取材に応じる日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(左)と維新副代表の吉村洋文大阪府知事=大阪府庁で2020年11月24日午後4時17分、藤井達也撮影 19日公示の衆院選を控え、日本維新の会が岸田政権との対決姿勢を鮮明にしている。良好な関係を築いてきた菅義偉前首相が退き、強みとしてきた政権との蜜月関係には終止符が打たれた。「与党の補完勢力」とも皮肉られる中、独自色を出すため一体、どのような道筋を描いているのか。 「総理のフレーズ、刹那的」 「岸田さんの所信表明から改革という字が消えた。分配するには改革が必要。残念でならない」 維新副代表の吉村洋文大阪府知事は9日、大阪市天王寺区で街頭演説し、前日にあった岸田文雄首相の所信表明演説への不満を訴えた。岸田首相が掲げる「新しい資本主義」による成長と分配について、「分配(の原資)はどこから持ってくるんですか」と語り、「改革」で財源を生み出す必要性を説い
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