ブックマーク / kotobasm.hatenablog.jp (107)

  • 1961年のトランジスタテープレコーダー - 昭和KOTOBASM

    写真ではわかりにくいけれども、この”トランジスタテープレコーダー”は当時(1961年)のコマーシャルの情報によると、一辺が約19cm。当時としてはコンパクトサイズであったのだろうが、かなりの大きさだ。いまあるカセットテープをみたらわかる。 1時間録音できるというふれこみであるが、そのためだけの機械をハワイまで持っていくというのも、いま考えるとすごい。すごいといえば値段もだ。泉大助さんはクールに34800円なんて言っているが。 ちなみに当時の大卒初任給が15700円。2017年の大卒初任給が約20万5千円であることを考えれば、どれだけすごい値段なのかおわかりいただけるだろう。それだけ音を記録するというのは夢のような時代だったのだ。 いまやスマホで簡単に録音そのものはできるが、当時は当時でコマーシャルをみてのワクワク感はかなりのものがあったのではないか。いまは手の届かないようなワクワク感のある

    1961年のトランジスタテープレコーダー - 昭和KOTOBASM
  • 「だからわたしは北国へ(昭和47年)」チェリッシュ - 昭和KOTOBASM

    そうなのだ。チェリッシュといえば男女2人組なのだが、もとは5人組のバンドであった。この2枚目のシングル「だからわたしは北国へ」をさいごにチェリッシュは5人から2人に変わっていく。 だからわたしは北国へ 1972 ごぞんじのとおり、チェリッシュのふたりはのちに、結婚して夫婦になるわけだが、このレコードジャケットをみていると、なんとなく2人と3人の間に結界のようなものがある気もしないでもない。 ちなみに抜けた3人のうちのひとり、ドラムスの桑原宏司さんいわく、東京で一流のドラマーの演奏を目の当たりにして、プロになる道をあきらめたのだとか。なんかもっと”大人の事情”みたいなものがありそうだけど。 ラジオではタブレット純さんが、仲良さげな2人をみて嫌気がさしたんじゃないかなんて”こらこら!”なことを言っていたが。でも桑原さんはその後、実業家(チケットぴあ名古屋代表取締役)として成功したわけだし、やめ

    「だからわたしは北国へ(昭和47年)」チェリッシュ - 昭和KOTOBASM
  • 企業というものの栄枯盛衰 - 昭和KOTOBASM

    昭和50年というと43年前か。フィルム撮影の料理番組というのはめずらしい。いまの時代4Kなどいって、とにかくきれいにはっきり観えるのがいいというかんじになっているが、はたしてそれほど必要なことなのだろうか。 そういうことをいうのは要するに、感性がひねくれているだけというハナシなのだが、僕は別に好きな女優さんの毛穴まで見ようという気にはならないのである。あるていどのところからは、想像力みたいなのをかき立たせてもらいたいのだ。 だが今日の主題はそこではない。いまはなきハヤミズがスポンサーになっているのに懐かしさをおぼえたのである。テレビ番組のスポンサーなんて、よっぽどの企業じゃなくてはなれないはずなのに。 それがいつのまにか”お値段以上”のところとかにとって代わられてしまった。あの大塚家具なんかもヘタすると、ハヤミズと同じ轍をふんでしまうのだろうか。それどころかまさかの”お値段以上”も。 今日

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  • むかしのテレビ番組にあっていまはないもの① - 昭和KOTOBASM

    子どものころは当たり前のように観ていたけど、いまおもえばすごかったのだなあというもの。それが8時だよ全員集合である。なにがすごいのか。まずはこの動画を観てほしい。 まずひとつめに観客がいて、生放送をしているというところだ。停電であったり、コント中にボヤ騒ぎがあったりというのはあったが、あれだけの長い間放送して一度も客席から乱入者が出てこないのはすごい。 そしてもう一つが、コントをやっている後ろにバックバンドの面々がいて、コントをみて笑っているというのがすごい。なんというカオスな状況であろうか。いまとなってはお目にかかれない光景である。 いまや歌番組もカラオケが主流であるし、お笑いと歌が共存している番組もみかけない。アイドルと演歌歌手が同じ番組に出ているというのもこの頃ならでは。お茶の間で子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなでテレビを囲んでいたんだよなああの頃は。 今日のところはこ

