「2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”」という刺激的なタイトルに、多くのアニメファンが注目していた7日夜・放送の「クローズアップ現代+」(NHK)。かねてより問題視されているアニメーターの重労働・低賃金ぶりは、どの程度掘り下げられたのか、そしてアニメファンはその放送をどう受け取ったのか。番組内容を紹介しつつ、いちアニメファンとしての感想をつづってみようと思う。 ゲストに日本アニメーター・演出協会(以下、「JAniCA」)代表理事の入江泰浩氏、東レ経営研究所・主任研究員の渥美由喜氏、ナレーションは古谷徹。こういった協会の代表理事というと、現場から遠ざかりつつあるベテランの名誉職のようにも聴こえるが、入江氏はまだ46歳。現役バリバリのアニメーター・演出家なので、最新の制作現場事情にも詳しいだろう。忙しいであろうによく出演してくれたと感謝したい。『灼熱の卓球娘』、面白かったです。 番組は
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