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太陽系に関するtemimetのブックマーク (11)

  • 2022年3月に月の裏側へ衝突した人工物が残したクレーター、NASA月探査機が撮影

    【▲ 2022年3月4日に人工物の衝突によって形成されたとみられる二重構造のクレーター(Credit: NASA/Goddard/Arizona State University)】こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が取得した月面の画像です。地球からは直接見ることができない月の裏側にある「ヘルツシュプルング・クレーター」(直径約570km)から北東にやや離れた場所が捉えられています。 矢印の先には、直径16m(左側)のクレーターと直径18m(右側)のクレーターが重なり合った一組のクレーターが写っています。実はこのクレーター、NASAによれば天然のものではなく、人工物によってつい最近形成されたクレーターなのだといいます。 ■2022年3月に衝突した人工物によって形成、二重構造が手がかりになるかも?【▲ 2022年3月4日に月の裏側

    2022年3月に月の裏側へ衝突した人工物が残したクレーター、NASA月探査機が撮影
  • 土星のような環を木星が持たないのはなぜか、その理由に迫った研究成果

    【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した木星。2021年9月4日撮影(Credit: NASA, ESA, A. Simon (Goddard Space Flight Center), and M.H. Wong (University of California, Berkeley) and the OPAL team)】太陽系最大の惑星「木星」と、その次に大きな惑星「土星」。木星と土星はどちらも水素やヘリウムを主成分とした巨大ガス惑星ですが、土星は水の氷が主成分の巨大な環を持っています。木星にも塵を主成分とする環がありますが、土星の環と比べて非常に薄くて暗いため、1979年に「ボイジャー1号」が木星を接近観測するまで発見されることはありませんでした。 ■巨大なガリレオ衛星が巨大な環の形成を妨げた可能性今回、カリフォルニア大学リバーサイド校の天体物理学者Stephen Kaneさんと同大学の

    土星のような環を木星が持たないのはなぜか、その理由に迫った研究成果
  • 天王星と海王星の「色」のちがい。なぜ海王星の方が青いのか?

    【▲2021年にハッブル宇宙望遠鏡によって捉えられた天王星(左)と海王星(右)の外観。天王星は明るい北極付近にスポットライトが当たっている。海王星には北半球に「暗班」が見られる(Credit: NASA, ESA, A. Simon (Goddard Space Flight Center), and M. H. Wong (University of California, Berkeley) and the OPAL team)】天王星と海王星には、質量、サイズ、大気組成など、多くの共通点があります。ところが、その外観(色合い)はかなり異なっています。可視光で見ると、海王星は豊かで深い紺碧の色合いですが、天王星は淡いシアンの色合いをしています。2つの惑星の色のちがいは、どのような原因によるものなのでしょうか? 新しい研究によると、両方の惑星に存在する凝縮された「靄(もや)」の層は、天王

    天王星と海王星の「色」のちがい。なぜ海王星の方が青いのか?
  • 「ボイジャー2号」の海王星フライバイ探査からまもなく30周年

    2019年は「アポロ11号」による有人月面探査から50周年という記念すべき年ですが、太陽圏を突破した現在も飛行を続ける惑星探査機「ボイジャー2号」が太陽系最遠の惑星である海王星に最接近してから30周年を迎える年でもあります。 NASAのジェット推進研究所(JPL)は8月22日、ボイジャー2号の海王星フライバイ当時の様子などに触れた30周年を記念するプレスリリースを公開しました。 【▲ ボイジャー2号が撮影した海王星(Credit: NASA/JPL-Caltech)】■地球の1000分の1しか太陽光が届かない海王星をブレずに撮る1977年8月に打ち上げられたボイジャー2号は、翌月に打ち上げられつつも先行した姉妹機の「ボイジャー1号」に続き、木星(1979年7月)と土星(1981年8月)のフライバイ探査を遂行。1986年1月には人類初にして唯一の天王星フライバイ探査を行いました。海王星に最接

    「ボイジャー2号」の海王星フライバイ探査からまもなく30周年
  • 木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上

    米ライス大学は8月14日、およそ45億年前に誕生したばかりの木星のコアが巨大衝突によって破壊され、今もその状態が続いているとするShang-Fei Liu氏らの研究成果を発表しました。自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターの堀安範氏も参加した研究内容は論文にまとめられ、同日付でNatureのオンライン版に掲載されています。 原始惑星と正面衝突した若き木星の想像図(Credit: K. Suda & Y. Akimoto/Mabuchi Design Office, courtesy of Astrobiology Center, Japan)■木星のコアは密度が低かった現在木星ではNASAの木星探査機「ジュノー」が周回探査を行っています。数多くのクローズアップ画像で私たちを驚かせてくれるジュノーですが、外からは見えない木星内部の構造を明らかにすることも重要な任務のひとつです。 ジュノ

    木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上
  • 木星の衛星エウロパの最新画像 NASAの木星探査機「ジュノー」が撮影

    【▲ NASAの木星探査機「ジュノー」が撮影した衛星エウロパ(Credit: NASA/SwRI/MSSS/Thomas Appéré)】こちらは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「Juno(ジュノー)」に搭載されている可視光カメラ「JunoCam(ジュノーカム)」を使って撮影された、木星の衛星エウロパです。地形の特徴をわかりやすくするため、画像の色は強調されています。表面を無数の線条が走るその姿は、クレーターに覆われている地球の月とは印象が大きく異なります。 この画像は、ジュノーによる45回目の木星フライバイ(近接通過)「PJ45」が実施された2022年9月29日に撮影されました。この時、ジュノーは木星だけでなく、エウロパもフライバイして観測を行っています。NASAによると、ジュノーのエウロパ最接近時の高度は352kmでした。エウロパの高度500km以下を探査機が通過したのは史

