結論は以上。↑。 物事を失敗させるのは、長期間で達成可能目標にして、レビューという振り返りの間隔を広げること。(たいていの場合レビューが行われないことが多い。) もし、あなたに部下がいて1ヶ月間で区切っているとして、うまくいっていなければ、1ヶ月間で目標を追わせること自体が誤り。もっと短く設定をする。達成できなければより短くする。 (種まきから刈り取りまで長いスパンの商売であっても基本は同じ。顧客応対ステージを区切って段階を明らかにしておく。種まき作業○件、刈り取り作業○件、既存顧客からの案件発掘○件とすればよい。) 特に、行動レベルに不安があれば、1日1回。または、午前午後と分ける。 短い期間ですることを箇条書きにして達成できたか、どうかわかるにする。 あなたのそばにホワイトボードを置いて、行動する本人に線を引かせるルールを採用する。 (ちなみに、ここまでしないと動けないというのは相当低
私がマイクロソフトをやめるキッカケを作ったのが、「イノベーションのジレンマ」という本だということは、以前にも書いた。IT業界でビジネスをしている限り、大きな会社にいようと、小さなベンチャー企業にいようと、この本に書いてあることを日々意識しながら仕事をするかどうかは大きな違いを生むはずだ。 このブログでも何度も引用しながら、一度もちゃんと解説を書いたことがなかったことに気が付いたので、今日のエントリーは、この本に書かれているコンセプトの解説。 そう思っていつもの様に書き始めたのだが、文字だけではとても伝えにくいコンセプトだ。しかし、図解と言えばパワポ、というのもありきたりすぎるので、会社の廊下にあるホワイトボードに手書きで描いた図を、携帯電話で撮影したものを使うことにした。通りがかった社員にも見てもらえるので、一石二鳥である。 上の図は、この本に書かれたコンセプトを一般化したもの。ブルーのラ
はてなって会社としてどんなあんばいかというのを知ってもらうために、書いてみます。しかし明日には変わるかもしれません。 詳しくは、id:jkondoが執筆した「「へんな会社」のつくり方」を是非ご覧ください。 「へんな会社」のつくり方 (NT2X) 作者: 近藤淳也出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2006/02/13メディア: 単行本購入: 57人 クリック: 1,701回この商品を含むブログ (1081件) を見る 組織 朝10時始業 遅刻すると胸にid:jkondoの顔写真付きのバッジ+ひらひらを貼らねばならない屈辱 夜9時にはだいたいみんな帰る 週休二日だが土曜と水曜で休みが選べる 開発合宿 机が自由 椅子は個人に所属 社員は現在17名。男性15名、女性2名 ミーティング ミーティングは部屋の真ん中にある胸の高さまであるERECTAを囲んで 立ってミーティング ミーティングにいて意味
id:mkusunok:20060129:techstrategyで触れた内容について少し掘り下げてみる。これは歴史の勉強をした後の感想のようなものに過ぎないので、今後もこの通りにやれば成功するという意味ではない。ただ、何をやってはいけないか、という参考にはなるだろう。ベンチャーにとって大事なことは、先行する大企業に先行優位性を発揮させないこと、そしてより大きな技術力や資本力を持った後続企業に真似されても差別化し続けられる仕組みをつくることだ。 価格はマーケットインで決めよ これは大企業のイノベーションでよくあることだが、R&Dに大変な金額をかけた割に市場がそれほど大きくない、だから価格を上げてしまおうという失敗である。Xerox StarとかToken RingとかHiSWANaが典型的だ。これらは研究開発予算を正当化するために商品化され、それが素晴らしい革新的なものであることを社内に説
<free culture>日本語版 ローレンス・レッシグ教授の2002年オライリー・オープンソースコンベンション基調講演 <Free Culture>日本語字幕付きFlash版。 再生/ダウンロード: lessig_free_culture_japanese_1.1.swf (mirror) (8.45MB 再生時間31分40秒) 再配布可。ファイルミラー・P2P推奨。 注意: LinuxやMac環境で音声にエコーがかかる場合、[>>][英語テキスト版講演録(割といい加減なので参考程度に。) 日本語テキスト版(字幕作成のための草稿) スラッシュドット ジャパンでの議論(2003年04月09日) ライセンス: このflash版および日本語テキスト版は Creative Commonsの帰属ライセンスのもとに公開されます。 著作者表記を残す限り、商利用も含め無制限
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