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  • ルックチョコレート - 昭和KOTOBASM

    不二家と聞くと、根拠はないのだけれど、高級感を感じてしまう。実は値段は庶民的なのだけれども、洗練されたイメージがあるのだ。パッケージデザインからして、他とはちがう。 不二家のお菓子はまた絶妙なアメリカナイズっぷりなのである。日人のコンプレックスをこれまた絶妙に刺激している。だいたいキャンディーの名前からして”ノースキャロナイナ”なのだから。”カ”ではない。”キャ”なのである。 ルックチョコレートの歴史はけっこう古く、発売開始は昭和37年。パッケージデザインを手がけたのがフランスのデザイナー、レイモンド・ローウィというのがこれまたあなた。 こちらはテレビコマーシャル。昭和45年ごろで、このころは不二家の時間という一社提供の番組枠があった。おそらくドラマ「サインはV」や「アテンションプリーズ」の合間合間に流れていたのであろう。 当時の若者文化を反映してか、サイケデリックな仕上がりとなっている

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  • やはり新幹線といえば0系 - 昭和KOTOBASM

    古いヤツだとお思われるだろうが、どんなにカタチが変われども、いまはもう走っていなくとも、ずっと僕の心のなかの新幹線というのは0系だったりする。だって昭和に生まれたヒトだもの。 日ではじめての新幹線は、東京オリンピックの直前、昭和39年10月1日に開業した。いわゆる東海道新幹線である。世界初の高速鉄道でもある。敗戦後たった19年後のハナシだ。恐れ入り谷の鬼子母神というヤツである。 それから足かけ44年。平成20年に定期営業運転を終了するまで、0系は走り続けた。それまで大きな事故を起こすこともなく。それも含めて日、そして先人の方々の技術力はすごいと思わされる。 そしてやはりデザインがすばらしい。0系新幹線と東京タワーは戦後日を代表するグッドデザインだと僕は思う。グッドデザインの条件って、洗練さと普遍性ではないだろうか。 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍

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  • 品質管理用の信号 - 昭和KOTOBASM

    前回で取り上げた、岩谷自動車のコマーシャルのハナシで思い出した。そういえば似たようなのがあったな昔にと。黒地に白い文字で、無機質なかんじの映像。でもあれはヒトの声すら無かった。 現代のヒトは映像の記録媒体に、DVDもしくはブルーレイを使用する。その前すなわち昭和のころに使ったのはビデオテープであった。もちろんテレビ番組を録画するだけではない。 市販されている、もしくはビデオ屋さんでレンタルされている映像入りのビデオテープを観ることだってある。われわれはいまだにTUTAYAをレンタルビデオ屋といってしまう。(言ってねえという方すいません)それだけむかしは主流であったのだ。 ひととおりの作品を観終わると、黒地に白い文字でこういう映像が流れてきたのを覚えているだろうか。この映像にヒトの声はない。ただ無機質な信号音が流れてくるだけである。 これは俗にいう”品質管理用の信号”というヤツである。俗に言

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  • そんな定岡正二が受けた洗礼 - 昭和KOTOBASM

    定岡は鹿児島県の出身で、鹿児島実業高校からドラフト1位で読売巨人軍に指名され上京した。素質はあっても、そこは18歳の素朴な若者である。そんな彼が巨人に入団し出会ったのは・・・ そう。当時の監督であった長嶋茂雄である。これは田舎から出てきたばかりの18歳にはハードルが高かった。定岡もかなりの天然キャラだが、長嶋さんはケタちがいだったのだ。 あくまでこれは推測だが、長嶋さんというヒトは、脳で命令したものを体に伝えるスピードが、ハンパなく早いヒトだったのだきっと。だから野球という競技において天才的な動きができたのではないか。 ただ脳からの命令を言語化して、口で伝えるという行為そのものが、そのスピードについていけないのであろう。長嶋さんがよく英語のフレーズを使うのは、日語よりも英語の方がシンプルで、すぐコトバが頭から出てくるからではないか。 定岡もまさか”洋服着るの初めてか?”などと聞かれるとは

