東京フィルメックス史上初めて最優秀作品賞と観客賞を同時受賞し、昨春の劇場公開時に大ヒットを記録した「息もできない」が、日本の映画賞でのベスト1受賞を記念してアンコール上映され、主演と脚本も務めたヤン・イクチュン監督が舞台挨拶などのために再び来日した。 【関連写真】「息もできない」フォトギャラリー 高利貸し業者で暴力的な取り立てを行っているサンフン(ヤン・イクチュン)と、偶然に知り合った女子高校生のヨニ。お互いに悲惨な境遇で孤独や苛立ちを胸に秘めて生きてきた2人の出逢いと別れを描いた本作は、日本を含む多くの国で絶賛された。 日本での劇場公開から約1年経ったヤン・イクチュン監督だが、意外にもこの間は充実した時間を過ごすことができなかったという。「映画の公開後に『息もできない』後遺症になり、精神的に飽和状態になりました。体調を崩して病院に行きましたが、脳神経外科では“脳波が止まっちゃうよ”
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く