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ブックマーク / fall-nocturne.hatenablog.com (4)

  • ラブライブ!サンシャイン!! - 未来時計

    続編としての形 成功した作品の続編とは難しいものだ。 前作という基盤があるから楽が出来るなんてことはそうそうない。前作の魅力を活かせながらも、続編としてのオリジナリティを持つ必要がある。もちろん、向上したクオリティは基中の基だ。続編に対する消費者の期待と評価は、初作より厳しい。 もちろん「ラブライブ!サンシャイン!!」もそういう問題に直面していた。 一般的な続編より厳しい状況だったと言えよう。この作品の成り立ちがどれだけ大変なことであったかなんて今更詳しく説明する必要もないはず。普通に成功したって前作のおかげになるだけだし、失敗したら何を言われるかなんて目に見えていた。あまりにも悪すぎる状況。 どうするべきか。 諸々の問題を無視する方法もあるし、何なら都合のいい抜け道だってある。それらは決して悪い手段ではなく、普通に冴えたやりかたであるとも言えるが、しかしこの作品は問題と向き合うことを

    ラブライブ!サンシャイン!! - 未来時計
    tegi
    tegi 2019/12/31
    シリーズを一貫して見事に語る。今まで読んだラ!アニメの批評として一番かもしれない。特にサ!からの視聴者についてのくだりはすさまじくすばらしい。
  • WONDERFUL STORIES:「私たち」の輝きはそこに - 未来時計

    前回のラブライブ!サンシャイン!! 突然ですがみなさん、Aqours First LoveLive、覚えてますか? とても素敵なライブでしたよね。もう3rdライブツアーをやってるような時期だというのに、未だにあの景色が鮮明に思い出せる。楽しかったなぁ。 「いや、これ3rdの記事だろ。何言ってんだ」と思われてるかも知れませんが、まあ、言いたいのは1stの感想じゃなくて。1st当時書いた記事に、私は下のような内容を書いていたんです。 『皮肉な話です。ライブの目的はキャラ=キャストを成立させることだったのにね。ピアノ演奏もそのためで。しかしその目的は失敗しました。出来すぎの仮面は剥がれ落ちて、姿を現したのはキャストの素顔。けれどそれはとても魅力的なものでした。完璧な演技者としての姿ではなく、私たちと同じものを追いかけるドリーマーとしての姿こそがオタクたちを魅了させたものです。単純なビジネスではな

    WONDERFUL STORIES:「私たち」の輝きはそこに - 未来時計
    tegi
    tegi 2018/10/31
    1stの評価は受け付けられないものがあるんですけど、現実と物語の重ね合わせをそのスタートラインを重視して論じるという方法には凄まじく納得。画期という感。
  • 黒澤ダイヤはスクールアイドルがお嫌い:二つの「Aqours」について - 未来時計

    前回のラブライブ!サンシャイン!! 突然ですが、TVA「ラブライブ!サンシャイン!!」の一期も、もうすぐ2周年ってところですよね。当時は心配と期待でハラハラしながら見てましたけど、かなり衝撃だったのが2話の、 「スクールアイドルが大好きな黒澤ダイヤ」 という内容でした。だってびっくりするでしょ。 それがですね、1話での彼女は「スクールアイドルは認めない」というスタンスだったのもあるし、前作の生徒会長と重ねて見てたってのもありますけど、一番大きかったのは、原案の公野櫻子先生が書いてるG's Magazineでは「黒澤ダイヤはスクールアイドルを見下ろしている」という設定だったからです。そりゃびっくりするでしょ。(2回目) 今はすっかりスクールアイドルオタクとしてのキャラが定着しましたが、当時は「完全に別人」とか「キャラ崩壊」とか色々と言われてました。懐かしい。 さて、これは黒澤ダイヤだけの話で

    黒澤ダイヤはスクールアイドルがお嫌い:二つの「Aqours」について - 未来時計
    tegi
    tegi 2018/03/18
    環境が違うだけで同じ人物、という考え方。スマート。最後の一文はまったく同感です。
  • Aqours CLUBについて:私たちのファーストライブ、その後の物語 - 未来時計

    *この記事は2017年の8月23日に書いたものです。 1stライブの後、休む暇もなく頑張って活動してるAqoursですが、一番注目したい活動と言えば、やっぱりAqours CLUBですよね。有料ファンクラブ・・・まあよくある企画だしそれ自体は何も大したことありません。注目したいのは、その内容です。 Aqours CLUBに加入してしばらく、何も考えず「何を言いたいのかよく分からないけど、とにかくいいコンテンツだにゃー」ってなってたところ、知り合いの言葉が脳を揺さぶりました。 「何かと思って買ってみましたが、声優さんのファンクラブみたいな感じなんですね」 あれ。そりゃ、声優コンテンツ・・・意外そうな反応するには今更すぎない?今までもずっと、ずっと・・・あ。 考えてみれば初めてなのです、こういうのは。もちろんライブも声優がやってるし、ニコ生やラジオもあるし、色んな雑誌に出演したりしていますが、

    Aqours CLUBについて:私たちのファーストライブ、その後の物語 - 未来時計
    tegi
    tegi 2018/03/11
    本筋には納得だけど、アイドルを"理想的な「結果」だけを見せるべき存在"とする前提はちょっと前時代的では。舞台裏も「演じる」のが今のアイドルではないかなあ。
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