シンガー・ソングライター、宇多田ヒカル(26)が、日本人アーティスト史上初の快挙を達成したことが26日、分かった。 「Utada」名義で25日から全米音楽配信をスタートしたアルバム「This Is One」が、全米最大シェアを誇る配信サイト「i−Tunes music store」で総合チャート19位にランクイン。同サイトが開設スタートして5年で、日本人が100位以内に入るのは初めてだ。ポップス曲のみでは堂々2位にランクインした。 CDアルバムは5月に全米発売される予定だが、今回のチャートを受けて、ビルボードでも4月9日付のアルバムチャートに登場することが濃厚。この1カ月間にわたり、全米各地で展開してきたプロモーション活動が実った。自身にとっては、2004年以来2枚目の全米発売。日本では今月14日に発売されたが、関係者は「今回は全米での成功を優先していきたい」と話している。