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  • 定岡 - 昭和KOTOBASM

    僕より下の世代のヒトだと、このヒトは日テレビでやっていた、とんねるずの生ダラの”負け犬サダ”のイメージかもしれない。現役のころは観たことないけど、プロ野球選手だったのは知っているみたいな。 僕はギリギリ、カレの全盛期を観ていた世代だ。いまの流行りの顔ではないけれど、ハンサムな容姿で上背もありスマートなのだが、見た目に反して力感のあるピッチングフォーム。 僕はアンチ巨人だったのだが、当時はプロ野球中継の放送なんて、巨人戦しか観られなかったから仕方なく観ていた。だからおのずと定岡の投げる姿も目にすることとなるわけだ。アンチ巨人だけれども、定岡は好きだった。 一流というわけではなく、”そこそこいいピッチャー”というのがよかったのかもしれない。憎たらしくないから。それにしても、このころに比べると、いまはスピードが増した。 そのかわり個性的なフォームのピッチャーも少なくなった気はする。定岡の投球フ

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  • 無関心の中間層【このごろの「anone」について考えてみた】 - 昭和KOTOBASM

    さまざまな分野の作品には、支持者もいれば、アンチもいる。だがそれだけではない。支持者よりもアンチよりも圧倒的に多い存在がいるのさ。それが”無関心の中間層”なんだ。 もし自分が支持者であったとしても、決してアンチの存在そのものまで否定してはいけない。けれどもそれを踏まえた上で、納得がいかないことは納得いかないと表明することは、いまの時代こそ重要なのではないかな。 まぁ演出が終わっているな これじゃ視聴率が取れない 視聴率なんて意識していない? ウソつくなよww 広瀬すずのTVドラマ初主演を前面に押し出していてこれだよw 広瀬の黒歴史確定だな 姉の方は酷い朝ドラのなかでひとり気を吐いているのにw まぁいまどき映画風映像をTVドラマでやるなんて頭の中が何年停止しているんだろうか? 勝新の警視Kのズッコケと同じだなw TVでやるのに画面が暗くてなおかつ内容もくらいだけじゃなぁ カルテットも視聴率低

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  • しょせん”チンピラ”にはわからないこと - 昭和KOTOBASM

    正直にいって、 ”現に結果を出していないのだから、なにを言われてもしょうがない” という考えが大嫌いなんだ。とくに表現というものを語るときに。 広瀬すず主演『anone』(日テレビ系)の第3話の平均視聴率が6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。 1話が9.2、2話が7.2、3話が6.6とわかりやすい「右肩下がり」を続ける同作。「暗すぎる」という評判は最初からあったが、その内容がダイレクトに数字に直結しているようだ。 すでに2019年のNHK朝ドラ主演も決定している広瀬だが、この視聴率はだいぶ痛いに違いない。NHKも真っ青、といったところだろうか。 広瀬すず「木村拓哉切り捨て」で『anone』爆死の末路......朝ドラ確定も数字取れずNHKも真っ青? | ギャンブルジャーナル | ビジネスジャーナル もうこの手の記事をネットメディアで書いている輩は”チンピラとおも

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  • コンバットマーチ - 昭和KOTOBASM

    いつごろからだろう。高校野球の応援でコンバットマーチが聴かれないようになったのは。むかしと違って、時代の流れだろう。いまやブラスバンドもいろいろな曲をやるようになった。 YouTubeをみていたら、智辯和歌山高校のファンであろうヒトが、1989年の夏の甲子園の動画をupしていたんだ。その智辯和歌山高校の一回戦の相手が千葉の成東高校で、うちの地元だったのさ。とても懐かしかったよ。 成東高校は当時、成東町という小さい町の県立高校で、それまで甲子園に出たことは一度もなかったんだ。いつも惜しいところで負けてしまう。そのような学校が、県大会の決勝に進出してきたわけだよ。 このときの決勝、観にいったんだ。場所は千葉市の天台球場。天台球場でやる決勝戦はこの年が最後で、翌年からは新しくできた千葉マリンスタジアムで行うようになった。ある意味貴重な体験でもあったわけさ。成東高校の最初で最後の優勝だったし。 甲

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  • 木枯らしの二人(伊藤咲子・昭和50年1月のヒット曲シリーズ) - 昭和KOTOBASM