    木星の衛星エウロパの最新画像 NASAの木星探査機「ジュノー」が撮影
  • 木星の衛星ガニメデに太陽系最大規模の巨大な衝突クレーターを発見か

    国立天文台の4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」にて再現されたガニメデ(右)と木星(左奥)。ガニメデ表面の暗い領域には平行に何も走る溝状の地形「ファロウ」が見えている(Credit: 加藤恒彦、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト)平田直之氏(神戸大学)らの研究グループは、惑星探査機「ボイジャー」1号・2号や木星探査機「ガリレオ」によって撮影された木星の衛星ガニメデの画像を分析した結果、直径およそ300kmの天体が衝突したことで生じたとみられる太陽系最大規模の巨大な衝突クレーターが見つかったと発表しました。 ■衝突によって形成された多重リング構造の直径は最大1万5600kmガニメデは火星に次ぐ5268kmの直径を持つ水星よりも大きな衛星で、その表面は比較的新しく明るい領域と古く暗い領域に分かれています。暗い領域にある「ファロウ(Furrow)」と呼ばれる溝状の地形に注目した研

    木星の衛星ガニメデに太陽系最大規模の巨大な衝突クレーターを発見か
  • タイタン全体の地質図が完成。緯度ごとに異なる特徴が明らかに

    土星の衛星「タイタン」は、地球以外で唯一、地表に安定した状態で液体(メタン)が存在することが知られている天体です。今回、タイタンの各地に見られる地形の特徴を記録した地質図が完成し、NASAのジェット推進研究所(JPL)から公開されました。 土星探査機「カッシーニ」による赤外線観測データから作成されたタイタン表面の様子(Credit: NASA/JPL-Caltech/Stéphane Le Mouélic, University of Nantes, Virginia Pasek, University of Arizona)■タイタンの地形は緯度ごとに明確な特徴があったタイタンの地質図。砂丘(Dunes、紫)は赤道付近、湖(Lakes、青)は極域にみられるが、そのあいだの中緯度地域には広大な平原(Plains、緑)が広がっている。クレーター(Crater、赤)は少ない(Credit: N

    タイタン全体の地質図が完成。緯度ごとに異なる特徴が明らかに
  • 木星の大赤斑が最近「加速」していることが判明

    【▲ 参考:ボイジャー1号が撮影した木星(Credit: NASA/JPL)】NASAは9月28日、カリフォルニア大学バークレー校のマイケル・ウォンさん率いる研究チームが、ハッブル宇宙望遠鏡のデータを使って、木星の大赤斑の風速が最大で8%加速していることを突き止めたと発表しました。 大赤斑は木星の南半球にある渦状の巨大な高気圧性の嵐です。1665年にジョヴァンニ・カッシーニによって発見されました。その直径は、最新の観測では「16000km」ほどで、地球(直径12742kmほど)がすっぽり入る大きさになります。 しかし、残念ながら、その形成原因・構造などについては、まだ詳しくは解っていません。 【▲ ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された木星の大赤斑の画像。緑色で強調された最も外側のリング状の部分の風速が2009年から2020年までの間に最大で8%加速していることが判明。その風速は、現在、時速

    木星の大赤斑が最近「加速」していることが判明
  • 遠い未来、太陽系は接近する恒星によって解体されてしまうかもしれない

    惑星を飲み込みつつある赤色超巨星を描いた想像図(Credit: Penn State)人間のタイムスケールからすれば永遠に輝き続けるように思える太陽も、今のままで存在し続けることはありません。誕生からおよそ46億年が経ったとされる太陽は数十億年後には大きく膨張し、赤色巨星となって外層からガスや塵などの物質を放出。その後、残った中心部分が白色矮星に進化することで、恒星としての一生を終えることになるとされています。 赤色巨星になった太陽は地球の公転軌道付近まで膨張し、今後70億年の間に質量のおよそ半分を損失するとみられています。地球をはじめとした太陽の近くを周回する惑星は姿を消してしまうと思われるいっぽうで、木星から海王星までの太陽から離れた軌道を周回する惑星は生き延びるのではないかと考えられています。 では、白色矮星になった太陽を中心とした太陽系は、その後も存続するのでしょうか。カリフォルニ

    遠い未来、太陽系は接近する恒星によって解体されてしまうかもしれない
  • 火星の衛星フォボスとダイモスは1つの原始月が破壊されてできた?

    【▲ 今回のシミュレーションを使った研究で火星の衛星フォボスとダイモスは同じ1つの原始月に他の天体が衝突してつくられた可能性があることが示された(Credit: Grafik: Mark Garlick / markgarlick.com)】スイスのチューリッヒ大学は2月22日、ETHチューリッヒ地球物理学研究所のアミロシン・バゲリさん率いる研究チームが、火星の衛星フォボスとダイモスは元々同じ1つの原始月であった可能性があることを突き止めたと発表しました。研究チームでは、フォボスとダイモスは、この原始月に他の天体が衝突し、破壊されてつくられたのではないかと考えています。 火星の衛星フォボスとダイモスはとても小さな天体です。フォボスの大きさは22km、ダイモスにいたっては12kmほどしかありません。 このようなフォボスとダイモスは、これまで、そのいびつな形や化学的な組成から、小惑星が火星の重

    火星の衛星フォボスとダイモスは1つの原始月が破壊されてできた?
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