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ブックマーク / blog.livedoor.jp/abu_mustafa (11)

  • 中東の窓 : トルコのクーデター未遂(イスラエル紙ネットの分析)

    トルコのクーデター未遂(イスラエル紙ネットの分析) 2016年07月18日 20:48 トルコクーデター トルコのクーデター未遂には謎が多すぎるということを何度も書いてきましたが、イスラエルのy net news は今回のクーデターの失敗とエジプトのムルシーに対するクーデターの成功比較した、解説を載せています。 流石のイスラエルメディでも、まだ時間的に十分な情報を得たうえでの分析ではなさそうですが、なかなか面白い分析ですので(クーデターの失敗がイスラエルにとっての意味などというところは割愛して)記事の要点のみ、、次の通り。 今回のクーデターはなぜ起き、エジプトでのクーデターは成功したのに、何故失敗したのか? 世界はトルコからのクーデターの映像を見て、2013年のエジプトのムルシーに対するクーデターを思い起こした。 結末を見るまでは世界が息をひそめていたが、クーデターの失敗を大歓迎したのはカ

    terazzo
    terazzo 2016/07/19
    流石に地続きで紛争地帯あったら政府批判してる場合じゃないな>全てのトルコ野党も政府を支持しているが、、それはトルコが無秩序に陥ることをISが待ち望んでいることを知っているからで
  • 中東の窓 : トルコのクーデターの失敗

    トルコのクーデターの失敗 2016年07月17日 11:24 トルコクーデター トルコのクーデターの失敗はまず確実になったように思われますが、未だにクーデターの背景や実相は不明です。 取り敢えず、アラビア語、トルコ、イスラルメディアから、めぼしいところを取り上げておきますが、これらの情報は断片的なもの、またどの程度真実かの問題もあり、その点ご留意ください ・今もってクーデターの実際の首謀者が誰かは不明ですが、イスラエルのy net news はトルコメディアを元に2人の将軍の名前を挙げています。 一人は元空軍司令官Akın Ozturkで、もう一人は陸軍訓練学校司令官の Metin İyidil将軍とのことです トルコ政府(軍)は彼らを含めて、2800名の参加者を逮捕したとしています。 また8名のトルコ軍人がヘリでギリシャに逃亡したが、ギリシャ政府は彼らを送還するとしていますが、彼らのラン

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    terazzo 2016/07/18
  • 中東の窓 : シリア情勢(ロシア軍の展開等)

    シリア情勢(ロシア軍の展開等) 2015年10月04日 16:10 ロシアシリア al jazeera net は、ラタキアとハマの特派員の名前で、ロシア軍の展開とそれを歓迎するアラウィ派住民などについて報じているところ、興味ある記事につき、要点のみ次の通り。 ロシアのシリアへの軍事介入はおおっぴらに行われている。 ロシア軍はその地上部隊の司令部をハマのfrousia基地に置き、ロシア旗を掲げた。ここは、以前第4師団の基地であった。 現地活動家は、ロシア軍が当初到着した時には、現地で緊張が走ったと語った。彼らは当初ハマの複数のホテルに泊まったが、第4師団基地が完全にからになったので、数十台の車両、装甲車で移動した。 移動は夜間行われ、反政府派の活動に備え、町は通行禁止とされた。自由シリア軍筋は、シリア軍からの情報として、ハマにはロシア兵1050名がいると言う。そのうち200名がfrousi

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    terazzo 2015/10/05
  • 中東の窓 : シリア情勢

