[PR] 本ブログの商品紹介リンクには広告が含まれています 昔話のひとりごとです。 ソフトウェアの開発で、グローバルに、つまり世界中の言語で使えるように設計することを国際化 (internationalization = i18n)、それぞれの言語や文化に合わせてUIや仕様を変えることを地域化 (localization = l10n) なんて呼びます。このふたつ、並行して行われる作業だけど本質的には相反するもので、双方の利害がぶつかると経験的にはたいてい i18n が勝ちますね。 商用ソフトウェアでローカルの市場を担当していると、その市場向けの仕様をなんとかしてねじ込もうとして開発者に要求を出すと、i18n の錦の御旗の元に簡単に却下されちゃうことがよくありました。 実は却下される本当の理由は国際化とはあまり関係なくて、アメリカ人の開発者に日本の文化的背景に基づく日本固有の仕様を説明して