いま、アジアを中心に、ストリートダンスシーンが面白いことになっている。もともとはヒップホップカルチャーの1つとして誕生したストリートダンスは、いまやバレエをルーツとしたコンテンポラリーダンスシーンからも大きな注目を集めており、遂にはパリ・オペラ座のエトワールがストリートダンサーを起用して作品を制作発表するなど、シーンのクロスオーバー化が急速に進んでいる。日本でストリートダンスといえば「やんちゃ」なイメージはいまだに否めないが、小中学校の体育科目に「ダンス」が加わるなど、ダンサーレベルの底上げ、一般化は急速に進んでおり、今後のシーンはさらにドラスティックに変化していくことが予想されるだろう。 そんな中、日本とアジアを代表するストリートダンサーたちが一堂に会するイベント「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements」と「Shibuya StreetDance