たった30分ぐらいのプレイ時間の中で、1万匹の魔物を誕生させて、そして、1万匹の魔物が死んでいく、そんなゲームがあります。2010年3月11日にPSP用タイトルとしてソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された勇者のくせになまいきだ:3Dは、魔王を倒しにくる勇者を倒す、その為にダンジョンを作るゲームです。 ドットで描かれた、レトロなグラフィックと、パロディ満載で常に茶化しながら進む物語のテイストからは想像もできないこのダイナミックなゲームプレイ体験について、ご紹介してみたいと思います。 ただひたすら掘るだけ プレイヤーは、魔王のさらに上位の存在にあたる破壊神としてゲームに登場します。といっても、破壊神の姿はツルハシです。あの、土を掘るツルハシ。ゲーム画面は四角いマス目でくぎられていまして、その1マス1マスをツルハシで掘ることによって、ダンジョンを作っていきます。 主な操作は、四角ボ