最近は生成AIも一通り新発表ラッシュが終わり、ChatGPTが登場した直後の「熱狂」は一通り収まってきたように感じる。 おそらく現在は 「ちょっと触ってみて、すごいと思ったけど、あまり実用性を感じられなくて、今はたまに使うくらい」 という人が多いのではないかと思う。 いわゆる「失望の谷」に入った状態だ。 なぜ生成AIは「失望の谷」に入ったのか。 その原因は明らかで、生成AIを使って、自分が狙っているクオリティの成果品を出すのが難しいし、プロンプトを考えるのが面倒からだ。 例えば、こんな状況を想像してほしい。 朝出勤してきて、最初に 「昨日一緒に飲みに行った、お客さんの部長さんに「お礼」のメールを書きたい」 とする。 多くの方が想像する通り、お礼のメールは結構書くのが面倒だ。 そこで、「生成AIを使ってみよう」と、次のようなプロンプトをChatGPTに打ち込むとどうなるか。 昨日一緒に飲みに
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Stable Diffusion Forgeを表示した様子。基本的な操作は既存のStable Diffusion WebUI AUTOMATIC1111とほぼ同じ 画像生成AI「Stable Diffusion」用の新しいユーザーインターフェース「Forge」が2月6日に登場しました。開発したのは、これまで「Controlnet」や「Fooocus」などStable Diffusion関連の様々な重要技術を開発してきたillyasviel(イリヤスベル)さん。何よりインパクトが大きいのは、グラフィックボードのVRAM容量が小さい安価なPCでも最新版のStable Diffusion XL(SDXL)が動かせることです。 RTX 40シリーズが求められたSDXL SDXLは、2023年8月にStablity AIが発表した画像生成AI。高画質な出力ができる一方、コミュニティーサイトで話題にな
日々の壁打ち:「絵描きさんの言葉」と「それ以外の人達の言葉」の意味合いの違い。特に生成AIが出力する絵に関して。 ChatGPTで、自分のためにMy GPTsを開発すると、とても面白い体験を味わえる。このnoteは、My GPTsとの付き合い方の記録である。 はじめに:僕のパートナーは元プロの絵描きさんです僕のパートナー、世間的に言いますと、配偶者もしくは奥様は、元プロの絵描きさんです。現在は、子どものために家庭に入ってもらっています。現役時代は、ずっと僕のパートナーとして、数々のゲームの作画監督やCG監督をやってもらっておりました。 例えば、『とらドラ・ポータブル!』や『涼宮ハルヒ』シリーズのADVゲームです。 絵描きさんのパートナーがいると、大変ありがたいことに、絵やイラストについて詳しく話を聴くことができます。しかも「パートナー」ですから、相当歯に衣着せない正直な発言も聴かせてくれま
プロフィールに「AI+加筆」という趣旨の英語または繁体字があり、日本語の日常ツイートはほとんどせず、淡々とAIポン出しでは出来ない高クオリティにまとめられたイラストを出す。自分のTLだとブルアカがよく流れてくる。 確証は無いが、あれらは中国のゲーム会社出身のイラストレーターじゃないかと思っている。 2023年のはじめ、既に中国では、生成AIで出力したものを整える社内イラストレーターという構図ができた上で、その人員カットが問題になっていたぐらいだし、その業務の中で優れた作画技能を持ちつつ生成AIを扱うことにも長けた絵描きが沢山生まれたことは想像に難くない。 しかし、中国のイラストコミュニティにもAI利用そのものに批判的な人間は多いので、twitterに逃げて来たのではないだろうか。 そうでもなければあの、「絵描きの目で監修されている」雰囲気は出せない。本邦のワナビに毛が生えたAI絵師とは明ら
「カクダイV1」でアップスケールした画像(左)、「Midjouney v6」で作成したオリジナル画像(右) 画像の描き込みを増やして高画質にする、日本発の生成アップスケーラー「カクダイV1」が2月7日に発表されて話題になりました。東大出身ベンチャーのMavericksが開発したもので、画像生成AI「Stable Diffusion」生成環境「ComfyUI」向けの技術として無料公開されています。人気アップスケーラー「Maginific AI」を超える製品にまでに成長していくのか注目です。 Stable Diffusionのアップスケールは難しかった カクダイを紹介する前に、まずは画像生成AIとアップスケーラーとの関係についてお話します。 Stable Diffusion登場後の画像生成AI技術を使ったアップスケーラーは、単に画像を拡大させるだけの用途ではなくなりました。画像を拡大するとき、
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写真でも絵画でも3Dでも、人物を表現するモチーフとして圧倒的に人気なのは「若い女性」です。テクノエッジにも西川和久氏の「生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?」という大人気連載があります。やはり人物の見目の良さを象徴するのは女性的な美であり、信仰など特別な要因が無い限り、時代を問わず普遍的な価値なのでしょう。 一方でこの記事が対象とする「おじさん」は、不人気なモチーフの代表です。かっこいいとか強いとか、男性性に付加されやすい魅力を添えればともかく、漠然とありふれたおじさんを表現したいと思う人は少ないようです。 私はゲームとWebのエンジニアで、2022年8月頃立て続けに画像生成AIが公開されてからずっと、ゲーム開発に応用できないか色々試してきました。同時に子育てやもっと個人的なことにも画像の生成を試していて、そのひとつが「ありふれたおじさん」です。 少し前には生成したおじさ
