18日、京都市の「京都アニメーション」のスタジオが男に放火され、33人が死亡、35人が重軽傷を負った事件で、警察によりますと、現場で確保されたのはさいたま市に住む41歳の男です。 関係者によりますと、男は以前茨城県内に住んでいて、7年前の2012年には茨城県坂東市でコンビニエンスストアに押し入り現金を奪ったとして、強盗などの疑いで逮捕・起訴され、懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。 刑務所を出所したあと一時的に出所者を受け入れる施設で生活し、その後、現在のアパートに引っ越したとみられています。 関係者によりますと、男は生活保護を受けていて、精神的な疾患があるため訪問看護を受けることもあったということです。 また、去年とことし、近所の人との騒音トラブルで警察官が現場に出動していたということです。 警察は男が回復しだい、放火などの疑いで事情を聴くことにしています。
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