小林製薬の紅麹サプリメントによる健康被害は、なぜここまで深刻化したのか。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「医療関係者は、医薬品に相当する成分が入っているのに食品として販売し、摂取を消費者任せにしていたことを問題視している」という――。 小林製薬の企業倫理を問う 紅麹サプリメントによる健康被害の申し出は、小林製薬の厚生労働省への報告によれば、医療機関受診者1381人、入院した人231人、死亡者5人に上っています(4月14日現在)。因果関係はまだ特定されていません。
紅麹サプリ、人工透析7人に 4月末の患者189人調査―腎臓学会 時事通信 社会部2024年05月07日19時29分配信 小林製薬の紅麹配合サプリメント(同社提供) 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを巡る健康被害問題で、日本腎臓学会は7日、4月末までに同学会の会員医師から寄せられた患者189人の調査結果を発表した。サプリ摂取後に腎機能が低下し、人工透析を受けた患者は4月上旬の報告から5人増え、計7人となった。 「紅麹」製品、回収率は約8% 健康被害、約半数に基礎疾患 学会によると、7人中5人は腎機能が回復し、2人は治療を継続。うち1人は持病の腎疾患の経過などから「(サプリとの)関連性は低い」としたが、もう1人は受診時に腎臓に尿がたまる「水腎症」があり、現在も改善していない。サプリとの関連は「不明」という。 患者189人のうち、男性は約35%で、女性が約65%を占めた。年代別で
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