日本のみならずアジアを代表するDJ/プロデューサーとして、近年めきめきと頭角を現しているRisa Taniguchi。彼女の活動で注目すべきは、やはりテクノの本場であるヨーロッパにおいての存在感であろう。そのプレイはアムステルダム・ダンスイベントやヨーロッパ・ツアーといったライブ出演だけでなく、スペインの〈Clash Lion〉からEP『Ambush』を発表し、Pan-Pot主宰の〈Second State〉、Dense & Pika主宰の〈Kneaded Pains〉などのレーベルからリリースを連発することでアーティストとしての評価も着々と積み上げてきた。 DJという立場で確固たるポジションを築きながらも、一からDAWでのオリジナル曲制作をするようになった経緯について訊いてみたところ、彼女からは「元々ソフトウェアの扱いは苦手だった」との答えが。Risa Taniguchiは、どのようにし