8月25日から全国公開される3DCGアニメ『放課後ミッドナイターズ』は、九州を拠点に活動する映像作家・竹清仁の長編監督デビュー作だ。真夜中の小学校に忍び込んだ怖いもの知らずの女の子、マコ・ミーコ・ムツコの3人組と、夜な夜な勝手に動き出す人体模型のキュンストレーキ、その相棒である骨格標本ゴスが繰り広げる大騒動が描かれる。ちょっぴり不気味なムードも漂わせながら、徹頭徹尾コミカルな楽しさに溢れた娯楽作として、またアニメーションとしても非常に見応えある快作に仕上がっている。長い歳月をかけて本作を完成させた竹清監督に、たっぷりとお話をうかがってきた。 PROFILE 竹清 仁(Takekiyo Hitoshi) 1967年、福岡県生まれ。九州芸術工科大学(現・九州大学)画像設計学科を卒業。株式会社東映、神戸芸術工科大学勤務を経て、空気モーショングラフィックス(現・KOO-KI)の設立に参加。短編アニ