    ’ 母親から聞くところによると、2歳ぐらいのころ、テレビジョンにこのヒトが登場するとかならず僕は画面にいついていたらしいんだ。それが伊藤咲子さんだったそうなのだよ。 理由は当時2歳の僕に、知る由はないけれども。ただいえることは、いま聴いてもああいい歌だなと思えるということさ。きっとヒトそれぞれに、自分の波長みたいなものにピッタリくる音色ってものがあるにちがいないということさ。 それは曲調であったり、歌っているヒトの声質であったりするのだろうけども。ちなみに赤ちゃんってどれだけ大泣きしていても、タケモトピアノのコマーシャルの音を聴くと泣きやむらしいのだよ。ニンゲンってふしぎだよね当に。 ちなみにこの「木枯らしの二人」は彼女にとって最大のヒット曲でオリコン週間5位までいったのだよ。「ひまわり娘」じゃなかったんだ。あれだ。コロッケさんのモノマネの印象が強くて錯覚していたよ。 今日のところはこ

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  • ”クソタクシー” - 昭和KOTOBASM

    おだやかじゃないなあ。言いたいことはわからなくはないけれども、ホリエモンにしろ、LINEの上級執行役員のオヒトにしろ、もう少しオブラートに包んでいえばいいのにっておもうのだけれどもさ。 headlines.yahoo.co.jp タクシー運転手は、お客さんに道を一回聞くごとに、タクシー料金を1割ずつくらい割り引くべき。タクシーは移動手段なだけじゃなく、乗ってる間の「集中時間」を買っているんだよ。道を聞く時点で、その提供価値の品質を下げていることを分かれよ! https://t.co/D0XqzcYjlk — 田端 信太郎 (@tabbata) 2018年1月13日 まああれか。あたりさわりのないことをおだやかに言っていたら話題性に乏しいからっていうので、こういう物言いになるのかもしれないね。そしてそれにまんまと反応するイッパンジンもなあ。 どうせ料金1割引きにする権限なんて持っていないヒト

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  • ハフポスト日本版編集長・竹下隆一郎氏の言葉狩りに物申す(その1) - 昭和KOTOBASM

    いぜんに去年のおおみそかに放送されたガキ使”笑ってはいけない”シリーズについて書いたけれども、そのあともダウンタウンの浜ちゃんがやった”エディ・マーフィーのものまね”にについての批判が出ている。 黒人差別問題は日だとなじみがないかもしれないが、日だと例えば原爆に触れるのと同じこと。もし被ばく者のものまねがあったとして、お笑い番組だから許してくださいと言われてもさすがに日人も怒ると思う。それに匹敵するようなテーマだと思う。 『ガキ使』“黒塗り”に日テレ「差別の意図なし」と回答も…ハフポスト編集長「モノマネでも許されない」理由 (AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース これはハフポスト日版編集長・竹下隆一郎氏の発言なのだけれどもさ、なにか違和感を感じないかい?もうここまでくると、そこまで日人であることを卑下して炎上を狙いたいのかいとすら思えてくるよ。 そもそも日人の中に、

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  • おたんじょう日のちかい - 昭和KOTOBASM

    というと大げさなんだけどさ。あ、今日たんじょう日なんだ。うん45歳。アラフィフ突入だよ。とはいってもなにかが変わったわけじゃない。たんじょう日というのは、たんなる数字のうえでの通過点にすぎないのだよ。 むしろこの歳になってくるとさ、死というゴールが近づいてくるのを漠然とだけれども感じるんだよね。勝利も敗北もないまま孤独なレースは続くのさ。ミスチルかいまったく。 たんじょう日という節目だし、1月生まれというのもあるから、今年どうするかというハナシをしようか。正直なハナシさ、自分はグループのなかで仕事するのは向いていないヒトなんだよ。 協調性がないし、ニンゲンとしてのクセが強いしさ。じゃあどうするのかって?ひとりでできる仕事をやるために勉強しようかなって。これは生きる希望を保ちつづけるためのものでもあるのさ。 劇的になにかが変わるということはないだろう。でも変わろうという気がありさえすれば、あ

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  • めいろまさんには悪いけれどもアメリカの白人なんてそういう生き物だからさ - 昭和KOTOBASM

