長期連休まっただなかですが、熊本地震発生からはや2週間が経ちました。 九州新幹線が博多―鹿児島中央間で全線開通し、九州自動車道も29日午前9時に全線開通! 震災復旧の加速に期待が寄せられます。 今回は、“明るい兆し”にちなみ、梅雨の走りにいたる一年でもっとも美しく、生命力に満ちた季節の詩歌をご紹介します。 新緑薫る季節を楽しむ余裕が、被災者の皆さまに一日も早く戻ることを心よりお祈りして……。 この季節で最も有名な季語は「万緑」でしょう。 日本で俳句の季語として使ったのは俳人の中村草田男ですが、もともと中国・宋時代の詩人王安石(おうあんせき)の「万緑叢中紅一点」(「詠柘榴詩」)です。 あたり一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いているという意味、そして多くの男性の中に一人だけ女性がいることのたとえにもなっています。いわゆる「紅一点」です。 〈万緑や吾子の歯生えそむる〉中村草田男 すべてが緑に包
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まばゆいばかりの新緑をバックに、さまざまな花が咲き誇る頃となりました。本日4月30日から5月4日までは、七十二候の第十八侯「牡丹華(ぼたんはなさく)」。百花の王と呼ばれるほどにその美が古よりたたえられ、妖艶なまでの優雅さが人々を魅了する「牡丹」が豪奢に花開きます。ちょうど見頃を迎えている牡丹の名所もあちこちに。 急にまぶしさを増した陽光に、新緑がきらきらと輝き出す今日このごろ。春から夏へ季節がゆっくりと移り行くこの端境期に、花の王と呼ばれる「牡丹」が、盛大にして華麗な見頃を迎えます。 「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「富貴草」「富貴花」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」 これらはすべて「牡丹」の花の別称。この花の原産地は中国は山東省などの山の中。太くなった幹をたきぎに、根を薬草として利用していたと言われて
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