Zennでは、「記事」や「本のチャプター」のMarkdownエディタのベースにCodeMirrorというライブラリを使っています。これまではCodeMirrorのv5を使っていた(正確にはv5に依存するラッパーライブラリを使っていた)のですが、古いバージョンを使い続けるリスク解消と更なるエディタの拡張性を得るため、CodeMirrorのv6にアップグレードすることにしました。 本記事では、CodeMirror v6の基本的な知識部分から、ZennのMarkdownエディタを実装するまでのカスタマイズ方法を紹介します。 CodeMirrorの基礎知識 はじめに CodeMirrorはWeb上にコードエディタを実装するためのライブラリです。標準で多くのプログラミング言語に対応したシンタックスハイライトや入力補完、折りたたみ、キーマップ、マルチカーソルなど、モダンなコードエディタに必要な機能を備
![CodeMirror v6によるZennのMarkdownエディタの作り方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e33fca240e9ae950ca9a8637596b1e36a5bef08/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fres.cloudinary.com%2Fzenn%2Fimage%2Fupload%2Fs--VYpOUggx--%2Fc_fit%252Cg_north_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_55%3ACodeMirror%252520v6%2525E3%252581%2525AB%2525E3%252582%252588%2525E3%252582%25258BZenn%2525E3%252581%2525AEMarkdown%2525E3%252582%2525A8%2525E3%252583%252587%2525E3%252582%2525A3%2525E3%252582%2525BF%2525E3%252581%2525AE%2525E4%2525BD%25259C%2525E3%252582%25258A%2525E6%252596%2525B9%252Cw_1010%252Cx_90%252Cy_100%2Fg_south_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_34%3Abisque%252Cx_220%252Cy_108%2Fbo_3px_solid_rgb%3Ad6e3ed%252Cg_south_west%252Ch_90%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYXZhdGFyLzYzOTk2NzhlNmIuanBlZw%3D%3D%252Cr_20%252Cw_90%252Cx_92%252Cy_102%2Fg_south_west%252Ch_34%252Cl_default%3Aog-publication-pro-mark-xcosax%252Cw_34%252Cx_217%252Cy_158%2Fco_rgb%3A6e7b85%252Cg_south_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_30%3AZenn%252520Tech%252520Blog%252Cx_255%252Cy_160%2Fbo_4px_solid_white%252Cg_south_west%252Ch_50%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYXZhdGFyLzJmMjYyYmQ5ZTMuanBlZw%3D%3D%252Cr_max%252Cw_50%252Cx_139%252Cy_84%2Fv1627283836%2Fdefault%2Fog-base-w1200-v2.png)