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2017年10月5日のブックマーク (4件)

  • なぜ今、カール・マルクスの『資本論』に立ち返る必要があるのか?

    私は、11月9日に鎌倉孝夫氏(埼玉大学名誉教授)と共著で、『はじめてのマルクス』(金曜日)を上梓した。マルクスの『資論』の方法に基づいた社会分析は、われわれが置かれている社会的位置を客観的に認識するために重要だ。しかし、現在、このような視座から作られた経済学の入門書が少ない。それならば自分で作ってみようと思って、このができた。鎌倉孝夫先生(埼玉大学名誉教授)は、私が高校生時代に『資論』の読み解きを手引きしてくれた恩師である。35年振りに鎌倉氏と『資論』について語りあうことができ、感無量だった。 さて、人間は、べなくては生きていくことができない。生きていくためには、誰もが何らかの経済活動に従事しなくてはならない。しかし、「経済とは何か」と聞かれると、ひと言で説明するのは難しい。書は、マルクスの『資論』を分析の基礎に据えた、現代経済に関する入門書である。 「マルクスなんて時代遅れ

    なぜ今、カール・マルクスの『資本論』に立ち返る必要があるのか?
  • ノヴム・オルガヌム - Wikipedia

    『ノヴム・オルガヌム』の表紙 『ノヴム・オルガヌム』(羅: Novum Organum, 「新しい-オルガノン」[1])とは、1620年にイギリスの哲学者フランシス・ベーコンにより発表された哲学の著作である。 概要[編集] 書はベーコンが6部作で書き上げる予定であった『大刷新』(『Instauratio Magna』(Great Renewal)、『大復興』『大革新』とも)の第2部としてラテン語で執筆された著作であり、主題はアリストテレスの著作『オルガノン』を考慮して命名したもの。ベーコンは政界での生活の中で得られた哲学的成果をまとめ、書で新しい帰納法についての哲学的な基礎を示すことを試みており、イギリス国王に「この著作は新しい論理学にほかならず、帰納法によって思考し判断することを教える」ものであるとして書を捧げている。書は2巻から構成されており、前巻130章と後巻52章の章立てで

    ノヴム・オルガヌム - Wikipedia
    tenchikometen
    tenchikometen 2017/10/05
    『ノヴム・オルガヌム』(羅: Novum Organum, 「新しい-オルガノン」[1])とは、1620年にイギリスの哲学者フランシス・ベーコンにより発表された哲学の著作である
  • デカルト『方法序説』をわかりやすく要約・解説~デカルトの生涯とともに哲学のテーマを追う~|冷静と情熱のアイダ

    こんにちは、会計士ブロガーの根(@dujtcr77)です。 デカルトの『方法序説』は、「我思う、ゆえに我あり」という有名な言葉が書かれた哲学のです。 紙のでは100ページちょっとであるにもかかわらず、なかなか読み応えのあるで、「難しくて挫折した」という声も聞きます。 今回はこの『方法序説』を「ちょっとウザいデカルト」と協力して解説しました!

    デカルト『方法序説』をわかりやすく要約・解説~デカルトの生涯とともに哲学のテーマを追う~|冷静と情熱のアイダ
  • オーギュスト・コントと社会学の誕生

    オーギュスト・コント (Comte, Augste, 1798-1857) は1798年に南フランスのモンペリエで生まれた。父は公務員だから中産階級の出身。子供のころから秀才で1814年(コント16歳)でエコール・ポリテクニク*という,ナポレオンが創設した超エリート校に入学した。ところが,1816年に,コントは退学処分になる。コントが入学したのはナポレオンが失脚し,第一次王政復古があった年である。その翌年に,ナポレオンがエルバ島から復帰,ルイ 18 世は再び亡命。けれども,ナポレオンはワーテルローの戦いに破れ,第二次王政復古となる。このとき,コントが第二次王政復古に反対する学生運動に加わったことが退学の理由とされる**。 * École polytechnique(理工科大学校):ナポレオンが軍事技師を養成するためにつくった学校。今日でも国防省に属し,学生は国から給費を受け,制服を支給され