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ブックマーク / tsukimori.hatenadiary.org (5)

  • 図書館の本にアンダーラインが引いてあるのを見つけた。 - 森の路はずれ(避難所)

    図書館で借し出しているを汚すことは、疑いようのない悪いことです。公共の施設にスプレーで落書きをするのと同じ性質の行為であり、罰せられて当然のいたずらです。それは大前提として、図書館で借りたを読んでいて、たまに特定の箇所にアンダーラインが引いてあるのを見つけると、嬉しいような、集中力が高まるような、少しポジティブな気持ちがしてくるのは確かなことです。 昨日図書館で借りたを読んでいたら、ある箇所に線が引いてあるのを見つけました。悪いことなりに最大限慎み深くしているかのように、ごく薄い鉛筆の線。それはこのが他の人にも読まれてきたというあたたかい痕跡であり、線を引かれた箇所がこのの理解にとって重要であると、少なくともその人が考えていたということを知ることで、それは僕に思いがけず文脈を相対化する機会を与え、異なる視点での内容を理解することができるようになったともいえます。 「耳をすませば

    図書館の本にアンダーラインが引いてあるのを見つけた。 - 森の路はずれ(避難所)
    terasuy
    terasuy 2006/12/15
    大学の古書探ってると、ラインが引いてあることに違和を感じなくなっていた僕がここに
  • ■ - 森の路はずれ(避難所)

    半年分の通勤定期券が、僕はどうしても買えません。 定期代の支給が6ヶ月単位で算出されているので、6ヶ月分を買わないと損してしまうんですが、それでも買えないんです。なんかこれを購入してしまうと、次の日とかに「あ、君明日から来なくていいから」言われそうな、そんなオチを積極的に招来してしまいそうで…。 だから今日とて買うのは一月分の定期。一月分ならたとえ無駄になっても被害は最小限で済みますからね。それにオチとしても弱いからなんとか、なんとか発動自体回避されそうな気がしますし。敢えてするこのトンマな損は、僕にとってはある意味「お守り」みたいなものですね。ずいぶん高いお守りではありますが。 □ やっぱりショパンの練習曲・アシュケナージ盤は気に入りません。ざっくり言えば、そつがない分コクがないんですね。 高校のとき、音楽の先生に借りてテープにダビングしたマウリツィオ・ポリーニの練習曲全集があまりに鮮烈

    ■ - 森の路はずれ(避難所)
    terasuy
    terasuy 2006/10/20
    センスのよさに嫉妬した
  • 趣味の才能 - 森の路はずれ(避難所)

    蛇の生殺しのようなゴールデンウィーク2006年度版も終了し、手持ち無沙汰のあまり狩りばかりしていたラグナロクのモンクが、94レベルに上るかどうかというところの来週から新しい仕事が始まるそうです。もう日がな一日ラグナに興じることもできなくなるのだなと思うと一抹の寂しさがこみ上げてきますが、こみ上げてくる時点でそれは人としてかなりダメだろうと思うような、決定的なような。定期券を買ってこなくちゃ。 仕事や社会的な活動から離れ、自分中心で動かすことのできる時間を大量に得たとき、それをひたすら自己完結する趣味的な事柄に費やすことのできる人間は、きっと才能があるんだろうなと思います。趣味の才能が。エロゲーをプレイする、アニメを見る、音楽を聴く、そしてブログを書く。僕に割り当てられたていたらくな趣味は、時間があればいくらでもこなすことができるはずのものだけれども、時間がありすぎると、不思議なものでかえっ

    趣味の才能 - 森の路はずれ(避難所)
    terasuy
    terasuy 2006/05/11
    定年退職してから何して良いか分からない人が多いみたいですよね
  • うたわれるもの4話 - 森の路はずれ(避難所)

    奈落の底に落とされたかのような、ひどい回でした。何もかもがありえない。原作のせいなのかアニメスタッフがマズかったのか僕には判別できませんが。 ササンテに石を投げつけたとはいえ、アルルゥのような幼い女の子に斬りかかるほどのものか。まず捕らえるかなりして指示を仰ぐべきところだろう。あの兵士は人としてあまりにおかしい。頭の悪いやられ役の敵は必要不可欠な存在だが、いきなり出てきてバカ面晒すササンテといい、人知を越えて愚劣・低俗・理解不能な敵は物語自体を不真面目なものにしかねない。 いきなり斬りかかった兵士の刃からアルルゥをとっさに庇えるほどの、反射神経と俊敏さを備えた老婆がどこにいる。 背中を斬られたはずなのに、その患部を床に当てながら寝ても痛くないのか。どうせ死ぬんだからどうでもいいのか。というか飲み薬より塗り薬だろう。 編を見る限り、村長であるトゥスクルが死んですぐに次の村長に選出されるほど

    うたわれるもの4話 - 森の路はずれ(避難所)
    terasuy
    terasuy 2006/05/06
    ニュアンスは分かるけど、繊細過ぎて…。主体的に世界に介入しようとするエロゲ(対価を払ってまで)と違い、広告も込みで鮪になるアニメは捉え方自体が違うから、落とし込みの作業は至極困難なんだよね
  • アニメを見る、僕のどうにもならない立脚点 - 森の路はずれ(避難所)

    「かしまし」が今週の放送分で最終回を迎えます。僕はなんだかんだで全部のお話を見てきましたが、ほとんど面白いと思ってはいません。キャラクターデザインがきれいなのと、作画が安定しているのと、音楽が好きという理由だけで見ているようなものです。見聞きしている、そういった感じです。サントラは4/26発売(予約注文済)。 僕はこの作品をどうしても楽しめない、落ち着かないんですよ。物語に女の子たちしか登場しないので、目の置き場がないんです。目のやり場に困るのではなく、僕の立脚点がないんですね。男性の主人公がいない物語や世界というものに対し、男性でしかいられない僕はどうにも距離感がつかめない。そこに鑑賞すべき何かがあるとしても、それをつかむべき僕の存在が希薄だといえばいいでしょうか。 もちろんはずむは、第1話で男の子であった頃が描かれてはいます。でもそれはほとんど回想のようなもの、作品の設定(アピール)と

    アニメを見る、僕のどうにもならない立脚点 - 森の路はずれ(避難所)
    terasuy
    terasuy 2006/03/27
    アニメの数が増えた事によって表現の仕方が随分変わった事が、視聴者とのズレの原因かも。さておき立脚できないアニメはOUT、できるアニメをINと定義して、表現論を作りたいと思う。いつかね。
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