東京電力(9501)が28日、都内で開いた株主総会は定刻の午前10時に始まり、午後4時9分に終了した。開会時間は6時間9分に及び、過去最長だった。出席株主数は終了時点で9309人と、昨年の過去最多人数(3342人)を大きく上回った。福島第1原子力発電所の事故を巡る経営責任をただす質問が相次いだほか、勝俣恒久会長の議事進行に不満を持つ株主が多く、緊急動議や修正動議が続いた。 総会の主な動きは以下の通り。 10:00 議長の勝俣恒久会長が開会を宣言、福島第1原子力発電所の事故発生や計画停電実施を陳謝「役員一同、心より深くおわび申し上げる」 10:00 出席株主数は3917人 10:04 清水正孝社長が事業報告を開始、原発事故関連で2011年3月期に特別損失1兆776億円計上したことや11年3月期の期末配当を無配に決めた点を説明 10:10 清水社長が対処すべき課題を説明。「東電グループはかつて
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