【▲ 2022年3月4日に人工物の衝突によって形成されたとみられる二重構造のクレーター(Credit: NASA/Goddard/Arizona State University)】こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が取得した月面の画像です。地球からは直接見ることができない月の裏側にある「ヘルツシュプルング・クレーター」(直径約570km)から北東にやや離れた場所が捉えられています。 矢印の先には、直径16m(左側)のクレーターと直径18m(右側)のクレーターが重なり合った一組のクレーターが写っています。実はこのクレーター、NASAによれば天然のものではなく、人工物によってつい最近形成されたクレーターなのだといいます。 ■2022年3月に衝突した人工物によって形成、二重構造が手がかりになるかも?【▲ 2022年3月4日に月の裏側
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