    われわれ日人と、むこうの白人とは、人種がちがう。人”種”というぐらいだから、文化とか価値観とか以前の、大からちがう。そういうところの問題を、あちらと議論しても、きっと泥仕合になるだろうよ。 アメリカの人気ユーチューバーであるローガン・ポール氏が、青木ヶ原樹海で自殺した方の遺体をYoutubeに投稿したことが世界中で大炎上しています。国際経験豊富な元国連専門機関職員の @May_Roma(めいろま)さんは、この件に関して日人はもっと怒るべきだと述べます。 アップした動画は私は問題部分を削除したレビューしか見ていないのですが、ご人の謝罪動画とは異なり、どう見てもお化け屋敷感覚で青木ヶ原樹海に足を踏み入れて、亡くなった方をお笑いものにしているとしか思えませんでした。 炎上Youtuberと人種差別と日人の怒り|世界のどこでも生きられる|May_Roma|cakes(ケイクス) 日人は

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  • 星野仙一が嫌いだった理由 - 昭和KOTOBASM

    いつだったか、とあるお笑いライブで、ある出演者がこんなことをいっていたんだ。「NHKは、”野村・星野・汚い”の略です」って。奥さんのサッチーがお亡くなりになって、ノムさん大丈夫かと思っていたら、まさか星野が先なんてね。 ぶっちゃけ星野仙一のことは嫌いだったのだけれど、いなくなると嫌いがゆえにむしろ淋しいというかね。なぜ嫌いだったのかって?そういわれると困るのだけれども。まだ中日の監督だったときはそうでもなかったのだよ。アンチ巨人だったから自分。 中日の監督をやめて、すぐに阪神の監督になったあたりかな。むしろこのヒト自身が巨人っぽくなったかんじがしたんだよね。チヤホヤされてる感がありありとみえてしまって。 そんな僕の星野仙一の思い出といえば、やはりうーやん(元中日・ロッテにいた宇野勝選手)の”ヘディング事件”で、このときのピッチャーがよりによって星野だったんだよね。 あの珍プレーのさきがけと

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  • おせちもいいけどカレーもね - 昭和KOTOBASM

    あけましておめでとうございます。年もよろしくお願いいたします。けどやはりどうも年末年始が仕事だと気分が盛り上がらないのだよ。なのでせめて子どものころの正月を思い出して記事を書いてみようか。 昭和50年代前半のころっていうのは、いまみたいにコンビニエンスストアがそこらへんにあるわけではなかったんだ。スーパーマーケットだってふつうに正月は休みだった。 だから正月三が日というのは、毎お雑煮をべて、おせちを突っついてなんてやっていてね。正月ぐらいお母さんもラクしなきゃということで、おせちは3日間べられるようになっている。 でも最後のほうになってくると飽きるというか、地味なものしか残らなくなるのさ。ハムや栗きんとんなんてとっくにない。あるのは田作り。とにかく田作り。でも当時は外しようにも、飲店もやっているところは限られている。まだファミリーレストランだってそんなには無かったしね。 こうい

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  • のっぺらぼうのミスター・NO - 昭和KOTOBASM

    漫画タイガーマスクといえば、ジャイアント馬場やアントニオ猪木など実在のレスラーに混じって、架空の”虎の穴の覆面レスラー”が登場する。その中にはとんでもない荒唐無稽なのもいるわけさ。 タイガーマスク抹殺のため、ミスターXが企画した覆面リーグ戦で来日。 異様に長い首に、目や鼻のない頭が乗る”宇宙人みたい”な容姿。 実は、全身がビニールタイツに包まれ、頭には鉄球が入っているギミックレスラー。鉄球を使った強烈な頭突きで対戦相手を悶絶させる。 覆面リーグ戦で最初にタイガーと対戦し、敗北する。しかし、ミスターXは「ミスター・NOは、この中で一番弱い」と告げる。 もうツッコミどころが多すぎて、どこから手をつければいいのだろう。全身がビニールタイツって汗でとんでもないことになって、強烈な頭突きをする前に、かえって自分が悶絶しそうだよね。ってまずソフトなところからツッコミ入れてみたさ。 するとまたツッコミど

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