IT大手のGMOインターネットグループは高度なサイバー攻撃に対処するため、善良な「ホワイトハッカー」約150人を擁する新拠点を設立した。ホワイトハッカーはハッカー犯罪集団の技術や知識に精通し、企業や団体の情報システムの欠陥を探し出す技術や知識に詳しい。「攻撃者」の視点からシステムの弱点を分析し、優れた防御サービスを提供する。 新拠点は東京都世田谷区の自社ビル内に設立。約150人のうち約130人はハッカーの手口の専門家で、残り約20人はサイバー攻撃に対する防御を得意としている。 GMOは「企業や団体が自前でシステムを監視する人材を確保するのは簡単ではない」と説明。GMOが企業や団体の情報システムを24時間監視し、攻撃を受けた際にはホワイトハッカーの知識を使って被害を最小限に抑えたり、再攻撃を防ぐ対策を練ったりする。 ハッカーは本来、コンピューターやネットの技術に精通したマニアを指す。 インタ
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