連合の神津里季生会長との面談を終え、記者団の取材に答える立憲民主党の枝野代表=17日午後、東京都千代田区 立憲民主党の枝野幸男代表は17日、連合の神津里季生会長と連合本部で会談し、4月の参院長野選挙区補欠選挙に立候補する立民新人の羽田次郎氏が2月に共産党などの県組織と結んだ政策協定について謝罪した。神津氏は、連合長野が17日に羽田氏と新たに確認書を交わしたことを受け、参院長野を含む4月の補選などについて「全力で支援する」と約束した。 枝野氏は会談後、記者団に「長野県連で軽率な行動があり、連合に迷惑をかけた」と語った。 共産などとの協定では、原発ゼロや日米同盟見直しが盛り込まれ、連合傘下の民間産業別労働組合(産別)が反発していた。神津氏は記者団に、連合長野と羽田氏の確認書により共産などとの協定が「上書き」されたとの認識を示した。ただ、共産との協定は破棄されずに残っており、産別が納得するか不透