フィンランドのNokiaは10月15日(現地時間)、2009年第3四半期(7月-9月)の業績報告書を発表した。売上高は前年同期比20%減の98億1,000万ユーロ。モバイルデバイスの平均販売価格(ASP)が回復せず、またネットワーク機器Nokia Siemens Networksの不振などから5億6,000万ドルの損失(1株あたり0.15ユーロ)を計上した。 売上高の分野別内訳は、携帯電話/サービス事業が69億2,000万ユーロ(前年同期比20%減)、地図データのNAVTEQは1億7,000万ユーロ(同6%増)、ネットワーク機器のNokia Siemens Networksが27億6,000万ユーロ(同21%減)だった。 Nokiaは7-9月期の携帯電話産業全体のモバイルデバイス出荷台数を前年同期比7%減、前期比7%増の2億8,800万台と見ている。そのような中、同社は同時期に1億900万