今回は多種多様(たしゅたよう)です。 さまざま、いろいろ、なこと、そのような様子、です。 みんな人それぞれ違うねー、的な使い方をするかなー。 そうですよね、だいたいそんな感じですよね。 なんだよそれ?!うそだろ?!って時も「人それぞれ、多種多様ですな」とか言ってその場をしのぐこともあるね。 そういう、大人な使い方は覚えておきたいですよね。 四字熟語の良い使い方だよね。 いや、そんなごまかすのがメインみたいな言い方…。 出典は判りません。
今回は大器小用(たいきしょうよう)です。 有能な人の能力を生かせていないこと。 大きな器に小さなものを入れることを転じて、人材を有効に使えていないことを意味しています。 にわとりさんのことだ!にわとりさんはもっと大きな仕事を任せてほしいのよ!! じゃあ、なにがやりたいんですか? …。 とりあえず、夏休みを長くして欲しい。 え!!! ま、まあ、時期を待ちましょう。任されてから考えましょう。 出典は「後漢書」でした。
今回は不眠不休(ふみんふきゅう)です。 睡眠も休憩もとらず、ものごとに取り組み続けること、です。 この言葉いつも思うの、5分不眠不休で頑張ります!って言うと必ず怒られるんだよね。 3日もやったら、死んじゃうかもじゃん、時間的な制限はあるの? 時間的な定義は聞いたこと無いですね、ただ、通常業務に収まるのはやっぱり不眠不休とは言いがたいでしょう。 でもさ、不眠不休ってすごいよね、やろうと思っても出来ないもん、不眠不休で働いたら、気付いたら寝てるもん。 それは不眠不休じゃありませんが、睡眠は、脳を守るとか、情報の整理とか、色々言われますが、実際に寝ないと、やっぱり死んじゃうみたいですからね。 ゲームを不眠不休でやって、3~4日とかで死んだ、なんて話もありますからね。 寂しい人生の幕引きだね。なんで途中でやめないんだろう? いや、死ぬ時ってそんなものだと思いますよ、まさか死ぬとは思わなかったんでし
今回は明哲保身(めいてつほしん)です。 明哲保身(めいてつほしん)頭のよい人は、危険をさけ身を守ることが出来る、ということです。 頭のいい人は上手く立ち回って身を守るってことかな。 そうですが、本来の意味はニュアンスが違うんですよ、なんかそう、ずるいイメージじゃなくて、きちんとした人は、ってイメージで思ってもらった方が近いんですよ。 でも、上手く自分だけ助かるやつ、みたいな意味でも使っていいの? 今はその使い方でも間違いとは言えないようです。ただ元々は、ほめ言葉でしかなかった、と言うことは覚えておいてください。 でも、誤解を受けたら損だから、けなす時に使って、相手が怒ったら、ほめ言葉なんだよ!って教えてごまかそう。頭いいってことよ、って。 出典は「詩経」でした。
今回は極悪非道(ごくあくひどう)です。 それはもう、ってくらい、分かりやすい言葉だね。極悪は、すごく悪い、非道は、みちにあらず、悪くて、人の道に背いてる、ってことだね、究極の悪だね。 その通りです。もう、ぜんぜん、救いようの無い、悪ですね。ちなみに悪、と言う字は、上の部分の亜は、地下の墓室を表しています、そして、下の部分の心は、気持ちなどを表します。死者の住む場所だから、生きている人間にとっては、いやな感じ、いやな気持ちってことですね。 だから、なんか嫌な気分だから、悪なんだ。なんか思ったほどの悪じゃないな、悪とは別に亜って漢字もあるじゃん。 同じ、成り立ちで、どちらも地下の墓室です。亜はそれに次ぐ、のような、その下に位置する、というような意味がありますね、良くないもの、とも言えますね。 なんか、ひょうしぬけ、だなあ。 昔のヒトにとっては、異世界のように怖いものに感じたんじゃないでしょうか
