埼玉県坂戸市にある女子栄養大学で、大学の食堂で食事をした学生や教職員合わせて146人が下痢や吐き気などの症状を訴え、埼玉県はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定し、食堂の運営を3日間停止する処分をしました。 今月14日、坂戸市千代田の女子栄養大学から「学食を利用した学生などがおう吐などの体調不良を訴えている」と坂戸市の保健所に連絡がありました。 保健所が調査したところ、今月13日までの3日間に大学の食堂で食事をした学生87人と教職員59人の合わせて146人が下痢やおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。 このうち女子学生の1人が入院したということですが、全員が快方に向かっているということです。学生や調理した人などを調べた結果、ノロウイルスが検出されたことなどから、埼玉県はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、食堂の運営を16日から3日間停止する処分をしました。 女子栄養大学は栄養士