    シリア情勢 2015年02月14日 16:00 シリアIS シリア情勢は、政府軍、IS,反政府軍と三つ巴(さらには有志連合もある)の状況を呈していて、極めて複雑ですが、報道からとりまとめたところ次の通り ・シリア各地では政府軍と、反政府軍、ISとの間で戦闘yが続いている。 ダマス近郊のal telの町ではモスク(fatima al zaharahと言う名前なので、シーア派のものか)の前で、車爆弾が爆発し、数10名が死傷した。 ・同じくダマス郊外のdumaでは住民多数が政府軍の虐殺に抗議の行進をした。 ・ダマス郊外のal hamreetでは政府軍、ヒズボッラー、イラン兵が過去5日間以12回攻略を試みた ・ダラアでも政府軍、ヒズボッラーと反政府運との戦いが続いている。 ・ホムス近郊のal shir山地では政府軍とISの戦闘が続いている。 ・ホムス近郊の別の地域では政府軍と反政府軍との戦闘も続い

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    terazzo 2015/02/14
  • 中東の窓 : ヌスラ戦線の国家樹立の可能性(シリア)

    ヌスラ戦線の国家樹立の可能性(シリア) 2015年02月07日 20:03 アルカエダテロ シリア内戦で活躍している?イスラム過激派には、あのISの他にヌスラ戦線(こちらは未だにアルカイダに忠誠を誓っている)がありますが(その他にどうやらkhorasan というこれまたアルカイダ系とおぼしき組織もあるようだが、その実態は不明)、ヌスラ戦線はISとも戦いながら、他の反政府軍、政府軍に対して、攻撃を仕掛け、その地歩を少しづつ広げているようです。 このヌスラ戦線についてal arbiya net は、彼らがISの向こうを張って、独自の国家の樹立を宣言する可能性があるが、彼らはISと同様に危険であると警告しています。 真偽のほどは不明ですが、取り敢えず記事の要点のみ ヌスラ戦線は自らの支配するシリア北部のイドリブ及びアレッポの一部で、小侯国、または小独立国を樹立し、それを基礎に北部シリアで自分たち

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    terazzo 2015/02/08
  • 中東の窓 : シリア、ISを巡る米トルコ等の思惑

    シリア、ISを巡る米トルコ等の思惑 2014年10月07日 20:55 アメリカの外交政策トルコ シリアとISを巡る米、トルコ、クルド、湾岸諸国等の関係は極めて錯綜しており、私のように片手間でフォローしている者には、とてもついていけない感じがしますが、取り敢えずのところ頭の整理としてとりまとめてみたところ、次のようなところです。 矢張り相当雑な分析ですが、それでも今後ともシリア、イラク地域の不安定が長続きしそうな感じが強くします。 ・バイデン副大統領が、トルコと湾岸諸国がISへの資金提供、人員のリクルートとその越境を大目に見ていたと発言し、トルコとUAEの抗議で謝罪に追い込まれたことは先に報告しましたが、どうもこの発言は不注意であったが、米政権の音(もっと悪意の目で見れば、謝罪覚悟で副大統領がこの様な発言をして、米国の不満の強さを示した可能性もある)が漏れたのではないかと思われる。 ・他

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    terazzo 2014/10/08
  • 中東の窓 : もう一つの天然ガス施設襲撃計画(アルジェリア)

    もう一つの天然ガス施設襲撃計画(アルジェリア) 2013年01月27日 15:40 アルジェリアアルカエダ 他のアラビア語メディア等では報じていないので、真偽のほどは不明ですが、26日付のal arabiya net はアルジェリア治安当局が、もう一つの天然ガス施設に対するテロ攻撃を未然に阻止したと報じています。 記事によると、このニュースはアルジェリア治安筋が地元紙al bilad に伝えたもので、それによると先日のIn Amenas ガス田攻撃した血盟団のmokhtar belmokhtar が、アルジェリア最大のガス田Hassi R'mel (wikipedia によると、首都から550km南のサハラ砂漠にあるアルジェリア最大のガス田で、世界でも最大級のガス田の由)を攻撃する計画を有していたが、In Amenas で逮捕された3人のテロリストの供述から、アルジェリア当局がIn Ame

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    terazzo 2013/01/27
  • 中東の窓 : トルコのシリアへの電力供給問題