今回は驚天動地(きょうてんどうち)です。 すごく驚くようなこと、とか、世間を騒がすような事件や出来事のことだね。驚天動地の出来事だった、みたいな使い方で。てんをおどろかし、ちをうごかす、だもんね。 そのとおりです。そうやって使うといいでしょう。 でも、もともとは詩人の言葉です。中国の唐代の詩人、白居易(はくいきょ)が李白(りはく)のお墓参りをしたときの言葉です。詩の中で、驚天動地の名詩、名文をつくったあなたでしたが…なんて感じで使っています。 なんか、今とイメージ違うね、なんか今は事件とか災害のイメージだけど、素晴らしい才能、に対して使ってるんだ、まあ、字がちょっと大げさなのかな。 でも、李白は今も大変人気が有りますし、皇帝にも愛された素晴らしい詩人でした、そして浮き沈みの激しい人生を考えてもナカナカ良い表現ではないかと思いますよ。 出典は白居易「李白墓」でした。
今回は多情多恨(たじょうたこん)です。 尾崎紅葉の小説じゃないの?明治時代の作家だね、金色夜叉の方が有名かな。 さすがですねぇ、それで有名になった言葉ですが、出典ではありません。 それより前からあるんだ。 意味は読んで字のごとく、情が多く、恨みが多い。要するに感情の深い人ですね。 愛情が深すぎて、憎しみも深い、みたいな。 まあ、そういうことですね。 出典はわかりません。
今回は老馬之智(ろうばのち)です。 古い馬は頭がいい、ってことかな。 そこから転じて、先人の言うことは参考にしましょう。経験を積んだヒトは優れた知恵をもっている。ということですね。 昔、道に迷ったヒトが老馬は一度通った道は覚えているから、と馬を放ち、付いていったので無事に帰ることが出来た。という故事があるのです。 覚えてた馬もすごいけど、自分は分からないけど、馬なら分かるはずだ。って思うヒトがすごいな。 実はこのヒトは、古代中国の斉の国の管仲(かんちゅう)という、大変頭の良いヒトです。三国志で有名な諸葛孔明をほめる時、管仲と楽毅(がくき)にも勝るとも劣らない人物と言いますが、その管仲なんです。 じゃあ、頭のいい人は、人の知恵を借りる大切さを知っているエピソードにも聞こえるね。 そういう意味では、馬が日頃の恩返しをして、主人を救った、という考え方もあるみたいですよ。 故事から考えると、いろい
今回は勇往邁進(ゆうおうまいしん)です。 いかにも強そうだけど、勇往?往なんだ。猛じゃないんだ。 ちょっと聞きなれないですよね、でも、勇往も邁進もまあ、だいたい同じ意味なんです。勇往邁進は、勇ましく、ひるまず進む、と言う意味です。 往は、行く、と言うような意味でも使いますでしょ。往診(おうしん)、往復(おうふく)とか。 ああ、たしかにそうだ、使ってるね。じゃあ、勇往は勇ましく行く、ってことか。 そうです、さらに邁進なんて、邁も進もすすむ、という意味ですから。 ああ、だから、すごく、進むから、わき目もふらず進む、って意味になって、そこから、ひるまず、おそれずに進む、という意味になるのか。 じゃあ勇往邁進は、いさましく、いく、すすむ、すすむ。ってことだ。そう考えるとわかりやすいね。 そうなんです。実行は、なかなか出来ない事ですが。 何かをする前の決意の時点では、そう思うけど、一つつまずくと終わ
2016 - 10 - 31 百薬之長(ひゃくやくのちょう) 今回は百薬之長(ひゃくやくのちょう)です。 お酒だね♪ まあ、結果論的にはウソで、全く飲まない、飲むのを辞めた、と言う人の方が健康である確率が高いのですが。 適量なら、循環器系にいいんだよ!! ハッキリ言って微量なら、ですね、なかなか守れないので、統計的には良いとは言えません。 この言葉は中国の 前漢 王朝を簒奪した、新王朝の王莽(おうもう)の言葉ですが、意味合いとして、お酒はいいね、おめでたい席にはふさわしいね、と言った程度の意味合いでしたが、日本では酒税の為に、国民に飲酒してもらいたいから強調して言われていた部分もありますね。 今では、医療費の方も考えて、控えるように言われているわけですね。 なんか、何でもお金なんだね。 政治は、お金と選挙です。 にわとりさんはお酒好きなんですけど。 自制心を持って、適量を守って下さいね。
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