スポーツの試合中継の配信サービス、映像表現がこの数年で劇的に変わっている。 試合そのものだけでなく、選手やチームの情報をリアルタイムで画面に流す中継映像サービスも珍しいものではなくなった。CGを駆使した解析映像など、より「視聴者が楽しめるエンターテインメント性」を高めた中継技術が登場している。 2月5日から7日に東京で開かれた「スポーツビジネス産業展」から、スポーツ映像の可能性を示唆する展示をまとめた。 今回初出展した富士通は、バスケ男子プロリーグ「Bリーグ」と一緒に進めている、モーショントラッキングの映像を紹介していた。 8台のカメラでコート上の選手やボールの動きを撮影し、映像を解析して、選手の位置情報を取得する。これにより、例えば、自分の見たい選手だけを追いかける映像を作ることも可能だ。 シュートの距離、成功率、選手の走行距離、ジャンプした時の高さなども、同時に解析できる。 富士通の阪