    トルコのシリアへの電力供給問題 2012年06月29日 16:41 トルコシリア シリアのトルコ機撃墜事件については、トルコ及びNATOの強硬発言と国境への対空ミサイル部隊の配備と云う「警告」の形で、取りあえず一件落着かと思っていましたら、トルコはどうやらシリアに対する何らかの制裁を検討している模様で、電力の供給停止がその一つのようです。 これは、29日付のhurriyet netが、トルコのエネルギー大臣の発言して伝えるところで、記事によると同大臣はトルコがシリアに売却している電力は約20億kwhで、それはシリアの電力需要の7%程度、トルコの供給力の1%程度の話なので、技術的な問題ではなく、対シリア制裁の一環としてエルドアン首相が、どう政治的な判断をするかと云う政治問題であると語ったとのことです。 記事の要点は以上で、これまでトルコがシリアの電力需要の7%もの電力を供給してきたことは知り

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    terazzo 2012/06/29
  • 中東の窓 : スーダンと南スーダンの戦争?

    スーダンと南スーダンの戦争? 2012年02月04日 15:38 スーダン南スーダン 3日または4日づkのアラビア語のメディアのネットは、スーダンのバシール大統領が3日スーダンTVに対して、スーダンと南スーダンは戦争に近付きつつあると語ったと大きく報じています。 南スーダンが昨年7月だったかに独立して直ぐから、同国とスーダンは国境の線引き(abiyet 地区は係争地域になっている)、民族・宗派的少数者の問題(特に南スーダン側についていたが、独立後スーダン側に編入されたもの取り扱い)等を巡って、対立していましたが、それらにも増しての対立h石油の分配をめぐってでした。 両国の油田の大半は南スーダン領にありますが、その積み出しはスーダン領の紅海(ポートスーダン港)から行われ、パイプラインがスーダン領を通るので、その通過料をどうするかで両国政府が交渉してきたが、全く意見の一致を見ずに南スーダン政府

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    terazzo 2012/02/04
  • 中東の窓 : ザワヒリのアルカイダ指導者就任(アラビア語紙の論説)

    ザワヒリのアルカイダ指導者就任(アラビア語紙の論説) 2011年06月17日 10:32 イスラムアルカエダ 日の新聞も随分大きくアイマン・ザワヒリのアルカイダ指導者就任を報じていますが(日の首相の就任が海外でこの5分の1も報じられたら良いな、とつくづく思いました!)、16日付のal qods al arbi net の記事は、その就任に関する論説を掲載しています。 その論説はザワヒリの就任は当然予測されていた所で、その知的、組織的能力とイスラルに対する憎しみで、今後のアルカイダの動向には十分警戒すべきであると論じていて、従来彼は資産家でもなく、カリスマもないとしてその資質に疑問を投げかける議論が多かったことに対するアンチテーゼを投げかけています。 興味ありと思うので要点のみ ザワヒリの就任が時間がかかったが、これはアルカイダの内部に意見の差があったと言うことではなく、たんに物理的な制

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    terazzo 2011/06/17
  • 中東の窓 : モロッコの抗議運動(24日)

    モロッコの抗議運動(24日) 2011年04月25日 20:08 モロッコ モロッコでは先に国王が改革を約束して事態が沈静化するかと思っていましたが、25日付のal jazeerah net の記事によると、24日モロッコ各地で大規模な抗議運動が行われたとのことです。 記事によると、全国100の町村で抗議のデモが行われ、首都ラバトでは約10万人が下町を中心にデモ行進をしたtのことです。その他主なところでは、カサブランカ、マラキシュ、フェズ等でも抗議デモがあったとのことです。 但し、抗議者の要求には政府の退陣、議会解散、政治犯の釈放、腐敗者の裁判、憲法改正等の種々のものがあったとのことです。 また、この日の抗議運動にはサラフィー主義者(ムハンマドの時代に帰れとの保守主義者。往々にしてイスラム過激派と区別の付かない行動をする)が組織として初めて参加した由にて、彼らの仲間の釈放及び情報機関員の裁

    terazzo
    terazzo 2011/04/26
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