる、 06/03 の「Meguro.vim #23 を開催しました」という記事でした。 次回は 06/07 に投稿される予定です。 はじめに 記事は以下の記事のオマージュです。 Vim の基操作のうち、比較的マイナーながら汎用的に使える機能や小技を集めました。プラグインや複雑な設定が必要なものは含まれておらず、いずれも VimNeovim の両方で使うことができます。気になったものがあれば使ってみてください。 ノーマルモード編 検索結果を次々と置き換える Vim で文字列置換を行う最も有名な方法は :substitute コマンド (短縮形: :s) ですが、ノーマルモードの cgn というイディオムも便利です。これは c オペレータと gn テキストオブジェクト (:h gn) を組み合

    中級 Vim 操作
  • とりあえずvimを使えるようになりたい人のための記事

    始めに 私が「Vimはいいぞ」って言っていると、「どうやって始めたらいいですか?」という質問がたまにあります。 今回はそんな人に向けて、「Vimの始め方指南書」になったらよいなと思って書いていきます。 上記のVimmerレベルをベースに紹介していきます。 目標 Vimの流儀に沿った操作方法を覚える InsertModeでカーソル移動しない カーソル移動はNormalModeで行う カーソルキーは使わず、代わりにh/j/k/lを使う .vimrcを作成する 最低限の.vimrcを作成して、ちょっと快適に操作できるようになる プラグインのインストールを次のステップとして視野に入れる あくまでも視野に入れるだけ、プラグインのインストールはしない 非目標 Vim使いこなせるようになる この記事でそこまで誘導することは目標ではない プラグインをインストールする 目標でも記載しているが、プラグインのイ

    とりあえずvimを使えるようになりたい人のための記事
  • なぜVimmerの僕はマルチカーソルを必要としないか

    はじめに VSCode などのテキストエディタには、マルチカーソルという機能があります。 これは、エディタ上に複数のカーソルを出現させ、一度に複数の場所に同じ操作を行うことができる機能です。 VSCode上でのマルチカーソル 自分はVSCodeをメインとしていた時にはこの機能を多用していたのですが、Neovimに移行してから一切使っていません。 一応Vim/Neovimにもマルチカーソルを実現するプラグインがいくつか存在します。 ですが、一度は入れてみるものの結局使わないままアンインストールしてしまいました。 ではなぜ、マルチカーソルが必要なくなったのか。 それはVim/Neovimの操作体系/機能が十分に強力であるので、マルチカーソルを使わなくても同じことができるからです。 この記事では、自分がVSCodeのマルチカーソルで行っていた操作をVim/Neovimの操作体系/機能でどのように

    なぜVimmerの僕はマルチカーソルを必要としないか
  • Vim で日本語を使うための工夫

    概要 Vim を使いはじめてから 5年ぐらいになりますが、それ以来まとまった量の文章はほとんど全て Vim で書いてきました。その中には日語の文章も多く含まれているわけですが、Vim で日語を編集する際には英語やソースコードを書くときとには生じにくい問題がいくつか出てきます。 代表的な問題としては、IME がオンになったまま normal モードに戻ってしまうと normal モードのコマンドが打てなくなることや、f<char> や / による検索で IME 切り替えのコストが生じてしまうことがあります。 最近このあたりの環境改善についていくつか行ってみて、以前より日語ファイルの編集を行いやすくなっていると感じるので、その方法を紹介したいと思います。 環境 CUI 環境の vim を前提とします。gvim の IME 連携についてはこの記事では対象としません。 課題 Normal モ

    Vim で日本語を使うための工夫
  • Vim での一括置換を楽に行う裏技

    この記事は Vim 駅伝 の 06/30 の記事です。 前回の記事は ryoppippi さんによる、 06/28 の「とあるコーディングチョットワカル勢のエディタ遍歴」という記事でした。 次回は 07/03 に投稿される予定です。 はじめに ファイル内の特定の文字列を一括置換する場面はよくあります。そんなとき Vim では :substitute コマンド(短縮形: :s)を用いて というコマンドを叩くのがセオリーです (cf. :h :s)。 しかしこれ、まあまあ面倒くさくありませんか? 冒頭に % を書かないといけない 冒頭の % は置換範囲を表し、ファイル全体を置換する、という意味を持ちます (cf. :h :%)。 % を書かない場合、カーソルのある行だけが置換対象となります。 でも、カーソル行だけを置換対象としたいことって…ファイル全体を置換するケースに比べればそこまで多く

    Vim での一括置換を楽に行う裏技
  • ChatGPT にコードをレビューして貰う

    はじめに 2022年、個人的には「AI 元年」と言って良い程、これまでは精通者しか扱えなかった AI による画像生成や対話などが、われわれ一般ユーザレイヤからも簡単に利用できるまでに AI が浸透してきた年だったと思っています。 特に ChatGPT の登場は革新的で、質問に対する回答の信用度はそれほど高くはないが、そこいらにいるいい加減な回答しか出来ない人達から比べれば、絶対的に有効な回答を自然な日語で得られる様になりました。 もっと身近に ChatGPT の良さは品質の高さは勿論あるのですが、前提としてリーチするまでの身近さもあると思っています。GitHub からソースコードを clone して、どこかに置いてある英語しかサポートしていない言語モデルをダウンロード、または時間と電気代をふんだんに使って学習させたモデルを使い、さらにはコマンドラインからモデルへのパスを指定して起動、とい

    ChatGPT にコードをレビューして貰う
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