Googleが高品質な画像を簡単に生成できるAI「Imagen 2」を発表しました。Imagen 2はチャットAI「Bard」やGoogleのAIプラットフォーム「Vertex AI」などで利用可能。すでに日本からも利用可能だったので実際に使ってみました。 New and better ways to create images with Imagen 2 https://blog.google/technology/ai/google-imagen-2/ Imagen 2はすでにBardに組み込まれており、「○○の画像を生成して」という内容のメッセージを送信するだけで画像を生成することができます。Bardには以下のリンクからアクセスできます。 Bard https://bard.google.com/chat Googleにログインした状態でBardにアクセスすると以下のような画面が表示
2024年1月17日、画像生成AI「Stable Diffusion」の開発などで知られるStability AIが、2023年8月にリリースされた「Stable Code Alpha 3B」に次ぐ新たなコーディング補助AIとして「Stable Code 3B」をリリースすることを発表しました。 Stable Code 3B: Coding on the Edge — Stability AI https://stability.ai/news/stable-code-2024-llm-code-completion-release Today, we announce our first Large Language Model release of 2024: Stable Code 3B. This new LLM is available for non-commercial &
■ emamoriとは emamoriはクリエイターのイラストをAI学習から保護するサービスです。emamoriでは、ウェブサイト上でイラストをアップロードするだけで、AI学習対策の保護加工が施されたイラストデータが出来上がります。 この保護加工は、後述のMist技術により、イラストに特殊な電子透かし・ノイズ(人間の目で見ても目立たないもの)を挿入することで、正確なAI学習を妨げ、模倣AIイラストの生成を一定阻止することを図るものです。 ■ 開発の背景について 生成AIの普及によって仕事や生活の様々な場面で利便性が増す一方、著作権者の意向を顧みない無断のAI学習が問題となっています。 日本の著作権法では、許諾を得ずに著作物をAI学習に利用することが可能とみなされており、日本は世界から見ても「学習天国」と言われることもあります。 「著作権者の利益を不当に害する」場合は除くという例外の記載はあ
猫の痛みの有無をAIで判別。世界で利用されるWebアプリ「CatsMe!」開発の裏側 2024年1月11日 株式会社Carelogy 取締役CTO 兼 医師 河本 直樹 東海大学医学部医学科を2021年4月に卒業。2021年2月に株式会社Carelogy設立、取締役CTOに就任。 株式会社Carelogy 取締役CDO 工藤 貴弘 慶応義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了後、大手プラントエンジニアリング会社にITエンジニアとして在籍。2022年10月株式会社Carelogy取締役CDOに就任。「CatsMe!」においてはAIモデルの開発を担当。 今世界各地の愛猫家のあいだで話題のWebアプリ「CatsMe!」(旧:猫の痛み検知AI「CPD」)。「この猫は痛みを感じているのか、そうでないのか」を、猫の顔写真をもとにAIが判別するサービスです。2023年5月のサービスリリースから約4カ月で累
AIが生成したデータでAIが学習していくとどうなるだろう? 生成データの間違いは複合化し、最終的には生成データから学習するモデルに現実をさらに誤認させる。モデルは元のデータを急速に忘れていくのだ。 リンク VentureBeat The AI feedback loop: Researchers warn of ‘model collapse’ as AI trains on AI-generated content As a generative AI training model is exposed to more AI-generated data, it performs worse, producing more errors, leading to model collapse. 1 user 2258 Loren the Seraph @AtalkoSYS @Alasdai
Megan (they/them) @meganroseruiz @wacom It seems like y’all purchased the dragon images on Adobe Stock from this user. The user’s entire page is filled with hundreds of images that are CLEARLY AI generated! stock.adobe.com/images/chinese… 2024-01-10 06:12:16 このユーザーからAdobe Stockのドラゴン画像を購入したようです。 このユーザーのページ全体は、明らかにAIで生成された数百もの画像で埋め尽くされている!
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